鋼鉄の歯車の使い魔~転生したのはいいけど・・・これ!?~ 作:零城
アラガミを喰らう艦息睦月改二 さん(二回来た)
朱色の羊 さん
素人小説書き さん
ヴェノム さん
シャルホスト さん(二回来た)
ヘタレ王子 さん
七瀬ナナシ さん
ありがとうございます!!
??「……ク! ア…ク!! アーク!!」
アーク「う、うん? こ、ここは? あれ? アリス?」
目が覚めるとそこは……どこかの病室だった。
薬品の匂いが鼻を刺し意識を覚醒させるにはちょうど良かった。
ベッドから起き上がり主人の顔を見るとぐしゃぐしゃに泣いていた。
アリス「あ、あーくぅ……よかったぁぁぁぁ……」
アーク「わ、悪い……俺、気を失っていたのか?」
アリス「ぐす……うん、私が増援を読んで来たころには煙だらけで部屋の中でアークが倒れてた」
アーク「そうか……逃げたか」
アリス「わ、私ぃぃぃ……アークが死んじゃったかと思ったぁぁぁぁ!!」
アーク「ご、ごめんって!! 泣くなよ!?」
自分が寝ていたベッドの横にアリスが座っていた
まぁ、その主人は現在また滝のように涙を出しているのだが
アリス「ぐす……今度、またこんなことをしようものなら恨むからね」
アーク「わ、わかったよ」
抱き着きながら訴えてくるアリス
アークの胸の中に大量の涙を出していたが……アークは離そうとはせずしばらくそのままにしてあげた。
アーク「……それでそのあとどうなったんだ?」
アリス「はぁ、すっきりした。えっと……まずね」
そこからアリスが淡々と説明してくれた
アーク「……なるほどねぇ」
まず、謎の襲撃者の対策だ
襲撃者……いや、彼女はいつどこに現れて消えるかわからないので各国は厳戒態勢になるそうだ。
不幸中の幸いかターゲットにしているのは王族や首相などの国のトップだけらしく国民まで狙った無差別ではないそうだ。
そして、それぞれの国で行われる国際交流やパーティーは全て中止、城などにこもり事件が解決するまで謹慎するそうだ。
次に襲撃者に関してだが……これについては現状わかっているのは
・トップしか狙わない(推測)
・銀髪の女性
・アークと同じ能力が使える
っていうぐらいしかわからなかった。
アリス「それにしてもアークと同じ能力を使えるって……」
アーク「こりゃ、面倒ごとが増えてしまったな」
だが、これで世界からは俺の疑いは晴れたはず
後は襲撃者を捕まるだけだ。
アーク「あ、そういえば皇帝陛下は?」
アリス「お父様なら通魔機で帝国と今回のことを報告するのと今後の方針について話すそうよ」
アーク「そうか、なら俺も何か手伝わないとな」
アリス「アークはダメ!! けが人はここに居なさい!!」
アーク「なんでだよ? 別に怪我なんてしてないし元気だぞ?」
アリス「私が来た時に気絶していたのに?」
アーク「……別にいいじゃn「寝 な さ い」…あ、はい」
主人に怒られ大人しく寝ることにした。
ついでにTHIRD-6の弾を補給しておく
現在のポイント 32996
補給
THIRD-6用弾丸 1
合計ポイント 32995
さて、主人に怒られた後大人しく寝るんだが……どうしても襲撃者のことが頭から離れない
アーク「あの顔……どこかで見たことがあるんだよなぁ?」
何とか思い出そうとするが
アーク「……ダメだわ何も思い出せん」
彼女が去る時自分は何かを言ったのを覚えてはいるが何を言ったのかは覚えていない
……だが、彼女に襲われたはずなのにまた会いたいっと思ってしまう。
コンコン
「失礼します。アーク様、お怪我は大丈夫でしょうか?」
寝ていると扉から白い服のシスターが何かいろいろと入ったかごを持って入ってきた
どうやらこの人が看護をしてくれたらしい
アーク「あ、はい。大丈夫です」
「それはよかったです。各国の代表たちが感謝していました」
アーク「……でも警備兵の人たちは助けられませんでした」
「……そんなに自分を責めないでください。あなたがあそこで食い止めてなかったら被害はさらに恐ろしいことに会っていたでしょう」
アーク「……もっと力があればな」
悔しいな
俺がもっと警告しとけば……
「……話は変わりますがもう立てるほどですか?」
アーク「ええ、おかげ様で」
「では、少し失礼します」
すると
パシャ
……なんか急に水を駆けられた
主人に寝てろ言われて横になっている状態で頭に水を駆けられた
アーク「……いじめですか?」
「あ、これは『聖水』です」
アーク「聖水?」
聖水とは文字通り聖なる水のことである。
「聖水はとても貴重な水でそのあたりの井戸からではなく太古の昔からあるミール聖教国の大聖堂本部の地下にある洞窟の最奥にある泉から年に数滴しか湧かない水をさらに洗礼や祈り、加護を授けた水です」
アーク「え、じゃなんで俺にかけたんですか?」
「聖水には魔除けの効果があるんです。実際に魔族は聖水に大変弱く低級の魔族なら掛っただけで体が解けてしまい噂では魔王にも効果的だと学者は予想しているそうです。なので病人の病やけが人の今後の安全を祈るという意味で私たちの国であるミール聖教国は聖水をかける文化があるんです」
なるほど……でも何も言わずにかけるのはやめてほしいぜ
いきなり聖水をかけられた後、丁寧に馴染ませられ自然乾燥で乾かされた。
「当たり前ですけど魔族じゃないんですね」
アーク「そりゃそうですよ」
「……では、あの時感じた黒い魔力は一体?」
アーク「黒い魔力?」
「ええ、アーク様と襲撃者が戦った時に付近に膨大でどす黒い魔力を感じ一時国民が混乱したのです」
アーク「黒い魔力? ……いや、俺もだけど……まさか、あいつが?」
「それにしても噂では聞いたのですが……お綺麗な顔ですね」
アーク「まぁ、自分からしてみれば全くうれしくないんですけどね」
「では、私はこれで失礼します。お大事に」
アーク「はい、ありがとうございました」
バタン
アーク「はぁ……って言ってもここから出ても仕事があるからなぁ」
アリス「襲ってきた襲撃犯の捜索?」
アーク「ああ……なーんで俺の悪運はこんなにも強いんだよ」
ベッドの上でため息を吐き仮病でも使おうか悩む死神だった。
一方、どこかの廃城
コンコン
「入れ」
ニゴウ「失礼します」
「帰ったか。どうだったか?」
部屋の中には元バサビィ共和国で現在は残党のリーダーである首相がいた。
彼はとある計画のために幹部といろいろと話し合っていたが途中でニゴウが任務から帰ってきた。
ニゴウ「……申し訳ございません。マスターから命じられた『世界会議に出席したトップの全員抹殺』は歌う死神アークの妨害により失敗。『アークの殺害』も原因不明の頭痛により継続不可能と判断し撤退したので失敗しました」
「……ほう? 貴様はノコノコと何もせずに帰ってきたというのか?」
二ゴウ「はい、申し訳ございませんでした」
「はっはっは!! そうかそうか!!」
首相は任務失敗してきた二ゴウの報告を聞いて高らかに笑い二ゴウの肩を掴む
……だが目が笑っておらず笑い方もワザとらしい。
「……それで? どう責任を取るんだ?」
二ゴウ「……私はマスターの道具です。全てマスターに委ねます」
「そうか……なら」
バキッ!!
首相の足が二ゴウの膝の皿を蹴り飛ばした。
二ゴウの片足は本来の方向とは向いてはいけない方向に向いていた。
……簡単に言ったら『逆膝カックン』である。
「何をしてくれているんだ!? 貴様のせいで私の計画を遅らせないといけないのではないか!!」
二ゴウ「申し訳…」
「申し訳ございませんってまた言うんだろ!? あと何回謝れば済むんだね!?」
バキッ!! ボキッ!!
二ゴウ「次こそ……は」
「次っていつなんだ!? 私はお前に命令した!! つまり、今すぐ命令通りにしないといけないんだぞ!!」
アークという強敵がいて謎の頭痛に襲われて逆に殺される可能性があるのにここの首相は二ゴウより自分の計画を優先させる。
理不尽な文句を言いながら足の骨を折られ地面に倒れている二ゴウに踏みつける。
しかも首相の足には騎士が履く鉄製の騎士の靴を履いているので余計に痛い。
毎回、鉄のハンマーで頭部を殴られているような痛みと足を折られた痛みに耐えながら二ゴウはそれでも立ち上がる。
「ふー! ふー!」
首相は二ゴウに髪を掴み地面に叩きつける。
二ゴウ「……」
何度も何度も叩きつけられ、とうとう二ゴウは気絶してしまった。
「おい、起きろ!! 誰が寝ていいと言った!?」
「しゅ、首相殿!? それ以上はやめたほうがいいのでは!?」
「そ、そうですぞ!! こいつは我々の中で唯一顔バレしていない奴で今ここで殺してしまうと本当に作戦に支障が!?」
「黙れ!! おい、起きろって言ってんだ!!」
気絶した二ゴウを叩き起こすため魔法で水を発生させ無理やり起こす。
ばしゃぁぁぁぁ!!
二ゴウ「っぐ!? ごほごほ!?」
気管に水が入りせき込む
「……はぁ、私も少し熱くなりすぎたな」
二ゴウ「ごめんなさいマスター……ごめんなさい」
「いや、いいよ二ゴウ……」
そっと二ゴウを抱き寄せ頭をなでる。
「いいかい? これ以上、痛い思いをしたくなければアークを殺してこい。奴は我々の計画で一番脅威となる存在だ。奴を殺せば私の願いは叶う。君は私の役に立つために生まれたんだろ?」
二ゴウ「は……い……」
「いい子だね。なら、アークを殺したらご褒美をやろう!!」
二ゴウ「ご褒美?」
「うん、だから今度こそ失敗するんじゃないよ?」
二ゴウ「はい……マスター」
「それじゃ、明日も命令を出すから今日はもう寝なさい」
二ゴウ「はい、おやすみなさいマスター」
こうして首相の許可が出たので寝ることにした。
ちなみに折られた足は回復魔法で治してもらったが如何せん魔法での治療を適当にされたため元には戻ったが痣や負傷は治してもらえなかった。
二ゴウ「今日もマスターに怒られたのです」
二ゴウの部屋……っといっても屋外で家具はなにも無く寝る時も麻布一枚だけという素朴すぎる場所で二ゴウは一人いた。
寝ていいと言われたがどんなに早くてもマスターから月が一番上より少し後になった時(大体深夜1時)から朝焼けまで就寝時間は許可されている。
部屋の真ん中で一人寂しく独り言を言いながら残飯を食べる。
二ゴウ「…‥どうすればもっとマスターに褒められるでしょうか?」
一人反省会をしながら空を見上げる。
もう空は墨を零したように黒くそこに綺麗な星が散りばめている。
二ゴウ「あの国は……少し変な感じがしました」
ミール聖教国に潜入し世界会議が始まる時間まで起きて待機していたのだがその途中でいろんなものを知った。
食べ物や地形に歴史などここでは知れないことをたくさん知れた。
その中で最も気になるのが
二ゴウ「あの子供と二人の大人……一体どういう関係なのでしょうか?」
潜入している最中で目の前で転んだ人間の子供がいて邪魔だったので起こしたら知らない大人が二人来た。
最初は侵入がバレたのかと警戒したのだが返ってきた答えが
『ありがとう』
であった。
困惑はしたがマスターから『考えることを禁じられている』ので気にしないことにしその場を立ち去ったが去る時に『お父さん、お母さん』っという単語を聞き取った
二ゴウ「あれが家族……というものなんですね」
だが気になるのが一つある。
ニゴウ「なんで
自分が生まれた時、マスターから「我々はこれから家族だ」っと言っていた。
自分は家族といのは知らなかったが毎日常人じゃ耐えがたい暴力を振るわれたが「お前は道具なんだから何も考えなくてもいい」「これを愛情だと思え」っとマスターから教えてもらっていたので打たれることが愛情だと思っていたが……あのミール聖教国にいた家族の子供はどこにも怪我はなかった。
ニゴウ「すごい隠蔽術ですね」
あの子供も自分みたいな環境なんだと勘違いをする中、マスターが言っていたご褒美とやらを考える。
ニゴウ「楽しみですね。マスターの役に立てたらご褒美が貰えるそうです! 私が欲しいものは……あれ?」
ここでニゴウは不思議に思った。
ニゴウ「私は……何を望めば?」
マスターからの命令で「お前は道具だから何も考えるな」と言われた。
自分は道具だから何も考えてはいけない……なら
ニゴウ「でも……いいです。マスターのためなら我慢……しないと」
残飯を食べ終え横になり薄い麻布に包まい目を閉じた。
硬い地面から伝わる冷たい感触が伝わり全身の温度を奪っていく。
ニゴウ「……あ、でも」
意識を捨て寝ようとしたが……一つだけご褒美っというより願い事があった。
ニゴウ「……また会えないかな」
会いたい……その人物とは
ニゴウ「……歌う死神」
彼に会いたい……そう思ってしまう
マスターから殺すよう言われているが自分はまた会えるなら会いたいと思う。
ニゴウ「……もっと彼と一緒にいたい」
彼を例えるなら……そう、季節のような人だ。
戦うときは厳しい冬のように冷酷で冷たい目でこちらを見てきて戦いを知らない者が睨まれれば一瞬で腰を抜かすであろう。
自分もそう思っていたが……違う点も見つけた。
ニゴウ「……
そう、彼はとても暖かかった
それは自分がミール聖教国に潜入中に日ごろの暴力で出血して血を失い貧血で倒れて時のことだった。
自分の失態で倒れてしまいマスターの命令を守ろうと何とか立ち上がろうとするが度重なる暴力で立ち上がるだけでも全身に痛みが走る。
だが……そんな時に彼は来た。
あの時は知らなかったようだが自分を治療してくれた。
その時、彼の手が自分の肌に触ったが……とても居心地がよかった。
先ほどマスターに抱きしめられた時は何も感じなかったが彼は違った。
ニゴウ「火のように熱く火傷のような痛みでも氷のような冷たい痛みでもなかった……」
それは……春のような暖かくて優しく包み込んでくれるような気持ちよさだった。
少し触っただけではわかるわけないっと思うかもしれないが自分はわかるのだ。
なぜか……
ニゴウ「不思議ですね……彼の戦い方を見ていると懐かしい感じがします」
戦うときは厳しい冬、だが戦いがなければ春のように優しい人
ニゴウ「……羨ましいな」
また……会えるかな?
……私のお兄様
アーク「……ん?」
アリス「アーク? どうしたの? 早く行くわよ?」
アーク「あ、ああ……悪い」
今誰か俺を呼んだような?
あ、それより早くアリスと一緒にアーハム帝国に戻ろないとな
アーク「帰ったらどうせ仕事が来るんだろうなぁ……」
アリス「うふふ♪ 頑張りなさいな♪」
皇帝曰く俺は帰ったら今後の襲撃者に対しての対策などを俺に担当させるそうだ
俺、前世では一般人で戦闘なんて知らない人だったのよ?
そんな奴に任せていいの?
アーク「はぁ……こうなったら月光たち総動員させて警備してやる」
アリス「大変ね。まぁ、アークが守ってくれるなら私も安心だわ」
アーク「俺は安心できないんだがな」
でも……あの女性
どこかで見たことがあるんだよなぁ?
馬車の中でうーんっと悩みつつアークとアリスはアーハム帝国に戻っていくのであった。
どうも最近「lobotomycorporation」っていうゲームを始めて、もう画面を叩き割りたくなった零城です
あのペスト野郎……カッコいいけど許さぬ
やはり罪善さんはみんなの味方
次回は……やばい、ネタが尽きて何も考えてないでござる
あ、あと……今回はアークに聖水をかけられましたが……結果を覚えておいてくださいね?
バサビィ共和国残党軍にヘリまたは戦闘機を入れていい?
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ヘリも戦闘機どっちもいいよ
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ヘリだけ
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戦闘機だけ
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どっちも入れるな
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逆にアークのほうに入れろ