距離感がエグい幼馴染みナリタタイシン概念 作:Freezing
次の日の朝――
ビワハヤヒデは少しモヤモヤした気持ちを抱えたまま、朝練を行っていた。
「いやそうはならないだろう」思わず口から出たこの言葉は紛れもなくビワハヤヒデ魂の叫びであった。
とりあえずその場ではポツリ一言発してフェードアウトしたが、タイシンとトレーナとの関係との関係が気になり若干夜更しをしてしまった次第である。
タイシン「…おはよ ハヤヒデ。」
ハヤヒデ「あ、あぁ お早ようタイシン。 昨日のことなんだが… あぁいや…なんでもない忘れてくれ。」
タイシン「何。 まぁいいけど…」
このことは簡単に口に出すべきなのかイマイチわからない。もしかしたら2人は付き合っていて自分がその場面をたまたま目撃してしまったか。恋愛経験がないビワハヤヒデには恋と親愛との判別と距離感というものには慣れていないのだった。
トレセン学園の規則としては、取り分け在学中のうまだっちやうまぴょいといった行為は厳しく取り締まっている節がある。つまり意図的ではなくとも、タイシンの弱みを握ってしまったと考えると迂闊には聞けない、聞けるはずがない。
このもやもやした気持ちは自分がこのこと忘れるまで続くのかと少しアンニュイな気分になっていた。
チケット「二人共おはよ… 今日も晴れていい天気だね…」
ハヤヒデ「あぁ、チケット。おはよう…どうした?随分静かじゃないか。らしくないな 今日は雨が振りそうだな。」
チケット「いや、雲ひとつない快晴だけど…」
チケット「そ、それよりさタイシン!!昨日のことなんだけど!!」
ハヤヒデ「!?」
ハヤヒデは内心しまったと思った。そういえば昼時には完全にフリーズしていたウイニングチケット。いくら驚いたとはいえしばらく借りた猫のように静かだったということは、チケットは私以上に恋愛関係に対しては疎いことだと思う。
チケットは明朗快活で感情が顔に出やすい性格だ。友人として非常に好ましいが、やはりそういったところの話はどうしても気になってしまうのだろう。と思う反面聞いてみたいといった感情も少なからずあり、ビワハヤヒデの感情がチケットの二の句を許してしまった。
タイシン「ハァ? なんのこといってんの?」
チケット「だからぁ…その!! 昨日トレーナールームでトレーナーと寝てたじゃん!! タイシンってトレーナーさんと…そ、そんな関係なの!?」
オイ聞き方ァ!! と言うかチケットもトレーナールームに来てたのかとハヤヒデは思う。もうここまで来たら最後まで聞いてしまえとハヤヒデは意を決した。
タイシン「あぁ… え?アイツとそういう関係? ないない絶対ないから」
タイシン「ウザ…アイツはただ幼馴染ってだけ。 ほんとそう言うのじゃないから」
チケット「えっ…そうなの!? 付き合ってないのに抱き合って寝たりしてるの!?」
タイシン「あれは物心ついた時からそうしてるだけ。別にやめようと思えばすぐやめるし。ホント違うから」
チケット「えー…それって…うーん…そうなのかなぁ」
ハヤヒデ(いやそんなことはないだろう…)
ハヤヒデは喉元までせり上がったツッコミをなんとか封じ込めた。別に付き合ってないだけでもわかっただけマシか…とをして現実を逃避しつつ、タイシンとチケットの会話に耳を傾けた。
――――
トレーナールーム
タイシン「て言われてるんだけど。」トレーナーの膝の上
T「おかしな話だな。 タイシンに限ってそんな話ありえないって」あぐら状態
タイシン「たく…ホント…ウザいったらないんだから…」膝上
T「まぁ思春期だからな。そういった目で見てしまうのだろう。俺もデジタルに同じことを聞かれたよ。」あぐら状態onタイシン
アグネスデジタルにタイシンさんと仲が良いと聞きましてwwwwちょっと距離感バグってません?おかしいですよこんなの…って言ってきたのでおかしいのはお前の出走ローテだよ、と返しておいた。デジタルに関しては大抵この返しでなんとかなるところが便利なところだ。
T「まぁ最近そう言う話が出回ってるならちょっと距離離すか。とりあえず離れてくんない?」
タイシン「あ、ソシャゲの周回…」ポチ
T「オイコラ話聞けや」
タイシン「…」ポチポチ
T「オイ」
タイシン「…」ポチポチ
T「ハァ…ま、いっか。」
タイシンに強く言えない俺も俺だよなぁ…とぼんやり考えながら来週のメニューを考えるトレーナーであった。
ガラッ
ハヤヒデ「」
ハヤヒデ「…いや、そうはならないだろ」
こんなん書かせてもらってますけど、タイシン持ってないですよねこれが
次作の考えている案
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ポンコツグラスワンダー
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悪友ウオッカ
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逆に可愛がりスーパークリーク
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地方巡業で堂の入ったスマートファルコン
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その他(感想にどうぞ)