鋼鉄の歯車の使い魔~転生したのはいいけど・・・これ!?~ 作:零城
シャルホスト さん(二回来た)
アラガミを喰らう艦息睦月改二 さん
ありがとうございます!!
アークがニゴウに襲われる10分前……
アーハム城ではいつも通りの平凡な日々を送っていた。
だがそんな日々も一つの報告で壊されてしまった。
バタバタバタ!!
「急げ急げ!!」
「おい! そんなところで油売ってないで準備しろ!!」
「は、はい!!」
城内では帝国騎士や魔法使いが慌ただしく行ったり来たりしていた。
いつもは騎士は宿舎で訓練をし魔法使いは研究などをし慌ただしく動くのは執事などの工程の補佐をする者だけ名のはずだが……今日の昼頃、魔法学園から一報の連絡がきた。
『現在、学園にて正体不明の敵に襲われている。救助求む』
この一報を受け、帝国騎士は急いで騎士団を出すことになった。
国が管理している学園でしかも自分の娘たちが通っている学園なので警備している騎士もいるのだが報告では抑えきれないほどの数らしい。
「帝国騎士、準備完了しました!!」
「全員完了しなくてもいい!! 準備ができたやつから急いで迎え!!」
「了解しました!!」
アークの冤罪事件で前の騎士団の代表が捕まり、新しく就任したエルフの騎士が叫び急いで向かわせる。
「開錠!!」
ゴゴゴゴゴゴ……
先にワイバーンを使い魔にしている魔法使いが相棒に乗り向かい、地上では騎士たちが門を潜って学園に向かう。
パレードや外国の訪問以外では滅多に開かない門が重々しい音を響かせながら開いていき国民もなんだなんだと窓を開けたり扉を開け見てくる。
……が、そんな国民のいる建物の上に
ニゴウ「……騎士団の出撃を確認。作戦を遂行」
黒いフードをかぶり屋根の上から覗くニゴウは手を「何もない空間」に出し唱える。
ニゴウ「RGB6、召喚」
すると、まるで3Dプリンターで作られていくようにぐれねが生成された。
ちなみに余談だが「RGB6」とは南アフリカのアームスコー社が開発した6連発のグレネードランチャー「ダネルMGL」のクロアチア軍の採用名である。
ニゴウ「……」
RGB6を構え、狙う。
そして……騎士たちが出てきたところを狙って
ニゴウ「……fire」
ポン
ポン
ポン
ポン
ポン
ポン
RGB6の引き金を引いた。
銃を知らないエルフたちから見ればふざけたような音だと思うだろう……だが、そんな彼らの上空から40x46mmグレネード弾が迫ってき
ズドォォォォォォォォン!!
集団の中に6発全て命中した。
突然の爆発に騎士たちは混乱状態になった。
ニゴウ「マスターの命令のうち一つを完了、次の命令を遂行します」
首相から命令の一つを終わらせ、次の目標に向かうために城に背を向け移動を開始しようとしたニゴウの下にある大通りを
普通ならスピードを落とし止まるなどをしないといけないのだが彼らは止まらず
ズドォォォォォォォォォォォォぉン!!!
混乱状態になっている騎士団の中に突撃していった。
突然の爆発に突然の馬車の突撃に騎士たちはさらに大混乱になった。
隊長などの指揮する者は混乱を鎮めようと命令をするが指揮系統が崩壊しているので意味がなく「急いで攻撃してきた奴の捕縛」か「そんなことより学園に向かう」かで別れてしまった。
とりあえず馬車を退かそうと馬車に向かうが
「殺せ!!」
馬車の中から
ズドドドドドドドドドドドドドドド!!
「ぐは!?」
「ぎゃぁ!?」
「な、なんだ!?」
突然、爆発音が聞こえたと思ったら突っ込んできた馬車の周りに自分の部下が血を流し倒れていた。
「何者だ!?」
すると馬車から「黒ずくめの格好をした人間」が下りてきた。
(恰好的には仮面ライダーでいうとビルドのガーディアンの格好をイメージしてくれたらありがたいです)
「貴様ら! 我々が誰なのかわかってるのか!?」
すると黒ずくめのリーダーであろう他のとは違い腕に「
「ええ、わかってますよ?」
「なんだその態度は!?」
騎士団の長が怒鳴りつける間にも部下が連行しようと近づくが
「はぁ……あ、自己紹介がまだでしたね。我々はバサビィ共和国解放前線です」
「バサビィ……まさか!?」
騎士長が気が付いき急いで取り押さえさせようと動いたころには
「遺言はそれだけですね。では、
リーダーが命令すると部下は手に持った「XM8」の引き金を引いた。
ズドドドドドドドドドドドドドドド!!
XM8から放たれた5.56mmはエルフの騎士や魔法使いの悲鳴を掻き消すかのように雷のような死の音を響かせ命を消していった。
「よし、総員突撃せよ」
「「「「「了解!!」」」」」
「
門付近にいた見張りや騎士など全員を殺したのを確認するとバサビィ共和国の工作員たちはまるで日本のSAT(Special Assault Team)のように静かに移動していく。
恐らく、先ほどの銃声で皇帝にもバレたはずなので急いで行動しないと秘密の抜け穴などから逃げられる可能性がある。
「敵襲! 敵襲!! 急いで陛下に報k(ズドドドド!!)ぐは!?」
「見張り塔、クリア」
「よし、行くぞ」
馬車で城の中に突入し見張り等の騎士を倒した後、スモークグレネードをあたりにまき散らし騎士の目からいったん逃れた。
「全員、
リーダーが命令するとXM8の銃口にサプレッサーを取り付け始めた
姿勢を低くし草むらに隠れながら皇帝のいる部屋に向かう。
「おい! あいつらはどこに行った!?」
「探せ!! 騎士の名が汚れるぞ!!」
辺りが煙だらけになってしまい襲撃者を見失った騎士たち
まだ恐らくこのあたりにいるであろうと思い索敵魔法で探すが
「ふん、馬鹿め。人間擬きが……」
襲撃者はすでに広場にはおらず城にある裏口に集合して中に入っていた。
広場でほかの所で警備していた騎士たちが集まって他の警備場所の警戒が薄くなっている間に扉を破壊し中に侵入する。
「……廊下、クリア」
「了解、前進」
扉から入り壁にへばり付き覗きクリアリングをする。
廊下に誰もいないのを確認するとリーダーが指示を出し前に進む。
「四人ほど俺についてこい。他は退路の確保と城の制圧、証拠隠滅と冤罪を準備しておけ」
「「「「「了解」」」」」
静かに階段を上り時には巡回の兵士を殺したりしていき……
「……ッ!! 前方に2」
先頭を進んでいた部下が報告があった。
「了解、ふぅ……ようやく皇帝の部屋についたな」
一時間位かけてようやく皇帝の間に到着した。
部屋の前には二人の警備兵が立っており警備は万全のようだった。
「……なぁ、さっきの爆発音は何だったんだ?」
「多分……魔法団の奴らの魔法だろ」
「そ、そうだよな」
「アーハム帝国に攻撃してくる奴なんて……いると思うか? こっちには死神もいるんだぞ?」
「そうだよな! そんなバカな国なんているわけ……」
先ほどの門の広場で聞こえた爆発について話しているようだ。
爆発音は皇帝の間まで聞こえてきて、そのあと連続として何かの音が聞こえてきた。
警備兵二人はまさかアーハム帝国にちょっかい駆けてくる奴なんているわけないだろうっと慢心していた。
だが、今回の相手は国ではなくテロ組織のような部隊だが
カチャ
「俺は右をやる」
「わかった、俺は左だ」
壁から部下二人が皇帝の間の扉前にいる警備兵二人に向けて銃口を向ける。
そして……
パシュ
パシュ
「……クリア」
「よし、その死体は扉から離して隠しておけ」
ぞろぞろと皇帝がいる「部屋の前の扉に集まる突入部隊
その横をズルズルと引きずられていく全身血だらけになったエルフの警備兵。
「全員いるな?」
「はい、全員います」
「よし、C4をしかけろ」
リーダーが指示を出すと部下の一人が扉の前に行きプラスチック爆弾「C4」を仕掛ける。
「爆発と共に中に突入後、皇帝を発見次第射殺。死亡を確認次第撤退だ」
「死神はどうします?」
「そっちに関してはニゴウが何とかしてくれるらしい」
「全員、準備はできたか?」
(こくり)
扉の前で五人の突入部隊がスタンバイする。
先ほどの射撃で弾数の少なくなったマガジンを抜き新しいマガジンをトリガー前の穴に差し込みチャージングハンドルを引き準備ができたのを示す。
「3……2……1……」
そして、手に持っているスイッチを入れる
カチッ
ズドォォォォォォォォォォォン!!
「突入!!」
扉が爆発し煙が立ちこもる中、中に突入していく部隊
アレクサンダー「……侵入者か」
「……お前がアレクサンダー皇帝か」
部屋の中ではアーハム帝国現皇帝のアレクサンダーと妃のエリザベスがいた。
窓からは天気が良く太陽の光が差し込む中、突入した部隊は皇帝を囲むようにして包囲しXM8を構える。
アレクサンダー「いかにも私がアレクサンダーだが……お前たちは? 目的はなんだ?」
「今から死んでいくやつに名前を教えても意味がないだろ?」
アレクサンダー「……どこかの貴族の差し金か?」
「生憎だが不正解だ。あと俺たちの目的はお前を殺すことだ」
アレクサンダー「……そうか」
エリザベス「……あなた」
アレクサンダー「エリー……私の後ろに」
ジリジリと近づいてくる兵士たち
近づくに合わせて一歩ずつ後方に下がっていく皇帝夫婦
アレクサンダー(あの武器……アークが持っておる武器に似ておる。……いや、あやつはアリスに忠誠を誓っている身だ。だったら……一体だれが?)
「それじゃ、遺言はあるか?」
アレクサンダー「一つ提案をいいか?」
「了承する気はないが聞いてはやろう」
アレクサンダー「私の命を差し出すからエリー…私の妻は見逃してくれないか?」
エリザベス「皇帝陛下!?」
突然の発言に後ろにいた妃が驚愕する
「理由は?」
アレクサンダー「別に私を殺せば世界中に自慢やら何やらできろう……だが無意味な殺傷は貴様らもやりたくないだろ?」
「……」
アレクサンダー「だからだ……私を殺しても構わん、がエリーだけはどうか殺さないでほしい」
「随分と妻思いだな?」
アレクサンダー「はっはっは! エリー以外で妃にする奴なんぞいないわ!!」
「では約束は守ろう」
エリザベス「いけなせん皇帝陛下!! 私も御一緒に!!」
アレクサンダー「いや、いいんだエリー……クロエたちを頼んだぞ」
エリザベス「……陛下」
皇妃は皇帝の服の裾をつかみ制止させようとするが皇帝に優しく笑われて止められる。
アレクサンダー「では……頼むぞ」
「ふん、その度胸だけは認めよう」
カチリっと皇帝に銃口を向け……
ッド
放たれた銃弾は皇帝の体を貫く……
エリザベス「うぐ!?」
アレクサンダー「ッな!?」
……ことはなく放たれた銃弾は後方にいたエリザベス皇妃の腹部に命中した。
皇妃の腹部に命中した5.56弾は肉を裂き血が滝のように出てきた。
「生かしてやんよ。
アレクサンダー「貴様らぁぁ!!!!」
妻が怪我をさせられて激高した皇帝は自身の得意な雷魔法で殺そうとした兵士を焼き払おうとしたが
アレクサンダー「ッ!?
「おいおい? ただでさえ「雷神」って呼ばれていたエルフに何の対策もなく攻めてくるわけないだろ?」
そういいリーダーの懐から出したのは小さな不気味な色を出すランタンのようなものだった
アレクサンダー「そ、それは?」
「これは「
勝ち誇ったような顔をしながら説明をするリーダー
これは以前アークがシン・カーニバルに冤罪をかけられ決闘を申し込まれた際にアークに繋がれていた鎖の応用版だ(「十四発目 ピューパ戦=敵終了のお知らせ」を参照)
第一、あの鎖は本来対アーハム帝国用に作られたもので当時のバサビィ共和国は虎視眈々と力をつけアーハム帝国を滅ぼす機会をうかがっていた。
アーハム帝国はエルフの国でエルフのほとんどが魔法を得意としており、このリーダーが持っている道具は完全にエルフにとっては天敵になりうる代物だ。
「これがある限り貴様は雷神などではなくただの老人になる」
アレクサンダー「くそ……貴様らは血も涙もないのか……」
「ああ? エルフなんぞ、そこら辺にいる虫と同じじゃないか?」
アレクサンダー「っは! ほざいてろ、たとえ殺しても……」
「
アレクサンダー「ふん……貴様らの方が虚を張っているのでは?」
「黙れ虫が!!」
ッゴ!!
アレクサンダー「っぐ!?」
XM8のストック部分で頭部を殴られよろめき血を流す。
「っち、興ざめだ。エルフごときが誇り高き人間に話しかけてもらうだけでもありがたく思えよ」
カチリっと皇帝の額に銃口を突き付ける
「さようならだ。
アレクサンダー「……それが貴様らの目的か」
「ああ、この世界は種族が多すぎる。 魔法が一番だと妄信するエルフに世界を滅ぼそうとする魔族がいる世界だ。種族がいるから戦争が終わらんのだ。俺たちはこの世界を平和にするために行動しているのだ」
アレクサンダー「……いや、そういう貴様らが今争っているのでは?」
皇帝が矛盾しているのではっと指摘するが
「……死ね」
一瞬止まったがリーダーは気にしないことにしトリガーに指をかけようとしたが
アレクサンダー「……時間稼ぎはこれくらいでいいだろ?」
「? 誰に言って」
(ガシャァァァァァァァァン!!)
太陽の光が差し込む窓を突き破り現れてのは黒い戦闘服に手にはFN SCAR-H Mk.17で頭は特徴的なハゲ
アーク「ciao!!」
さて、全力でサイボーグの跳躍力に無理を言わせやって来たんだが……もうここまで来ていたとは
警備は何してんだ!?
「ごは!?」
「っ死神!?」
窓を突き破って表れたのは歌う死神ことアークだった。
突き破ってきた瞬間、運悪く進路上にいた部下の一人がアークの回し飛び蹴りを顔面にもろに受けてしまい壁際まで吹き飛ばされてしまい気絶してしまった。
リーダーはアークだと分かった瞬間、XM8をアークに向けてトリガーを引こうとしたが
アーク「
アークが先に自身の能力の一つを使用し世界を遅く……正確にはゆっくりと見えるようにした感じだが……なり敵が放つ銃弾は「どこに飛んでいき」「何秒後に自分に当たるか」「どうすれば避けられるか」を計算した。
アーク(……俺が先に殺せるな)
ゆっくりとした世界の中、四人に銃口を向けられているがアークは慌てることなくまず目の前にいるリーダーと思わしき人間に標準を向け
ズドン! ズドン! ズドン! ズドン!
放たれた四発の7.62mmは見事兵士たちの脳天を射抜きその尊い命を刈り取った。
アーク「……ふぃー、皇帝陛下、皇妃様、お怪我はありませんか?」
アレクサンダー「私は軽傷だがエリーが!!」
エリザベス「はぁ…はぁ…はぁ…」
ふと皇帝から視線を外すと皇帝の後ろに腹部から血を流し手を抑え止血しようとしている。
アーク「ッ!? 皇妃様!?」
アレクサンダー「アークと同じような武器でやられた!!」
アーク「俺と? 一体……ッ!? なんで!?」
殺した際に敵が自然すぎて気が付いていなかったが……敵の死体の手にはXM8が握られていた。
アーク(なんでここに次期アサルトになれなかった銃が!? ……まさか、あの
なぜここに自分の世界の武器があるかの考察は後にして先に皇妃を治療するため医療キットを召喚する。
以前のポイント 13925
生産
医療用キット 1
合計ポイント 13924
召喚したキットの中から鎮痛剤やハサミを取り出す。
アーク「皇帝陛下、回復魔法は心得てますか!?」
アレクサンダー「あ、ああ!!」
よし、回復魔法ができるなら安心してできるな
確かほとんどの銃弾は鉛でできていて体に悪いから早めに取り出した方がいいだろう。
アーク「エリザベス様、痛みを我慢はできますか?」
エリザベス「ええ……この痛みなんて愛している私の娘を生んだ痛みよりへっちゃらよ!!」
アーク「……では、我慢してくださいね!!」
ピンセットを取り出し先を皇妃の腹部の傷に入り込み弾丸を取り出そうとする。
エリザベス「あ、ぐぅぅ!?」
アーク「あと少し……取れた!!」
にくにくしい音を立てながらピンセットの先に弾丸が挟まれており無事取り出せた。
急いで包帯を取り出し腹部に巻き付けていく。
アーク「ふぅ……あとは回復魔法で回復させて安静にしておけば大丈夫です」
エリザベス「え、えへへ……こんなの虫でも止まったかと思ったわ」
アレクサンダー「よ、よかった……っは! アリスは!?」
アーク「アリス様は現在学園におりアリス様の命令で救助に来ました」
アレクサンダー「娘たちにケガは!?」
アーク「無事です……それより、皇帝陛下。来た際にぱっと見で見た程度なのですが敵はこいつら以外にもいますよね」
アレクサンダー「正確な数はわからんが門のある広場から爆発音が聞こえたからまだいるであろう」
アーク「……ふむ、そうですか」
現状を把握したアークはFN SCAR-H Mk.17を担ぎなおすと恐らく爆発で壊されたのであろう扉に向かう。
アーク「皇帝陛下……少し時間をもらいます」
アレクサンダー「どういう……ああ、そういうことか……どれくらいかかる?」
アーク「夕食までには」
アレクサンダー「……よろしい、では私はここにおろう」
アーク「ありがとうございます」
皇帝の許可を得た後、扉を出て廊下を渡る。
え? 今から何するのかって?
どうもせっかく完成したのになぜか保存されてなく全部書いたのが消えたのとネタが思い浮かべなく心が折れてた零城です
あと皆さんに一つ聞きたいことが
もうすぐでこの話も100話になりますが100話記念で「アリスが主人公の物語」をやろうかなって思っているんですがどうでしょうか?
零城的にはやりたいけど……またネタが思い浮かべなくて投稿が遅れる懸念が出るんですよね(汗)
次回はバサビィ工作員とアークの銃撃戦を予定しております
マーレ軍事国家の戦力にWWⅠとⅡの珍兵器を入れてもいいか?
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許可しよう
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不許可だ
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パンジャンドラムは世界最強兵器です