鋼鉄の歯車の使い魔~転生したのはいいけど・・・これ!?~   作:零城

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ありがとうございます!!


七十九発目 決闘と言うの名のデジャブ

アーク「……はぁ、メンドクサイ」

 

アリス「我慢しなさいよ、あの子ああいってるけど根っこは良い子なのよ?」

 

あの後、レイチェルから決闘を申し込まれその場ですぐ試合開始!! ってことはなかった。

さすがにアリスたちが授業があるので昼休みに戦うことになった。

しかも、決闘には条件を突きつけられて

「な(・)ん(・)か(・)鉄(・)の(・)矢(・)じ(・)り(・)が(・)出(・)る(・)奴(・)((・)銃(・)の(・)こ(・)と(・))(・)を(・)使(・)用(・)し(・)て(・)は(・)い(・)け(・)な(・)い(・)」

っというものだった。

まぁ、あっちは剣士で剣で戦ってくるのにこちらが銃で戦うなんて流石に可哀そうだなって思ったのでコレは承諾した。

んで、そのあとどうせ見た感じプライド高い奴かなって思って妨害に警戒したんだが……来なかった。

 

アーク「シン・カーニバルみたいにズルするやつかなって備えていたんだが……本当に騎士の名に懸けて戦うんだな」

 

アリス「でしょ!でしょ! 私の自慢の妹だから!!」

 

アーク「……今から使い魔が戦いに行くのに心配しないんですか?」

 

アリス「大丈夫でしょ!! だって、私(・)の(・)自(・)慢(・)の(・)使(・)い(・)魔(・)なんだから!!」

 

アーク「えぇぇ……」

 

ちょっとくらい心配してくれよ。

まぁ、負ける気などさらさらないんだがな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして時間は過ぎ昼休み

……のグランド

 

アーク「いや、多いな!?」

 

グランドの周りにはなぜか生徒が集まっていた。

皆、視線はグランドの中心に注がれており……しかも、祭りみたいに賑やかだ。

え、まさかあの第三皇女が呼んだのか!?

 

賑やかな空間の中、グランドの中心には例の第三皇女が佇んでおりアークを待っていた。

とりあえず約束を守るため彼女の元に向かうが

 

「あ! 来たぞ!!」

「どっちが勝つかな?」

「やっぱ、死神だろ!!」

「いやいや、確か条件があったからレイチェル様にも勝機はあるぞ!!」

 

アーク「……なんかの祭りかよ」

 

とりま、今回の決闘の申し込みをしてきた奴の元に向かう。

 

アーク「おい、これってお前か?」

 

レイチェル「はぁ!? そんなわけありません!! あなたがやったんでしょう!! 私が負けたら醜態をさらすように仕向けたんでしょ!!」

 

アーク「しねぇわ!! 俺はそんな最低な奴じゃねぇわ!!」

 

レイチェル「私だって騎士なんですからそんなことしませんよ!!」

 

はぁ……結局なんで集まったんだよ?

観戦か?

 

レイチェル「まぁ、良いでしょう……こんなしょうもない小細工に反応するのは騎士として恥です。私は正々堂々と正面から挑むので!! 今のうちだったら降伏は受け取りますよ?」

 

アーク「やなこった。俺は主人に危険がせまったら身を挺して防いで滅ぼすだけだ」

 

レイチェル「そう……なら、この剣であなたを倒して降伏させるだけです!!」

 

そういい、腰から直剣を抜き取り構える。

どっかの自業自得野郎(シン・カーニバル)みたいな芝居かかっているのとは違い、洗練された動きに見惚れてしまう。

 

レイチェル「我の名はレイチェル・フォン・アーハム!! 魔剣士としてアーハム家の名に懸けて貴様を倒す!!」

 

アーク「おう、んじゃ試合開始と行くか?」

 

レイチェル「……あなたも名乗りなさいよ」

 

アーク「は? なんでだよ?」

 

レイチェル「だって不公平じゃない。こちらは名乗ってあんたは名乗らずに戦うなんて? まさか名乗れないほどの戦闘狂かしら?」

 

アーク「……それは失礼なことをしたな。俺の名前はアーク」

 

レイチェル「では……参ります!!」

 

アーク「え、ちょっと待って?」

 

レイチェル「何ですか? 今ごろ泣きつく気ですか?」

 

 

 

アーク「俺、素手?」

 

 

 

レイチェル「そりゃぁ……ねぇ?」

 

レイチェルは剣を持っているが俺は素手なのである。

 

レイチェル「男なら素手でも大丈夫……でしょ!!」

 

するとレイチェルは身を屈んで足に力を入れ……

 

 

 

レイチェル「はぁあ!!」

 

 

 

アーク「嘘だろ!?」

 

レイチェルが剣を振りかぶり迫った来るが一歩引いて間合いから遠ざかる。

だが、流石剣術を学んだ騎士……避けられたのを確認するとさらに一歩踏み込んで追撃してくる。

右から迫ってくる剣先を首をひねり頬を掠めていく。

 

 

ザァン!!

 

 

アーク「っぶねぇ……っへ、確かエルフって運動が苦手らしいからそんな大したことはないだろうって思っていたが……なんだよぉ、結構動けんじゃねえか」

 

レイチェル「あなたも見た目の割には動けるんですね。どう見ても女性なのに」

 

アーク「うっせ!! 俺は男じゃ!!」

 

一歩踏み込み、右足を軸にして回し蹴りを打ち込みが

 

レイチェル(……ッス)

 

アーク「どわ!?」

 

気絶目的でレイチェルの脇腹目掛けて蹴ろうとするが剣を下に下げられ刀身で蹴りを受け止めようとする。

何とかギリギリで止められた。

今の俺の体は人間と全く同じなので足が刀身に触れた瞬間、グッバイとなる。

……くそ、分が悪いな。

こうなるんだったら足に装甲でも纏えば良かった。

 

アーク「ナイフは……あ、でも使うなって言われているんだっけ」

 

何やってんだ俺

これって自分で自分を苦しめた結果やん

 

レイチェル「はぁ!!」

 

アーク「おっと!!」

 

だが、そんなことを考える暇はあちらには与えないらしく次々と斬撃を与えてくる。

 

アーク(次は……下か!!)

 

次々と斬撃が来るが落ち着いて呼吸し一歩ずつ後ろに下がりながら避ける。

 

レイチェル「はぁはぁ……なんでさっきから避けてばっかりいるんですか!! 男なら攻めて来なさい!!」

 

アーク「はぁはぁ…む、無理があるね!? そっちは剣でこっちは素手だぞ!?」

 

呼吸を整えながら次の攻撃に備える。

ヤバいな……これジリ貧だぞ。

こっちは決め手……って言うか近づいて体の一部でもつかめればCQCできるんだが……まぁ、それが無いに対してあっちはある。

 

レイチェル「……仕方ありません、こんな例の攻撃(銃のこと)がないと何もできない奴程度に使うのは癪ですが……早く降伏してほしいので」

 

アーク「お? なんだ? まさか、奥の手とかあるのか?」

 

レイチェル「歌う死神……これがあなたが最後に見る景色です。”煉獄の刃よ、天を裂き地を割れ「フレイムスラッシュ」”!!」

 

すると、

 

 

ボウゥ……

 

 

レイチェルの持っていた剣の刀身が燃え出した。

 

アーク「……付与魔法?」

 

レイチェル「あら? あんたみたいな人間でも少しは魔法について勉強しているみたいね?」

 

ここで普通の攻撃魔法と武器の付与魔法の違いを説明しよう。

攻撃魔法は遠距離戦に特化していて遠くにいる敵には強いが近距離にいる敵にはめっぽう弱い。

逆に武器の付与魔法はその逆で接近戦の敵なら強いが遠くにいる敵には弱い。

だが、他にも攻撃魔法にはない能力がある。

それは「継続戦闘ができる」というものだ。

攻撃魔法は一度唱えた魔法は魔力を流し続けることで発動するが一度でも魔力を切ると再使用する際にはまた魔法を演唱しないといけない。

だが、この付与魔法だと《一々演唱しなくてもいい》のだ

これはこの世界特有の現象で「付与している得物に魔力をストックすることができる」のである。

なので、一度付与してしまえば破壊または上書きさえされなければ魔力を流すだけで剣に炎を纏わらせることだってできる。

しかし、もちろん弱点があり「射程が刀身まで」と「遠距離戦が不向き」であることだ。

前者は当たり前だが後者は不向きであってできないというわけではない(一応、刀身に魔力を集め思いっきり振れば斬圧みたいに波動が出せるが燃費が悪い)

 

アーク(あれが武器の方の付与魔法……さて、どんな感じで来るんd(ズドォォォォォォォォォォン!!)」

 

警戒しようとしたが気が付いたときには地面に転がっていた。

 

アーク「がは!?」

 

レイチェル「あ、やりすぎた」

 

 

何が起きた!?

確か、一瞬灼熱の風と痛みが……

 

地面に腕を立て起き上がる。

所々、スーツが爆風で燃え穴が開いて血が出ていた。

 

アーク「なんだよこれ……ゼロ距離でロケランでも撃ったのかよ」

 

レイチェル「……殺したっと思ったのにまさか生きているなんて……普通なら体がバラバラになっててもいいのに」

 

アーク「けほけほ……容赦ないなぁ……」

 

たかが付与魔法って思っていたが……そういえばコイツ、アリスの妹で皇族か

なら、膨大な魔力で威力を底上げしているのか。

 

レイチェル「あなたに慈悲など無いんで……ア(・)リ(・)ス(・)お(・)姉(・)様(・)は(・)私(・)で(・)十(・)分(・)で(・)す(・)。(・)あ(・)な(・)た(・)は(・)も(・)う(・)お(・)役(・)御(・)免(・)で(・)す(・)」

 

アーク「っへ、ガキが何言ってんだよ。お前でいいなら俺でもいいだろ」

 

レイチェル「そう……なら、今ここであなたを消すわ」

 

剣を掲げ魔力を高めていく

その証拠に刀身が赤く燃え上がっていく。

 

アーク「……っち、休憩はなしか」

 

レイチェル「……ま、その前に最後のチャンスを上げるわ……とっとと降伏しなさい」

 

アーク「……」

 

レイチェル「あら? もしかして、もう考えるほどの知性も失ったのですか?」

 

アーク「あ~……なぁ、一つ質問いいか?」

 

レイチェル「いいわよ?」

 

 

 

アーク「なんでそこまで俺に降伏を促すんだ?」

 

 

 

 

レイチェル「……はい?」

 

アーク「あ、いや……少し不思議に思ってな。アリスから俺を引きはがすなら俺を殺せば済む話なんだが……なんで降伏を促し続けるんだ?」

 

レイチェル「……こんな公共の場で血をぶちまけるようなことはしたくないので」

 

……と言ってはいるが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ、実際は違うのである。

 

レイチェル(おかしいわね……なんか、思ってた展開と違うわ……)

 

読者諸君も「なんでコイツ、アークを降伏ばかりさせるんだ?」っと思っているであろう。

率直に言おう……「彼女はただの脳筋(おバカ)」なのである。

本来なら

1,「決闘じゃおめぇ!!」「やってやろうじゃねぇか!!」

  ↓

2,「死ねぇぇぇぇ!!」「はぁぁぁぁぁぁ!!」

  ↓

3,「ふ、やんじゃねぇか」「お前もな」

  ↓

4,「なぁ、今度から兄弟って呼んでいいか?」「おう、いいぜブラザー?」

  ↓

5,「っへ、前からちゃんと言おうと正直に言おうっと思ってたんだがな……」「やめろ、待ってくれ兄貴ィィィィィ!!」「ありがとな……弟よ」

 

ってな感じの展開を予想してアークに挑んだのだが全く違う展開になっていった。

まぁ、アークは戦いのほとんどを銃に頼っていてCQCもできるがリーチ的な問題でできないのだ。

結論から言うと「レイチェルは別に殺しなど求めておらずぶっちゃけアークと友達になりたいだけ」なのだ。

アリスから引きはがそうとするのは本当だが、殺すわけではなく逆に「姉のアリスのために戦ってくれてありがとうと感謝したい」のだ。

あと、糞ヤバい奴でもあるアークがいるおかげで他国からのいちゃもんが少なくなっている。

だが、やり方が不味かった。

程よく(?)お互いを傷つけあってから降伏させそこから友情を結ぼうと上記のようになるはずなのだがアークは防戦一方でレイチェルがワンサイドゲームになってしまっているのにレイチェルは気が付いていない。

レイチェルは正義感とプライドが高く……そして、不器用なのだ。

魔剣士になろうと外国の騎士学校に入ったが……ほとんどの騎士はプライドが高く、脳筋なので考えて動くより体が勝手に先に出てしまうのだ。

騎士学校にいた見習騎士たちも上記の方法で友達(という名の舎弟)を組んだ。

もちろん、プリンセス(?)のレイチェルも揉まれてしまい同じやり方で数年間過ごした。

……なので今回も同じやり方でやろうとしたが失敗しているのである(当たり前だろ)

 

レイチェル「……本当に降伏しないんですか?」

 

アーク「しないね!! 俺はアリスの隣にいたいんでな!!」

 

レイチェル「そうですか……なら、”光の聖霊よ、その光で闇を追いかけたまえ「シャイニングウェーブ」”!!」

 

アーク「ッ!!」

 

(流石に殺すのは問題なので)別の付与魔法を唱える。

すると、刀身に光が集まりだし……鞭のようになった。

 

レイチェル「ッハ!!」

 

 

ブォォォン!!

 

 

すごく宇宙の騎士たちが使うライトなセーバーな音を立てながらレイチェルは鞭となった得物を振るう。

 

アーク(鞭になったのなら!!)

 

剣とは違い変則的に動いて読みずらいが超至近距離なら少しは安全なのでCQCができる

だが

 

 

ザァァァン!!

 

 

アーク「くそ!!」

 

レイチェルもそのことは知っているんだろうかまるで体操選手みたいに体を曲げたりして避け、そして攻撃してくる。

その攻撃のせいでギリギリで直撃は逃れれたが胸部を切れられてしまったが服だけ切られてしまった。

 

アーク(攻守どちらもできしかも魔法も使える……なるほど、これが魔剣士か)

 

レイチェル「しぶといですね……そのオーク並みに生き残る能力は一周回って褒めますよ」

 

アーク「全く嬉しくないけどな!!」

 

レイチェルが嵐のように剣を振って来るがギリギリのところで避け続ける。

だが、手数が異常なほど多い……なので

 

 

ザシュ!!

 

 

アーク「う!?」

 

徐々に処理しきれなくなり腕や足に切り傷ができていく。

さらに痛みが走ったせいで集中が切れてしまい倍に切られてその場に崩れてしまい荒い呼吸になってしまう。

 

アーク「か…はぁ……はぁ……」

 

レイチェル「詰みです(チェックメイト)!!」

 

優雅に剣をアークに向け、ドヤ顔をする。

 

アーク(なんかウザいな……ドヤ顔)

 

レイチェル「私をここまで力を使わせるなんて……私の騎士学校の同級生でもあまり居ませんでしたよ。しかも、素手で」

 

アーク「っへ……そうかよ」

 

レイチェル「なので、降伏しなさい」

 

アーク「やなこった。俺はアリスとずっと一緒にいるっていう約束をしたんでな」

 

レイチェル「え、いいなぁ(羨)……しかし、貴方の負けですので早く降伏を」

 

アーク「おいおい? 誰が負けを認めた?」

 

レイチェル「……まさか、まだやるんですか?」

 

アーク「おう、第二ラウンドっと行こうじゃないか」

 

レイチェル「……何度やっても同じことです」

 

アーク「ああ、安心しろ。もう昼休みの時間がないからど(・)ち(・)ら(・)か(・)が(・)一(・)回(・)で(・)も(・)傷(・)を(・)与(・)え(・)た(・)ら(・)勝(・)ち(・)ってのは?」

 

レイチェル「それは私のほうが有利ですよ?」

 

アーク「いや、何なら宣言しよう……君(・)は(・)こ(・)の(・)後(・)す(・)ぐ(・)に(・)負(・)け(・)る(・)」

 

レイチェル「……どこからそんな根拠が出たんですか?」

 

アーク「ようやくあんたの動きを学習(ラーニング)することができた」

 

レイチェル「へぇ…‥ならやってみなさいよ!!」

 

アーク(……きた!!)

 

蛇のような動きをしながら迫ってくる光の刃がアークの胴体を傷つく……ことはなかった。

 

 

アーク「I have predicted the conclusion(その結論は予測済みだ)」

 

 

すると世界は暗くなり動きが遅くなった。

使ったのは前にもらった新しい神様特典のやつだ。

 

アーク(……横に30cm……次は縦に25cmジャンプ)

 

今、アークが見えている世界には赤い線がレイチェルの剣から自分に向かっていた。

これは「未来予測線」であり、そこから離れることで攻撃が避けられりるというものだ。

 

アーク(こいつは……使えるな)

 

レイチェル「な!?」

 

レイチェルは驚愕した

先ほどまで的のように当たっていた姉の使い魔が突然、自分の斬撃に避けられるようになった。

しかも見てから避けるのではなく「最(・)初(・)か(・)ら(・)わ(・)か(・)っ(・)て(・)た(・)か(・)の(・)よ(・)う(・)に(・)避(・)け(・)る(・)」のだ。

 

ひょいひょいっと華麗なステップをしながら迫ってくるアーク

 

レイチェル「ッ!! ”煉獄の刃よ、天を裂き地を割れ「フレイムスラッシュ」”!!」

 

焦ったレイチェルは先ほど使った炎系の付与魔法を使って至近距離で爆発を起こそうとする。

あと2歩で腕が捕まりそうな距離までアークが近づいた瞬間

 

 

ズドォォォォォォォォォォォォォォォォン!!

 

 

至近距離で爆発を起こした。

 

レイチェル「……やったか!?」

 

至近距離で大量の土煙が出て見えないが流石に倒しただろう

だが……

 

 

ア“ア“ア“ア“ア“ア“ア“ア”ア”ア”ア”ア”ア”!?!?!??!

 

 

 

レイチェル「っひ!?」

 

後方から巨大な真(・)っ(・)黒(・)な(・)魔(・)力(・)と(・)殺(・)気(・)を感じてしまい、硬直してしまった。

 

アーク「もらった」

 

レイチェル「え、きゃぁ!?」

 

 

バタァァァァァァン!!

 

 

後方から肩を掴まれ地面に倒されてしまった。

 

アーク「止めだ」

 

レイチェル「ッ!?」

 

倒されて頭がクラクラする中、目の前には腕を振り上げたアークがいた。

殴られる未来が見えたので咄嗟に目をつむったが……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペチッ

 

 

レイチェル「あいた!?」

 

やってきた痛みは拳ではなく額にデコピンさえた痛みだった。

 

アーク「はい、俺の勝ち」

 

レイチェル「え? え? え?」

 

アーク「言ったろ? どちらかが一回でも傷ついたら勝ちだって。え? まさか拳でも来るのかと思ってたのか? 残念だが俺にはお嬢ちゃんを殴るような非道なことできないんでね」

 

ふぅ~……よかった勝てて

先ほど、最初にやってきた爆発の付与魔法をしてきたがわかっていたので急ブレーキをかけて止まり土煙に紛れて後方に回り自分の魔力を少しレイチェルに当て硬直したところをCQCするっというものだった。

 

レイチェル「私が……負けた?」

 

アーク「おう、負けだ。ってなわけで俺はアリスと一緒にいるぞ」

 

レイチェル「……なんで手加減したんですか。あの状況だったら自分の身の危険を感じて本性を出すはず」

 

アーク「え、いやだって……本(・)気(・)出(・)し(・)た(・)ら(・)俺(・)が(・)瞬(・)殺(・)で(・)勝(・)つ(・)し(・)女(・)性(・)だ(・)か(・)ら(・)酷(・)い(・)こ(・)と(・)な(・)ん(・)て(・)出(・)来(・)な(・)い(・)か(・)ら(・)?(・)」

 

レイチェル「……はぁ!?」

 

 

 

キーンコーンカーンコーン

 

 

 

アーク「あ、やべチャイム鳴ってしまったな。んじゃ、俺はアリスのところに戻るから!!」

 

レイチェル「あ、こら待ちなさい!!」

 

どういうことだと聞こうとしたがアークは駆け足でアリスのところに戻っていった。

 

レイチェル「……屈辱ですわ」

 

レイチェルは怒った。

まず、女性だからという理由で手加減さえたのと本気を出したら弱いからっという理由だった。

 

レイチェル「しかし……潔白もちゃんと証明した」

 

最初に約束した「銃を使わない」というのも守ったうえで勝ったのだ。

 

レイチェル「……見てなさいアーク!! 今度こそ勝ちますからね!!」

 

あ、そうそうついでに備考したおこう

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女……超がつくほど負けず嫌いなのである




どうもエスニックジョークが最近ハマった零城です
イギリスの飯は不味い

今回なのですが本音を言うとアークの新しい神様特典の活躍を出すためにレイチェルをかませ犬にしただけです
ごめんね、レイチェル
あと今回から話数をわかりやすくするため題名に数を入れました

次回はレイチェルをアークがわからせます

アークが人間からメタルギアに変身する時?

  • ゼロワン風に変身(作者的に一番したい)
  • アイアンマン風に変身
  • アマゾン風に変身
  • ブラッドスターク風に変身
  • てか、ほぼ仮面ライダー風やないけ!!
  • 上記以外(感想にて提案して)
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