鋼鉄の歯車の使い魔~転生したのはいいけど・・・これ!?~   作:零城

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感想も
アラガミを喰らう艦息睦月改二 さん
シャルホスト さん
ありがとうございます!!

誤字脱字も
朱色の羊 さん
ありがとうございます!!


九十六発目 段ボール is very good

皇帝の部屋でいろいろと報告したのち皇帝から調査というお願い(強制)を受け、その日のまだ月が沈まないころ、自分の家にて今回の潜入で使う道具を準備していた。

今回は潜入が主なのでこの装備でいく。

 


 

・P90

・Mk.22

・ブロウトン モデル2000シリーズ「M2000-NL」

 


 

アーク「……えっと、これとこれと」

 

アリス「ねぇ、アーク」

 

アーク「ん? どした?」

 

自分の家のベッドの上で装備を点検をしているとアリスがベッドの腰掛て話してきた。

 

アリス「……前に戦ったあいつってさ……強かった?」

 

アーク「前……あ、もしかして世界会議の? まぁ、強いって言葉じゃ足りないな」

 

アリス「……絶対帰ってきてよ」

 

アーク「いやいやいや……今回はあくまでも潜入で情報収集だから戦闘は視野に入れてないよ」

 

できれば首相暗殺とニゴウの捕獲って思ってるけど……まぁ、無理だろうな。

あいつ、首相をマスターって言って従ってるもん。四六時中いるんだろうな

 

アリス「……いい? 今回は他の国にも被害が及ばないよう特別に許すけど……」

 

アーク「わかってるって。それに俺はニゴウに聞きたいことが山のようにあるからな」

 

アリス「もう……そうじゃなくて……」

 

すると背中に柔らかく居心地のいい感触が伝わってき、アークの体の前に華奢で白い腕が見えた。

 

アリス「もし死んだりしたら許さないんだから」

 

アーク「あ~……それはどういう意味で?」

 

アリス「……まさか忘れたんじゃないわよね? 一緒に街に出ること?」

 

アーク「あ、そうやったな……言われてみれば行けてないな」

 

約束したあの時から偵察しに行くわ戦争するわ勇者を殺しに行くわ、やっと休めると思ったら糞勇者が蘇ったりしていく暇もなかったな。

 

アーク「わかったよ……この事件が終わったら一緒に街に行くか」

 

アリス「……足りない」

 

アーク「おん?」

 

アリス「行けなかったお詫び」

 

アーク「お詫びって……じゃぁ、願い事一つだけ叶えるで」

 

あと詫びてほしいなら今までの騒動を起こした奴らに言えよ。

 

アーク「んじゃ、改めて指切りげんまんするか」

 

アークが右手の小指を出すが

 

アリス「………」

 

アーク「どうした?」

 

アリスはアークの右手をじっと見つめる。

 

アリス「……アーク」

 

アーク「いやだからなんだよありs(もふぅ)へぁ?」

 

どういうわけからわからん

なぜかアリスに真正面からハグされた。

 

アーク「え、ちょ、アリスさん?」

 

アリス「ほんっとあなたって頼られるね……でも、本当の主人は私だからね」

 

アーク「へいへい……あと、いい加減い離れてくれ」

 

アリス「やだ」

 

アーク「……はぁ」

 

アークの胸の中で丸くなるエルフの皇女。

彼女からほんのり感じる優しい香りにどういうわけか心臓の音が早くなる。

 

アーク(ええい……なんでこんなにむずむずすんだよ)

 

アリス「……帰ってきてよ」

 

アーク「わかったよ……それじゃ、行ってきます」

 

アリス「……行ってらっしゃい」

 

だが、時間が時間なのでアリスから離れて窓へと向かう

なぜかもっと彼女の肌に触れたいと思ってしまったがそんな邪念を振り払う。

 

アーク「さて……あ、そういえば。アリス、行く前に一つ頼んでいいか?」

 

アリス「頼み事?」

 

すると

 

猫「にゃぁ~」

 

アーク「あ、猫氏」

 

暗い部屋の隅から小さな黒猫がやってきてアークの足にすがり寄った。

この猫は以前にアークが黒い混沌(別名 G)と戦った時にGを食べてやっつけた猫である(三十一発目「生まれる火種」を参照)

 

アリス「あら、猫じゃない? アークが飼ってるの?」

 

アーク「飼ってていうか……住み着いたって感じだな」

 

俺が人間に戻ってから俺は学園の生徒から野生の動物までもが避けられるようになった。

理由はリンによると「助手の魔力が()()()()()()()()()()」らしい(解せぬ)

 

アーク「俺が任務でいっている間、こいつの世話を頼んでいいか?」

 

猫「にゃ~?」

 

アリス「いいわよ!! 私、猫好きだし!!」

 

アーク「あ、俺も猫が好きなんだよなぁ……」

 

猫「にゃぁ!!」

 

でも、この猫……なぜか()()()()()()()()()()()()んだよなぁ

まぁ、その代わりよくクロマグロの大トロを請求してくるんだが

 

アーク「はぁ……んじゃ、行ってくるぜ猫氏」

 

猫を抱きかかえて頭をなでなでする。

猫は居心地がよさそうな顔をした。

そのあと満足したのか地面に降りた後、どこかに行ってしまった。

 

アーク「さてと……いい加減向かう……何してんだアリス?」

 

いざ向かわんって思ったが……アリスが頭を下げてこちらに向けている。

 

アリス「撫でてよ」

 

アーク「は? おま、なに言ってんだ?」

 

アリス「……アークが前に私の頭を撫でたことあったよね?」

 

アーク「ああ……俺がD-Wakerの時か」

 

アリス「あの時みたいに撫でてほしい」

 

アーク「いや、なんでさ」

 

アリス「……撫でてくれたら猫の世話……やってあげてもいいわよ?」

 

アーク「はぁ……ほら、これでいいか?」

 

アリス「もう♪ 仕方ないわねぇ♪ ん~♪ もう少しだけ♪」

 

アークの男みたいに大きな手ではないんだがアリスの頭を優しくなでる。

まるで先ほどの猫みたいにアークの手にすりすりするアリス。

口では仕方ないとか言っているがエルフ特有の長い耳がパタついている。

 

アーク(これじゃ、デカい猫だな……はぁ、ほんと)

 

アーク「可愛い奴め」

 

アリス「ん! ありがと♪」

 

アーク「……減るもんじゃないし、今度してあげようか?」

 

アリス「ええ! いいの!! えへへ♪ あ!! 言っておくけどクロエ姉さまとかにはしないでよ!! これはあなたの主人だけよ♪」

 

アーク(なーにしてんだ俺)

 

嬉しそうに太陽のように元気に笑いながら勝手に約束するアリス

……に対してそっと微笑むアーク。

 

アーク「……待ってろよニゴウ。この借りは絶対に助けて払わせてやる」

 

 

  報復

 

 

アークが決意の言葉をつぶやくと体は縮んでいき手は鳥のように翼になり体にジェットエンジンが生成されていく。

そして、窓から羽ばたきエンジンを起動し流れ星のようにシュレイド王国に向かっていった。

 


 

以前のポイント 16036

 

変身 スライダー 250

 

開発

段ボール 2

薄い本 2

スペツナズナイフ 2

ファントムシガー 2

 

合計ポイント 15780

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アーク「……ここか」

 

スライダーに変身し一晩と一日中飛び続けた結果、ようやく到着した。

日が昇り少し一番高いところから過ぎた時間に近くの岩山から双眼鏡でシュレイド王国を偵察している。

 

キッドナッパー「(*'▽')」

 

アーク「あ、キッドナッパー」

 

しばらく観察しているとキッドナッパーがやってきた。

このキッドナッパーはニゴウを追いかけていた機体だ。

 

キッドナッパー「(´-ω-`)」

 

アーク「あ~……やっぱりか」

 

ニゴウを追いかけこの場所を見つけた後、国の様子と地形の把握目的で飛ばしたんだが……一つ問題ができた。

 

アーク「……()()()()()()()()()っか」

 

そう、こちらも先ほどから双眼鏡で見ているんだが国民はおろか壁の上にいる兵士すら一人もいない。

 

アーク「前のバサビィ共和国の時とは違って静かすぎるな」

 

キッドナッパーにはそのまま偵察に出るよう指示し岩山から降り先ほど見つけたちょっとした洞穴に入る。

 

アーク「さーてっと、行くなら夜だな」

 

流石に真昼間に潜入は危険なので夜に行くことにする。

 

アーク「えーっと、あった!!」

 

そして取り出しのはMGS:TPPのアイテム「ファントムシガー」だ。

あ、言っておくがたばこは20歳からだが煙はフェイクらしいので未成年の俺もセーフだ。

 

アーク「んじゃ、夜まで待機しますか」

 

ファントムシガーを口にくわえiDROIDで火をつけ待機することにした。

 

 

 

 

少年待機中(ファントムシガーのBGM:「Sine of father」)

うぉお~おおお~♪

 

 

 

……夜

 

アーク「うし、夜になった」

 

先ほどの天気のいい昼が早送りのように進んでいき気が付いたら夜になっていた。

 

アーク「あ、こういう時にラフィング・オクトパスを開発しておけばな……」

 

後悔するが時間もないのでさっさと向かう。

暗い中、警戒して壁に近寄る。

 

アーク「……報復」

 


 

以前のポイント 15780

 

変身

サイボーグ 250

 

合計ポイント 15530

 


 

さて、壁に無事に近づけたのはいいのだが

 

アーク「マジで誰もいないな」

 

先ほどの双眼鏡の時から思ったのだがマジで誰もいない。

いないおかげで楽々と壁の上に登れたのだが壁の中を見ても誰一人もいない。

 

アーク「だが、なぜか明かりだけはついているな」

 

人はいないがなぜか建物内の明かりは灯っている。

アーハム帝国でも他の国でもそうなんだが夜は大抵、酒場とかでどんちゃん騒ぎを起こしているんだが……この国はディスタンスでもしてんのか?

 

アーク「ま、とりま城に向かうか」

 

壁から飛び降り建物の陰に隠れながら城に向かっていく。

途中、家の中を覗いてみたがやはり誰もいなかった。

 

アーク「……家の中にもいないとは……どういうことだ?」

 

ますますわからん

どこに行ったんだ国民は?

 

人の活気はなく明かりだけが灯る街の中、歌う死神一人だけの足音だけが響く。

一応、ナイトビジョンをつけMk,22を引き抜いていつでも撃てるようにしている。

 

アーク「いや、誰も来んのかーい」

 

警戒はしたんだが……誰も会わなかった件について

結局、問題なく城に到着した。

目の前には巨大な城に続く門がそびえたっている。

 

アーク「なんか俺が潜入してるのって城ばっかな気がするが……まぁいいか」

 

さーて、どこかに開いている窓とかないかなぁ

 

ぱっと見、どこも開いてなく閉鎖としている。

 

アーク「……強引突破……いやまぁ、見張りもいないみたいだし普通に行くか」

 

ある程度助走をつけてサイボーグジャンプで城にこんにちはしようかなっと思った瞬間

 

アーク「……ん?」

 

 

ガラガラガラ

 

 

遠くの方から何かが駆ける音が聞こえてきた。

音的に馬車か?

 

その証拠に暗い街に一筋の揺れる光が迫ってきた。

 

アーク「……巡回か?」

 

とりあえずその辺の物陰に隠れる。

しばらくすると門の間に一台の馬車が止まった。

 

「ふう……長旅に疲れたわい」

 

「だな……さて、開けさせてもらうか」

 

馬車には声からして男二人が乗っており馬車も大き目だった。

男の一人が腰から何かを取り出しつぶやき始めた。

 

「……了解。おい、今から来るから3分待ってくれだとさ」

 

「はいはい……はぁ夜はさみぃから早く中に入りたいぜ」

 

アーク(……あの馬車、まさか)

 

どこかで見たことがある馬車だと思い物陰から音もなく出て馬車の後ろに回る。

 

アーク(……やっぱりか)

 

馬車の荷台の中を覗いてみるとそこには……たくさんの奴隷がいた。

 

アーク(見たことあんなぁって思ったがコレ前に勇者の覗きをしに行くときに乗っかった馬車じゃん。こいつらあの時のをそのまま使ってるのかよ)

 

荷台に乗せられている奴隷たちは全員、どこかしらの体の一部がなく生気も感じられなかった。

しかも乗り心地も最悪らしく何かが入った段ボールも積まれていた。

 

「おーい! 待たせたな!!」

 

「おせぇわバカやらう!!」

 

「はっはっは! 少し酒を飲んでてな!! 護衛たちは?」

 

「今、城内外の巡回に回っている!! あと、そろそろお前たちと交代だろ?」

 

「おっと、いけね。そうだったな」

 

……ふむ、どうやら巡回組がもう間もなく帰ってくるようだ。

警備がいたのは予想外……っていうかやはりいてどう入るか悩んでいたが大丈夫そうだ。

 

作戦を考えたアークは馬車から離れ先ほどの物陰に再度隠れた。

 

「よし! 入っていいぞ!!」

 

離れて数秒後、門は重々しい音を立てながら馬車が入れるほどの幅で開き馬車はその中に入っていった。

 

アーク「さて、さっそく使うか」

 

 

 

 

 

 

 

 

数分後キングクリムゾン!!

 

 

 

 

 

 

 

「ふー、なんで俺らが毎回帰って来た時に巡回なんかしないといけないんだよ」

 

「仕方ねぇだろ? ニゴウは今、首相さんに()()()()されてんだから」

 

「別にあんな道具、捨ててしまっても構わないだろうに」

 

暗い夜道に中、明かり代わりにランタンを持ち馬に乗っている男たち数名が門の前にやってきた。

 

「……ニゴウって本当に何者なんだろうな?」

 

「別に何者でもいいだろ? はぁ……あいつ、めっちゃ美人なのに人間じゃないのが惜しいんだよなぁ」

 

「あ、わかる。あいつのキリってな感じの目が好きなんだよなぁ」

 

「あ、あと胸デカい」

 

「ははは……ん? なんだこれ?」

 

他愛もない雑談をしながら城に向かっている途中だったが先頭にいた兵士の一人が何かに気が付いた。

 

「なぁ、これって」

 

「ああ? これって段ボールじゃねぇか?」

 

道の端にポツンと()()()()()()()()()()()()段ボールが一個転がっていた。

 

「輸送班が落としたのか?」

 

「ったく、あとでクレーム入れておくか」

 

そういい馬から降り段ボール抱えようとするが

 

 

ズシッ

 

 

「うお!? なんだこれ!? めっちゃ重い!?」

 

「……本当だな」

 

なぜかとてつもなく重かったので二人がかりでわざわざ持ち上げながら城に運んで行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~城内 倉庫~

 

「よっこいせっと」

 

あれから落ちていた段ボールを城の中まで運び倉庫まで運んできた。

倉庫は少々埃臭く暗いが中はたくさんの段ボールが保管されていた。

 

「あー、腰痛かった」

 

「そうだな、速く中に入って酒でも飲もうぜ」

 

そういうと運んだ兵士二人は扉を閉め城の中に向かっていった。

 

 

ガタガタ

 

 

だが、その運んだ段ボールが突然揺れ始めた。

 

 

バン!!

 

 

アーク「ぷはぁ……あー、気持ちわりぃ」

 

段ボールの中から出てきたのはハゲ……失礼、アークだった。

サイボーグの姿になって段ボールの中に入って門の前にスタンバイし色ってくれるのを待っていたのだ。

 

アーク「……段ボールも悪くないな」

 

段ボールの中に入って運ばれていたんだが……どういうわけか段ボールの中はすごく居心地がよかった。

あの安心感に眠りそうだったが運んでもらった相手が悪かった。

 

アーク「さーて、ここは倉庫か。てか、なんでこんなに段ボールがあんだよ」

 

段ボールから出てあたりを見るが周りにはたくさんの段ボールが転がっていた。

なんなん?

こいつらもスネークみたいな段ボールラブになったんか?

 

スペツナズナイフで段ボールを切って中を見てみると

 

アーク「……AK!?」

 

中にはソ連が開発したアサルトライフルAK-47が大量に入っていた。

てか、なんで段ボールにこんな物騒なものが入っているんだよ。

 

アーク「……AKって言ったら構造が簡単で作りやすい、安い、高威力なんだが……あいつ等ってXM8あるよな? なんで?」

 

ちなみにAK-47って言ったらテロリストに使われるイメージが強いんだがあれは先ほどのそろってはいけない三拍子のせいで使われているだけで製作者のカラシニコフ氏は(うろ覚え)「使われて悲しい」っと言っていた気がする。

 

アーク「……仮にここにAK工場があるとして……XM8の予備か?」

 

とりあえず写真を撮っておく。

 

アーク「さて、さっそうく城の中を物色させてもらいますか」

 

何だっけ?

皇帝曰くあいつ等って世界統一うんねんかんぬん言ってたよな?

マジであいつ等って何がしたいんだろうな?

 

アーク「できればニゴウを見つけて……連れ去りたいんだがな」

 

そういうとアークは扉をそっと開け城に向かっていった。




どうも「ドラッグオンドラグーン」をしてEエンド(新宿ED)でくじけそうになったけど最終的にクリアして喜んだけどラストが悲惨すぎてガチ泣きした零城です
あの時ほど

作者「やめろ自衛隊ぃぃぃぃぃ!! 武力行使やめろぉぉぉぉぉ!! い、いやぁぁぁぁぁぁ!? アンヘルぅぅぅぅぅ!?」

って叫んだことないわ(ガチで初見)
叫んだせいで親に怒られてゲーム機没収されたけどね!!
作者……自衛隊好きなのに……
ああ、東京タワーが赤いのはそういう理由かぁ(思考放棄)

今回出た猫ですが……実は?

次回は本格的なメタルギアをします

前々回のアンケートの続きです 残り:2000ポイント

  • ザ・ペインとジ・エンド
  • ザ・ペインとザ・ヒューリー
  • ジ・エンドとザ・ヒューリー
  • クライジング・ウルフ
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