獅子王・アルトリアペンドラゴンと王達の行くオーバーロードの世界 作:アルトリア・ブラック(Main)
ナザリックメンツも出そうと思いましたけど、まだ出ません。モモンの名前が出てくる程度でございます。
こう書いていく上で少し変更したい点があり、最初の方が変更されてます。現実世界に戻りたいと思っていたのは征服王と賢王の二人に変更されています。後先考えず書いててごめんなさい。
オバロ4期やるって言ってましたね、楽しみ!
あと、作者の頭相当弱いので、ラナーの作戦とか原作ラナー程知略じゃないかもしれません。
ーアーグランド評議国最奥にてー
ツアーはやって来たリグリットと話をして100年の揺り返しについて話し合っていた。
「ところでツアー、その吸血鬼、あのキャメロットのえぬぴーしーではないのか?」
リグリットの言葉にツアーは鎧の方を見ながら思い出す
200年前、リーダーが転移して来てから数ヶ月後に大暴れし始めたプレイヤー達の存在
本来なら八欲王のような彼らは滅ぼしてしまいたい存在に他ならないのだが、今のこの世界情勢では八欲王以上の災厄に陥りかねないと判断し、彼らを牽制することしか出来ないのだ。
幸いにも彼らギルドのリーダーとは話が通じる。
彼らは人類が居れば八欲王のように暴れ回る事はしないと判断し、人類が未だ残っている王国と帝国、法国の存在でなんとか均衡を保っている。
「…200年前の戦いで吸血鬼のえぬぴーしーは出て来なかった。単に居なかったのか出さなかったのか分からないが、警戒しておくことに越したことはないだろうね」
「そうか」
「もし、再び彼らと戦争するとなればこの世界は破滅を迎えてしまうだろう。大陸だけに限った話じゃない」
ツアーにとって彼らの存在は扱いづらい存在に他ならなかった。
十三英雄のリーダーはかつて、彼らと話し合い、人間に被害が行かないよう。これ以上無用な殺し合いはしないよう提案した。
彼らは一時その条件を飲んだが、リーダー亡き今、彼らがどう出るか分からない。
ツアーは彼らプレイヤーの存在を思い出し、最も警戒すべき存在が脳裏に浮かびため息をつきたくなる
《オジマンディアス》
彼の存在は一番厄介で、最も八欲王に近い存在だと判断して間違いないだろう。
ーキャメロット内・エジプト領域ー
エジプト領域にあるピラミッドは古代のピラミッドをモチーフにしたのと同時に現実のような豪華絢爛さをイメージして作った。
並ぶ料理は豪華絢爛で、ありとあらゆる場所から集められた料理だった。
オジマンディアスは自らの領域に転移して戻ってくると、領域内に配置している兵士たちが一斉に頭を下げる。
兵士達を目で見て『ご苦労』と言い、歩いていると…
「お帰りなさいませ!オジマンディアス様!」
そう言って走って来たのは天空神を表した魔術触媒と露出度の高い格好が特徴な褐色肌の女性が走ってくる
特徴的な耳が頭上に生えており、古代エジプトのファラオ『ニトクリス』をイメージして制作したNPCだ。
レベルは100で魔法詠唱者のクラスだ。
「疲れた。ニトクリスよ、ネフェルタリが準備し終わり次第、余の部屋に来いと言ってくれ」
「はい、かしこまりました」
部屋に入り、室内を見渡すと何処かしこも宝石やら何やらで絢爛に装飾されていた。
天幕がある巨大なベットにマントを脱ぎ置き、ソファーに座りワイングラスにワインを注ぎながら物思いに耽っていた。
この世界に転移して来て富も名声も思いのまま、力もゲームとそっくりそのままの力を持ち、この世界を好き勝手に出来る程の力を持っている。
(アルトリアの奴はこの世界に転移して来てだいぶマシな性格になった。ギルガメッシュとイスカンダルの奴は変わらんが…)
オジマンディアスにとってこの世界は苦行であるのと同時に幸福な世界でもある。
何せこの世界にはリアルで失った妻がいる。
本人ではないと理解してはいるが、妻と同じ言動・思考・仕草を見てしまえば、それは【本物】だ
「オジマンディアス様、食事をお持ちしました」
メイドが持って来た料理がテーブルに並べられていく
オジマンディアスの領域にいるメイドは《キャメロット》のメイドと違い、完全に部外者である。
かつて、大陸を支配した種族の生き残りだ。
彼らはキャメロットに降伏した折にキャメロットの奴隷としてオジマンディアスかエジプト領域に留める事にした。
エジプト領域はオジマンディアス、ニトクリスの許可が無ければ外部に出ることは許されない。
エジプト領域に住まうという事は一生外に出れないという事を意味する。
ソファーでくつろいでいると
《伝言》が入り、ワイングラスをテーブルに置く
「なんだ」
そう言うと《伝言》に出たのはギルガメッシュで、リ・エスティーゼ王国、エ・ランテル付近に《ナザリック地下大墳墓》が転移して来た可能性が高いと伝えて来た。
『ほう…あの極悪ギルドがか』
オジマンディアスにとって、あのギルドはゲームに己の全てを賭ける者達が多いギルドというイメージがあった。
一部を除き貧困層で構成された極悪ギルド
《転移して来たプレイヤーの名前は恐らくはモモンガだろう。最終日までログインしていたのあの男しかいないからな》
『そうであろうな、他の奴らは辞めたりアカウントを消している者が大半だからな』
風魔小太郎が調べた内容を聞いてオジマンディアスはワイングラスを持ち直す。
《伝言》が切れ、外の風景を眺める。
一面砂漠でピラミッドの周りにはスフィンクスなどが跋扈している。
「ぐぅぅう」
唸り声をあげてやってきた小型のスフィンクスを撫でていると
「失礼致します。ネフェルタリ様がいらっしゃいました」
オジマンディアスは『今行く』と言い、ワイングラスをテーブルに置き、入口の方に向かう。
ーリ・エスティーゼ王国・ガセフー
王国な来訪2日目、ネロ達はランポッサ三世達と会談を行い、ブリテン王国に帰還することになっていた。
長いテーブルに座った両国の王達
ランポッサ三世の左右には第一王子と第二王子、対するブリテン王国の王であるネロ・クラウディウスとギルガメッシュ王の両名
ネロの後ろにはぬいぐるみを抱き、雪のような白い髪とドレスを纏った少女、名を確か《アナスタシア》と言っていた。
ギルガメッシュの後ろにはシドゥリと呼ばれる女性がおり、その女性が書類の整理をしたりいろいろ動いていた。
バルブロ王子が王になった暁には友好的な同盟を結びたいと誇らしげに言っていたが、二人の王は眉ひとつ動かさず、バルブロを見ずにいた。
それと打って変わり、ザナック王子の話になるとギルガメッシュだけがザナックの方を見て話を聞いていた。
その動きから察してブリテン王国がバルブロ王子かザナック王子のどちらかに関心があるのかが見て取れた。
会談を終え、お開きになった後、ガセフはランポッサ三世の護衛を終え、王宮内を歩いていると…
「貴様の忠誠心は王にのみ注がれているのか?」
「!」
その声に驚き足を止めると、先程まで誰もいなかった場所にギルガメッシュが立っていた。
共を連れず、武装も何もしていない状態だった。
一介の王がそのような状態で武装しているガセフの前に現れることなど前代未聞だ
「ギルガメッシュ王…」
直感的に感じる危機感、王宮内であるのだが、咄嗟に礼を取る
それを見てギルガメッシュは何か感心したのか、腕組みをやめ寄りかかっていた状態から立ち上がる。
「貴様、ガセフ・ストロノーフと言ったな、王の懐刀と」
ギルガメッシュは何か品定めするような目でガセフを見る
ガセフは全身から冷や汗が流れてくる
「…いかにも、私は王に仕える戦士です」
「その王の戦士に問おう、この国はいずれ滅びる。あのような慈悲深いがそれだけの人間に仕えてその身を自滅に追いやるぞ」
ギルガメッシュの挑戦的な台詞、悪魔のような笑い方にガセフは怒りが沸き起こりそうになるのを堪える。
他国の王に怒りを飛ばすこと程愚かなことは出来ない。
「我は別にどうでも良いが、貴様の戦士としての在り方に興味が湧いた。この国と同盟を結ぶなどという事はしないが、貴様の在り方によっては手を貸すとしよう」
そう言って何かを投げてくる
ガセフはそれを掴み見ると、それは小さな短剣だった
それも、かなりの魔法が込められた物だった。
「大事に使うことだな、他国の王からの物だからな」
そう言って背を向ける
「せいぜい足掻けよ、貴様はいろいろ厄介なものに気に入られているようだしな」
そう言って目の前が突然眩しくなり、目を瞑って開けた瞬間、目の前にいたギルガメッシュが消えていた。
ネフェルタリ
【種族】英霊
【レベル】40
【居住区】エジプト領域
【詳細】
オジマンディアスの現実の妻と性格・容姿共に瓜二つである。
戦闘職ではなく、エジプト領域にいる存在だけであり、戦いには赴かない。
オジマンディアスのリアルの前妻で、とある事件にて命を落とし、彼女の死を悲しみ自暴自棄になったオジマンディアスが《ユグドラシル》で制作したNPC。
ゲームがリアルになり、彼女が動き出すようになってからそっくりそのままの性格や身なりに彼女をみて妻を見るようになる。
彼女の事に触れるのはギルド内でもグレーゾーンであり、唯一触れて良いのは彼女と同じ性別のアルトリアとネロのみ、それ以外は触れたら激怒する。
以前、ネフェルタリの事を悪く言った者の故郷を丸ごと焼き払った事がある。
【ギルガメッシュとガセフ】
ギルガメッシュからは愉悦の道具と思われている。
腐敗した貴族や兵士の中にいる唯一の存在にコレクターの血が騒いで声をかけてアイテムを渡した。
ガセフがアインズと接触していたというのを何処からか聞きつけた。