獅子王・アルトリアペンドラゴンと王達の行くオーバーロードの世界   作:アルトリア・ブラック(Main)

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獅子王様はギルメン達と転移してきているので性格が少し変わってます。

後、今回は征服王メインの話からモモンメイン(イビルアイ 目線もある)話などいろいろあります。



ラナー王女の謀略、キャメロットの目的

ーイスカンダルー

 

「ふむ、今回も異変はないな」

 

イスカンダルはアルトリア達が居ない間のキャメロットの留守を守ることになり、キャメロット最上階から辺りを見渡して敵の気配を確認していた。

 

「そんなんで見えるのかよ、お前」

 

「ん?見えるぞ、余の視力はこのキャメロットの中では最も高いからな!」

 

イスカンダルの近くまで登ってきたのは、イスカンダルが製作したNPC【ウェイバー・ベルベット】だった。

 

レベル100のNPCであり、魔法詠唱者である。

 

このギルド内ではかなり重宝されているNPCで、MPを一気に回復出来る能力を持っているゆえにMPをかなり必要とするアルトリアやオジマンディアスからは、かなり重宝され連れまわされていたことを思い出す。

 

「ちゃんと正確な情報出さねぇと他の王様達が黙って無いと思うぞ」

 

「ははは、それは確かだな!特にギルガメッシュ辺りが五月蝿そうだ」

 

イスカンダルは豪快に笑いながらお酒を飲む

 

「あ!お前!飲みながらなんてもっと納得されないだろ?!」

 

「ん?そうか、余は泥酔しないように出来ている種族だぞ?」

 

「そうだけどさ!アルトリア様がキレるだろ!それ!あの人が怒るのが一番タチ悪いんだから!」

 

ウェイバーがムキーと怒りながら言う言葉には重みがある。

 

アルトリアはギルド長を務めるだけはあり、正確な情報・運営方針を定めて決定するのが上手い。

 

特にギルガメッシュは彼女がお気に入りなのかなんなのか、アルトリアの言う言葉に強い言葉で返しはしない。

 

「いやしかしなぁ、この所、プレイヤーの転移も無いし、十三英雄のリーダーやその仲間、そして、おとぎ話とやらにある八欲王のような奴らの到来も無いだろう?」

 

「念には念をとか言うだろ?警戒しておく事に越した事ないんだし、八欲王が残した天空城は脅威に他ならないし」

 

「そうさなぁ、今のところ竜王とやらは見かけんし、警戒しておく事に越した事はないか」

 

ウェイバーはその言葉に安堵のため息を着くと何処からか出したのか、ジュースを飲み始める。

 

そうこうしていると、ネロから《伝言》が入り出ると、リ・エスティーゼ王国付近にナザリック地下大墳墓が転移してきた可能性が高いという報告が入る。

 

「そうか、分かった。無事で帰って来い」

 

その言葉にネロが『了解!』とすごく元気だったが

 

伝言が切れた後、ウェイバーが気になっていたのか問いかけて来たので、事の経緯を説明する。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーイビルアイー

 

王国とブリテン王国の会談が終わり、いつもの日常が戻って来た時、イビルアイの元にラナーから晩餐会に出席したお礼の品を持ったクライムがやってくる。

 

クライム曰く『順調に終わりました。同盟は見送りとなりましたが』と報告を受け、イビルアイはその品を持ってラキュース達のいる場所に戻ろうとすると…

 

「すまない。青の薔薇の…イビルアイだったか?」

 

声をかけられて振り向くとそこにいたのはモモンとナーベで、モモンの登場にイビルアイは激しく動揺してしまう。

 

緊張やらなんやらの感情ではなく、単に恥ずかしさ故に緊張してしまう。

 

「も、も、モモン様!こんな所にどうされたのですか?!」

 

「…実はイビルアイに少し聞きたい事があるんだ」

 

そう言われてイビルアイはハッとなり、緊張感が漂う。

 

もし、このまま部屋に誘われたり…とあり得ない事を思い始めた時…

 

「大陸にある国について知りたいんだ」

 

「大陸にある国…ビーストマン連邦についてですか?それとも…ブリテン王国のことですか?」

 

その言葉にモモンは『ブリテン王国について知りたい』と言ってくる。

 

イビルアイは辺りを見渡し、話せる場所に行くべく歩き始める。

 

 

 

 

 

ー王国の荒ぶれた場所にて・モモンー

 

モモンは場末の酒場に来て、イビルアイが話し始める内容を覚えるために一言一句違わないように意識する。

 

「ブリテン王国は今から200年前に建国された国で、六人の王がいまだに支配している国です。200年前に突如として現れた六人の王達は瞬く間に大陸を支配し、一部の国家を除き絶対王政を築き上げました」

 

(…プレイヤーの国家の可能性が高いな…ブリテンって響きからしてアルトリアさん達ギルドかな…)

 

イビルアイが次々と説明を始める。

 

六人の王の到来は『八欲王の到来』と言われるくらい世界中は戦火に包まれたらしい。

 

「…らしい。とはこの地にまで飛び火はしなかったのか?」

 

そう問いかけるとイビルアイは頷き

 

「ある日、彼らはこの地に足を踏み入れそうになった際に十三英雄のリーダーと交渉。および人類がいると確信した際に侵攻は終わった…しかし、今も彼らは生きているから、アーグランド評議国やスレイン法国は常に警戒しています。再び彼らが動き始めれば世界は破滅しかないのです」

 

その言葉にモモンはふむと考え込む

 

(…人類が生存しているという事を知った瞬間に侵攻をやめた。それだけ聞けばプレイヤーだと思うが…)

 

プレイヤーの種族にもよるのだろうが、プレイヤーはかつては人間だったのなら、人間種に愛着が湧くのは当然の仕組みだろう。

 

現に人類が生きながらえているのは彼らプレイヤーのおかげでもあるのだろうが…

 

「その彼らは王国や帝国の戦争に出てくる事はあるのか?」

 

その質問にイビルアイは『私はブリテン王国の人間じゃないから分からないが、彼らが戦争に首を突っ込んでくる事は基本的にありません。あるとしたらアーグランド評議国や法国が動いた場合のみです』答える。

 

ある程度事情を聞いて、モモンガは立ち上がり礼を言って退出する。

 

去り際に泊まる場所について聞いて来たが、はぐらかしてその場から立ち去るモモンガの頭の中には、ブリテン王国の事を考えながらナザリックに帰還するために歩き始める。

 

 

 

 

 

 

ーキャメロット内・娯楽室ー

 

キャメロット内の娯楽室にてネロが王国で仕入れた情報を共有するためにギルメン達が集まっていた。

 

バハルス帝国に訪問する予定だったアルトリアとソロモンは急遽、訪問日時をずらして行くことになった。

 

「バハルス帝国はまぁ、不信感を露わにした表情してたけど、介入は今のところ特にないね」

 

ソロモンの言葉にネロが申し訳なさそうにしているのを見てソロモンが苦笑いを浮かべる

 

「して、何個か話すべき事はあるが…一番の問題は貴様が勧誘したラナー王女とやらについてだが」

 

オジマンディアスはラナーのような女性をさぞかし嫌っているのか、嫌そうに不満そうにしていた。

 

「その王女とやらは信用できるのか?平気で家族を見捨てるような輩だぞ」

 

「逆に言えば家族が100大事な存在じゃないからこそ、自分が本当に大事な存在を守ろうと思っているんじゃないか?」

 

ネロは何故かドヤ顔でオジマンディアスを見る

 

「……」

 

アルトリアは無言で珈琲を飲みながら話を聞いていた。

 

「オジマンディアスの言う事も最もだけど、一番の問題はあの人がナザリックと通じていたって時点で信用できる存在じゃないって事だよ、もしかしたら今も通じてるかもしれないし」

 

「ハサン達に探らせたらナザリック地下大墳墓の守護者の一人であるデミウルゴスと内通していたとの事だ」

 

ギルガメッシュはワインを傾けながら言う

 

「しかし、裏切ると言っているというのに内通しているとはけしからんな」

 

イスカンダルが不満そうに腕組みしながら椅子に深く腰掛ける。

 

「それがどうにも今までとは違うようだ」

 

「何?」

 

ギルガメッシュは嗤いながら話し始める。

 

「デミウルゴスからはブリテン王国についていろいろ聞かれたようだが、ある程度の事しか言わなかったようだ。ネロと会って話したことも含めて隠していた部分もあったようだぞ」

 

「つまり、本気で裏切るつもりなのか?しっかし、一介の女子があの極悪ギルドを欺く事なんて出来るとは思えんがなぁ」

 

イスカンダルの言葉にソロモンも頷く

 

ナザリック地下大墳墓はユグドラシル内において極悪ギルドとして名を馳せていた。

 

「あの王女について心配などしなくて良いだろう。得体の知れない奴らよりも国として知っている我達の国にくるだろう。それに、万が一の保険もかけてある、心配しないでも上手くいくだろう」

 

ギルガメッシュが心底楽しそうに言うとソロモンが引きながら

 

「…久しぶりに見たその意地の悪い笑顔」

 

「なんだ意地の悪い顔とは!」

 

ギルガメッシュがムキーと怒る

 

アルトリアはわきゃわきゃやっている彼らを見て笑う

 

「オジマンディアス。不満に思うのは分かるが、退屈しのぎにはなるぞ」

 

アルトリアの言葉にオジマンディアスは「退屈しのぎになれば良いがな」と返す。




イスカンダル(プレイヤー)
【種族】英霊
【レベル】100
【クラス】騎兵(戦士職)
【居住】キャメロット内のマケドニア領域
【カルマ値】中立

【詳細】
現実世界では富裕層であり、オジマンディアスやギルガメッシュと違いそれほどの富裕層ではないものの、アーコロジー内で生活している。リアルでの職は会社の社長で富裕層限定のゲームを発売している。
転移直後は状況の不可解さや転移後の世界の不満さ故に帰還を目的にしていたが、帰還の仕方が不明のため、転移後の世界で生きる事にした。
転移後にいくつかの国を滅ぼしたり戦争を楽しんでいたことがあった。
ブリテン王国が建国されてからはだいぶ落ち着き、自室で己が製作したゲームを自身が作ったNPCと共に遊んでいたりする。


諸葛孔明
【あだ名】ウェイバー
【レベル】100
【種族】英霊
【クラス】魔法詠唱者

【詳細】
ユグドラシルにおいて重要なMPのチャージが出来る人物であり、MPがかなり重要になるアルトリアやオジマンディアスからはかなり重宝されている。
味方強化スキルに加え、敵全体の攻防面をまとめて妨害する能力と、シンプルながら強力な補助性能を誇っており、ナザリックでの戦闘の際にはウルベルトをかなり苦しめた存在。
キャメロット内で円卓の騎士面々に続き、創造主至上主義。
ぶっきらぼうに返しながらもイスカンダルの事は尊敬やら忠誠心やら複雑な心情を向けている。



【娯楽室】
キャメロットのアルトリアのいる領域に設定されたギルメン専用の娯楽室。富裕層出身が多いので、かなりの大きさ
女性専用・男性専用と一応仕切りもある
テレビ以外は大体揃っている。
メイドの数人が毎日手入れしている。
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