『待てー!アベンジャーズ!』
『待てと言われて待つと思う?』
オールマイトに追い掛けられながらウェブスイングしてる所から失礼!
よう!ト〇バで俺ちゃんのフィギュアが取れてハイテンションな俺ちゃんはデッドプール!前回の話の続きだ。何故俺ちゃんがオールマイトに追いかけられて居るのか、話は6時間前に遡る!
~~~~~~~~~~~~~~~
6時間前
~~~~~~~~~~~~~~~
「君が薬剤師ヒーローケミストか、やっと見つけた。」
「な、何だ?私になんの用だ?」
「何って、決まってるでしょ?君を粛清しに来たんだよ。」
「しゅ、粛清?そんなことをされる覚えはないぞ。」
「へぇ〜、あくまで白を切るんだ。なら、これを見てもそんなこと言える?これは君が売った違法薬物の一覧。僕がこのデータを持っている限り君はもう言い逃れは出来ない。さっさと認めなよ。」
「そんなことをする訳がないだろう!だいたい、私はヒーローだぞ?そんなことをするメリットがない。」
「メリットは有るよ?君の年収はせいぜい●●●万程、そんな低収入じゃあ、女はやって来ないし贅沢も出来ない。なんなら生活するのも難しいはずだ。」
「っ」
「さっき君の年収を言ったよね?およそ●●●万円、なのに何故高級車を買ったんだい?しかも一括で。」
「そ、それは……」
「もう言い逃れは出来ないね。君は有罪だ。さぁ!粛清の時間だ!」
「や、やめ」「止めないに決まってるでしょ?どんな方法で粛清しよっかな?手?足?それとも目?」
「やめろ、やめてくれぇ!」
「やめてくれ?あ、目が良いのか。じゃあこのスプーンで」
「待てアベンジャーズ!ケミストもう大丈夫。何故かって?私が来た!」
「オールマイト!」
「あ〜さっきの叫び声で気づかれたのか、せっかく汚ヒーローを見つけて粛清しようとしたのに。」
「彼は司法によって裁かれる!君が裁くべきではない!」
「なら何故、麻薬売買やヒーローが起こした事件の揉み消しが無くならない!」
「っ!そ、それは……」
「ほら!答えられないだろ?全員が全員オールマイト見たいな奴だったらマシだろうが、そこまで世の中は甘くない。俺みたいな奴がこの世には必要なんだよ!」
「ぐっ、確かにアベンジャーズ、君のような者は必要悪なのかもしれない、だが!殺すのはやりすぎだ!」
「はぁ、やっぱり分かり合えないのね、僕達。そんじゃあ僕は撤退させて貰うよ!じゃあね!」
「HAHAHA!逃がす訳には行かない!あとケミスト!君の処分は後で決定する!逃げるなよ!待てー!アベンジャーズ!」
「待てと言われて待つと思う?喰らえ!ウェブグレネード!」
「なっ!糸が絡んで動けない!待て〜!」
※ウェブグレネードとはMCU版スパイダーマンが使うことの出来るウェブ。その名の通り発射後数秒で爆発し、ウェブを撒き散らす。