鋼鉄の歯車の使い魔~転生したのはいいけど・・・これ!?~ 作:零城
カンカンカン・・・
「起きなさい・・・」
・・・うう、うるさいな
昨日、訓練が思いのほか楽しかったから夜遅くまでやっていてようやく寝たのが深夜の三時なんだぞ・・・
「起きなさい!」
アーク「・・・あと三時間寝かして」むにゃむにゃ・・・
「・・・・すぅ~~~~~~~
起きなさぁぁぁぁぁぁい!!(パコン!!)」
アーク「いったぁぁぁぁ!?」
目を覚ますとそこにはどこからか持ってきたんであろう箒を片手にご機嫌斜めな自分の主人が立っていた
アーク「あ、おはようアリス・・・」
アリス「いつまで寝てるの寝坊助!!早くしないと授業が始まっちゃうじゃない!?」
アーク「え、悪い・・・寝坊したわ・・・でもご飯は?」
アリス「私はどっかの寝坊助さんが寝ている間に済ませました!!あなたの分はありません!!」
ウソン・・・
アリス「いいから、行くよ!!」
~とある教室~
先生「・・・遅いですね、アリス様・・・もう間もなく授業が始まるんですが・・・」
クロエ「先生、もう初めてもいいのでは?」
「そうですよ!皇族なのに遅れるのが悪いので!!」
「そうだ!そうだ!無能だからこういうのもわかないんだろう!!」
ガチャ、バタン!!
アリス「はぁはぁ・・・あ、アリス・フォン・アーハム・・・遅刻しました・・・申し訳ございません」
教室の扉を勢いよく開けたのはアリスと遅刻の原因になったアークが来た
先生「アリス様・・・今後から・・・気を付けるように・・・」
アリス「・・・はい・・・ほら!あんたも!」
アーク「( ˘ω˘ )zzZ眠し・・・」
アリス「・・・お!き!な!さ!い!」
アーク「おう!?ちょい!?やめて!?カメラ部分をひねならいで!?」
先生「何をしているんですか・・・・・早く、席に」
怒られしぶしぶと席に着くアリスと眠そうにふらふらとついていくその使い魔
先生「・・・さてと皆さん集まりましたね。まずは皆さん入学おめでとうございます、ようこそ魔法学園へ!・・・あなたたちは来るべき魔王軍の侵略から国民、世界を守るためにアーハム帝国の帝国民として頑張ってください!・・・それでは出席番号一番から自己紹介をお願いします」
「はい!・・・私の名前は・・・・」
こうしてみんなで自己紹介と召喚した使い魔の名前などを言った
クロエ「では、次に私ね?ふふ♪クロエ・フォン・アーハムよ♪みんなは知っていると思うけどこの帝国の第一皇女よ。それでこっちのワイバーンは「レオ」よ?・・・ほらレオ皆に挨拶を」
レオ「きゅる~!」
へぇ~、あれがワイバーンか・・・
あとで調べてわかったがこの世界のワイバーンとドラゴンの違いはワイバーンが飛ぶのに特化していてドラゴンが種族によって分かれるが各属性のブレスを吐けるらしい
「おお!さすがクロエ様!なんと素晴らしい使い魔を!」
「やはりクロエ様は天才だからこれほどの使い魔を召喚するのもたやすいんでしょう!」
「どこかの無能とは違ってすごい!」
先生「・・・では最後にアリス様、お願いします」
アリス「はい・・・第二皇女アリス・フォン・アーハムです。クロエ姉さまの妹です。今後よろしくお願いします・・・ほら、あんたも!!」
アーク「え、また言うの?・・・はい、え~と・・・アリスの使い魔のアークです。・・・今はこんな体になっていますが元は別世界の人間です・・・よろしくお願いします」
シーン
・・・あれ?意外と無反応だな?
・・・ぷっ
ぶははははははは!!
静かだった教室が笑いに包まれた
「べ、別世界って何を言っているんだこの騎士は!?」
「どこか壊れているんじゃいかこのゴーレムは!」
「しかも人間って!アリス様にお似合いですぞ!!」
アーク「・・・ひでえなこれ・・・あと、ゴーレムじゃない」
パンパン!!
先生「はいはい!!お静かに!・・・では皆さん自己紹介終わりましたね?・・・皆さん先日集まっていただいたグランドにお集まりをください」
そう言われみんな席を立ちグランドに向かった
ギュインギュインギュイン
先生「はい、皆さん集まりましたね?・・・では、皆さんあそこにある的に向かって好きな魔法を打ってください」
そこには俺たちから20mくらい離れたところに的があった
どうやらそこに向かって魔法を与えるらしい
「では私から!”天よ!その怒りを我が手に!「サンダーストライク」!!」
最初に名乗りを上げたのは俺をゴーレム呼びしたエルフで魔法を唱えると手に電気が集まり投げると的に向かっていき爆発した
すげぇな・・・アレが魔法か・・・どういう原理何だ?
先生「ふむ、上出来ですね!・・・ではクロエ様お願いします!」
クロエ「はい♪”豪華のよ!そして業火よ!我が敵をすべて焼き尽くせ!「インフェルノ」!”」
ドゴォォォォォォン!!
アリスの姉であるクロエが唱えると車のタイヤ一個サイズの火球ができ投げると的は焼失した
・・・これが皇族か。大体、威力はRPG-7くらいで速度は時速20kmくらいか?
周りでは褒めるもの称えるものはいた
先生「こ、これが皇族の力・・・すごい・・・では、最後にアリス様お願いします」
アリス「・・・はい」
アリスが呼ばれた瞬間・・・・
「おい、来たぞ無能だ」
「どんな芸を見せてくれるんだろうな」
「おい!泣き虫!失敗するんじゃねえぞ!」
陰口をたたくもの、大人数をいいことに暴言を吐くものが現れた
先生「お静かに!・・・失礼しました、ではどうぞ」
アリス「・・・はい。”氷天の槍よ!今こそこの地へ降り注げ!「アイスニードル」!”」
アリスが唱えると手の中が輝きだし呪文のとうりに降り注ぐ・・・
コツン
・・・こともなかった
出たのは一本しかも爪楊枝サイズの氷のかけらで高速に飛んでいくこともなく的に刺さらずにあたって転がってしまった
・・・確かにこれでみんながアリスをバカにするのもわかるな
皇族にしてはおかしすぎるな
「「「「「「ぶははははははは!!」」」」」」
「ああ!やっぱりこうなるか!」
「演技は終わりましたか!?」
「無理しなくていいんですよ!」
グランド中に笑いがでた、それも嘲笑するほうの
先生「静粛に!!・・・申し訳ございませんアリス様・・・私、別の国から来たので・・・知りませんでした・・・」
アリス「いえ、いいんです・・・私が無能なのが悪いので・・・」
先生「・・・本当に申し訳ございません。・・・では、次に行きますよ!」
魔法演習が終わり次に訪れたのはちょっとした牧場のようなものだった
コーラス「ようこそ、使い魔用訓練所へ!担当官のコーラス・シリアスだ!早速だが皆が召喚した使い魔の力を軽くだが見せてくれ!!」
・・・おう、いきなりだな
どうやら、現状の使い魔の実力をみて主人に使い魔の改善点や注意点の言うためらしい
目標はここからすぐそこに鎧のついたマネキンみたいなのがあってそれに破壊するまでの時間と破壊具合をみるそうだ
んで、皆それぞれの使い魔にその鎧に向けて破壊するよう命令を出すが・・・
ガコン!!
コーラス「そこまで!!ふ~む、やはり召喚したてだから命令もぎこちないし使い魔自体も幼体がほとんどだしな・・・」
どうやら召喚魔法で出てくる使い魔は大体が幼体でたまに成体が出るくらいの確率なのでみんなの従えている使い魔のほとんどが幼体だ
しかし、それが召喚魔法の当たり前でそこから成体に成長すると一緒に強くなるっということだ
しかし・・・
クロエ「行きなさい!レオ!」
レオ「きゅるー!」
クロエの使い魔であるワイバーンのレオは鎧に向かって突進し爪と尻尾で攻撃し止めと持ち前の翼を広げマネキンを掴み上げ、高く飛び急降下と同時に離して鎧をぺしゃんこにした
コーラス「さすがクロエ様の使い魔!主人も素晴らしかったら使い魔も素晴らしい!・・・では最後にアリス様の使い魔・・・アーク!」
お?呼ばれたか?
「先生!やる必要がないとおもいまーす!」
「そうですよ!無能が召喚した使い魔なんて使えるわけありませんって!」
「それにゴーレムですよ!囮にしか使えませんって!」
・・・おう、外野うるさいぞ
あと、俺はゴーレムじゃない
コーラス「いやぁ、それだったらみんな不公平だろ?・・・これからみんな仲良くなるから知っておかないとな!!」
ガハハハッ!!って笑っているけどあの顔・・・ただ単にアリスの召喚した使い魔のへっぽこ度を見たいっていう顔してんぞ・・・
アーク「・・・なぁ、主人・・・なんでみんなゴーレムをバカにするようなことを言うんだ?」
アリス「・・・ゴーレムってね召喚しなくても普通に土魔法で作れるのよ・・・しかし、燃費が悪くてしかも大量の魔力を流し込まないと人間みたいに動かないのよ・・・精々、属性付きのゴーレムで当たり枠で普通のゴーレムだったらせめて盾か囮にしか使えないわ・・・」
アーク「え、この世界のゴーレム不遇やん・・・俺のイメージだったら割と脅威になるイメージがあるんだが・・・」
アリス「はぁ・・・これでわかったでしょ・・・すみません、コーラスさん・・・使い魔の確認は辞退してよろしいでしょうか?」
コーラス「それは、困りますよぉ・・・ほら、せっかく皆が楽しみに見ているんですよ?」
・・・いや、それはただアリスのだからって意味でだろ
はぁ、仕方ない・・・
アリス「し、しかし・・・「やります」・・・え、アーク?」
アーク「やりますよ・・・どうせ、やらないと帰れなさそうだし」
コーラス「おお!やってくれるか!喋れるゴーレム君!ささ!見せてくれ!」
アーク「あいよ」
アリス「やめなさいアーク!・・・無理しなくていいのよ」
アーク「・・・おいおい、もうあきらめるのか?」
アリス「諦めるわよ・・・だってあなたゴーレムだし」
アーク「・・・アリス・・・俺がいた世界だけど、とある有名な(ある意味で)偉人が残した名言があるんだ・・・
「諦めたらそこで試合終了ですよ」
ってな!!・・・だからさ、皆に流されるんじゃなくてたまには諦めずに頑張ってみたら?」
アリス「・・・アーク」
アーク「あと、そんな主人に忠告だ・・・
アリス「ど、どういうことよ?・・・・あ!ちょっと待ちなさい!!」
主人の言葉に耳を貸さずに前に出る
「おい!あのゴーレムが出てきたぞ!」
「なーんだ、もう土に帰ったっと思ったんになー」
うるさいなぁ、周り・・・さてと、目標はっと・・・・おい、まて・・・なんか
先生「コーラスさん!どういうことですか!?・・・なんで
コーラス「いやぁ・・・
先生「どこでそれを!?」
・・・おうおう、この体になったからかわからんけど先生たちの小さい声が鮮明に聞こえるわ
まぁ、いいか・・・んな奴らの度肝を抜く奴を見せてやんよ!!
・・・私の使い魔であるゴーレム?のアークが主人の止めを聞かずにスタート地点につき準備した
コーラス「それでは試験開始!!」
スタートの合図が鳴った・・・しかし、その瞬間・・・
キュルルルル・・・・
ズドォォォォォォォォォォォォォォォ!!
突如、雷鳴に似た音が鳴り響いた
一応、アークに言われたとうりに耳はふさいで置いたけどそれでもすごい音が鳴り目標では土が舞っていた
霧が晴れるとそこには・・・
アーク「う~ん?まぁ、最初にしては上出来かな?・・・でも、やっぱりすぐに貫通できるわけではなく何秒間かあて続けないといけないかぁ・・・」
・・・と、
「な、なんだったんだ今のは?」
「魔法か?」
「でも、魔力は感じなかったぞ!」
っと周りから疑問と驚愕の声がでて中には「手品だろう」というものもあらわれた
コーラス「・・・うそだろ・・・ドラゴンの幼体でも壊すのにかなり時間がかかるのにそれをたった5秒で・・・な、なぁ!そこのゴーレム!!お前っていったい何者だ?」
アーク「なにって・・・ただの
コーラス「二足歩行兵器・・・」
アーク「さてといいかもう?・・・早く倉庫に戻って寝たいんだ・・・」
先生「あ!で、では皆さん!今日はお疲れさまでした!寮へ戻っていいですよ!」
あーようやく帰れる我が家(ボロ倉庫)に
そう思い主人と一緒に帰ろうとするが・・・
アーク「・・・なにしてんだよ」
アリス「な、なにって・・・あなたがあんな攻撃をするからこ、腰を抜かしたのよ!」
アーク「・・ったく、何してんだよ・・・ほら」
アリス「え?・・・・・きゃ!?」
腰を抜かして立てないそうなのでアリスを掴みお姫様抱っこの要領で抱える
アリス「え!?ちょっと!?なによ急に!?」
アーク「ほいほい、舌噛むなよ~」
アリス「え、それってどういう(ギュィィィィィィィィィィ!!)・・・きゃ!?」
アリスを抱えた後(早く寝たいので)ダッシュモードで寮まで帰る
「おい!あのゴーレム速いぞ!」
「いいなぁ・・・私の使い魔もアレくらい速かったらなぁ」
アリス「すごい!すごい!アーク!あんた見た目の割にはすごいじゃない!!」
アーク「見た目の割には、は余計だ」
こうしてアリスが笑いながら寮に送ったあと倉庫に戻って寝た
アリス(私の使い魔って意外とすごいじゃない・・・私って意外と才能があるかも!!・・・・・・今度、またあの移動頼もうかな・・・風気持ちよかったし)
どうも、今回出た魔法の呪文を考えてたら昔の黒歴史が蘇りそうになった零城です
次回は・・・まったく何も考えてないのでちょっとかかります
そろそろ主人公の次の開発で手に入れるものを決めたいけど・・・どれがいい?
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戦車
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戦闘ヘリ
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なんかの武器
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作者に任せる