獅子王・アルトリアペンドラゴンと王達の行くオーバーロードの世界 作:アルトリア・ブラック(Main)
彼らがプレイヤーです。
ー白亜の城ー
(…あー…疲れた…)
アルトリアは異世界に転移して来てから仲間達と協力して大陸のみを支配下に置くことが出来た。
ゲーム《ユグドラシル》が現実の物になってから彼らの暴走具合が凄かった。
(…征服王と賢王は帰還を目標にしてたけど、リアル並みにやりたいことが出来るから、最近は言わなくなったな…)
このギルド《キャメロット》は複数の世界で構成されており、巨大な城を中心にオジマンディアスが支配するピラミッド領域、賢王が支配するウルクなどいろいろある。
(…個性が爆発してるからなぁ…一度暴走すると歯止めが利かなくなるんだよな…)
100年前か200年前か忘れたが、その時に太陽王や征服王が大陸全土を戦火に包み暴れ回った事を思い出しアルトリアはため息をつく
ゲームだと思っていた故に大陸にいる異形種達をモンスターだと思っていた節があった。
しかし、人間達を見つけ、彼らが生きていると実感した太陽王達は侵攻を辞めて国の運営及び自分達の生活を優先するようになった。
(…まぁ、力はあるし、やりたいことが出来るこの世界はリアル並みに好きだって言ってたしな…)
悩んでいると…
「王、失礼致します」
そう言って入って来たのはガウェインで、深々と頭を下げる
「どうした?ガウェイン」
「は、先日、王からの調べるように言われた国々の調査が終わりましたので報告させて頂きます」
そう言ってガウェインが紙を広げる
「あぁ、少し待て、彼らに繋げる」
そう言って《伝言》を繋げると…
『聞こえるぞー!!アルトリアー!』
元気なネロの声が聞こえてくる。
アルトリアの背後に巨大なモニターが出現する
仲間達が出て来て各々、自分の領域の玉座に座っていた。
「はい、では始めさせて頂きます」
ガウェイン達が話し始める
ーガウェインー
ガウェインが仕えるのは獅子王・アルトリア・ペンドラゴンであり、ギルド長でもある彼女だった。
ガウェイン達円卓の騎士の創造主はアルトリアであり、彼らの絶対的忠誠心はアルトリアのみに注がれていた。
しかし、アルトリアの友人でもあり仲間である他の王達にもある程度の忠誠を捧げなければ、余計な諍いになると確信していた。
「ガウェイン、ギルガメッシュ王からの伝言で、リ・エスティーゼ王国に使節団を送る際の打ち合わせを陛下としたいらしいのだが、予定の擦り合わせを行いたい」
「わかりました。王と相談してみます」
王同士の連絡も常にその王のNPC達が行なっていた。
ガウェインは書類を持ち、アルトリアの元に向かう。
(…最近、リ・エスティーゼ王国付近で謎の組織が動き出してる…プレイヤーがまたこの世界に転移して来たのか…?)
アグラヴェインの見立てでは100年おきに転移してくるのならば、今回もおそらく転移して来ているだろうとのことだった。
(…我が王に刃を向けるプレイヤーならば即刻排除しなければ…)
200年前、いやもう少し後だったかもしれないが、十三英雄のリーダーはアルトリア達と友好的だったからこそ殺さないでいた。
ガウェインはマントをなびかせ、アルトリアの自室に向かって歩きだす
次回からボチボチ設定説明やらいろいろ入ります。
オジマンディアス、ネロ、ギルガメッシュ、ソロモン、イスカンダルなどと言った個性が爆発している彼らが出て来ます。