剣と魔法の世界で勘違いして念能力発現させた俺の話し聞く? 作:ふろなかさたかた
次に、作者の駄文をお読みいただき、感想、評価、誤字報告等を送っていただぎ、誠にありがとうございます。
今日で俺も13歳だ。
うん?はしょりすぎだって?
それは許してくれ。
四大行の【纏】【練】【絶】、その応用技の【堅】【周】【流】の特訓をしていただけで、あとはこんな砂漠地帯でも育つ麦や豆、家畜の世話くらいしか話す事はなかったからな。
実は昨日、とても
念能力の修行自体は相変わらず亀の歩みだけど、今回はその息抜きも兼ねてな……
コップにヒタヒタまで水をいれて、その上に葉っぱを浮かべてオーラで包んでいる、と言えばいったい何をしようとしているのか伝わるか?
えっ、そんなことしてなんの意味があるんや?頭おかしくなったんか?ってか?
おいおいおい、冗談はよしてくれよ兄弟。
まさかお前、HUNTER×HUNTER読んでないなんて言うんじゃねえだろうな?
おれも鬼じゃあねえ、今すぐ全巻布教用・布教用・読書用・布教用・保存用・布教用・布教用、合わせて10セット買って来るか、Google先生に質問してきなさい。(足し算すら出来てない)
◇◇◇
人それぞれ得手不得手があるように念能力にも得手不得手が存在する。
術者は生まれつき必ず強化系・変化系・放出系・操作系・具現化系・特質系、このどれかに属している。
【水見式】
それは、水で満ちたグラスに葉を浮かべ、グラス全体に対して練を行う。その時起きた現象により属する系統を判別する。
◇◇◇
やはりこの瞬間は緊張してしまう。
もし念能力が使えたら……
そんな妄想をしたことある奴ならきっとわかってくれるだろう。
まさか自分がこの瞬間を向かえることになろうとは。
すごく嬉しい、楽しみだしワクワクするけど、同じくらい緊張する……
スリザリンは嫌だ
スリザリンは嫌だ
……いや、組分け帽子は関係なかったわ
いかんいかん、心を落ち着かすんだ。
無心……とはいかなくても、オーラコントロールを乱さない程度に心を落ち着けるんだ……
正直、オーラの扱いの修行は上手く行っていない。
【堅】は一番集中的に鍛えている
【円】や【隠】に至っては未だに習得できていない……
分類的には手に持つ道具にも体と同じようにオーラを纏わせる【
「スゥゥゥゥ フゥゥゥゥ……」
落ち着いて深呼吸を繰り返す……
「……ねえ」
集中……集中……集中……
スゥゥゥゥゥゥ……
「……ねえってば」
このコップも、その中の水も葉っぱも自分の一部のように感じるんだ……
「ハァッ……」
シュゥゥゥゥゥゥゥ
よしっ!
良いぞ、良い感じだ……
「なに無視してんのよ、馬鹿ノア!!!」
ガシィィィッ
ポカッ ポカッ
ズムッ ズムッ ズムッ
((( ガクガクブルブル)))
ドサッズサァァァァ チーン
◇◇◇
「……いやぁ、ビックリしたよ。
うっぷ…………突然話しかけてくるんだからさ」
「ふんっ!さっきから何度も声かけてたわよ!!」
コップに集中していただけに、突然の外界からの刺激にビックリして顔を上げると、そこには珠のように綺麗ですべすべのほっぺを可愛らしく膨らました幼馴染みの少女がいた。
初対面の時は幼かったこともあるがちょこんとしていて、ついつい甘やかしたくなる可愛らしい女の子だったが、今やスラリと大きく成長し、砂漠の民らしい小麦色の肌と合わさって活発なイメージを抱かせる。
すごく丁寧に手入れをしているのだろう長い黒髪は、クセなど1つもなくサラサラと風になびいている。
あわせてパッチリとした瞳は愛嬌があり、もう少し年を取ればモテモテだなあなんて呑気に考えてしまった。
ここで『おはよう、今日も可愛いね』なんて軟弱てナンパなセリフが吐ければ良かったのだろうが、前世も含めてそんな言葉が出てくるような生き方なんざしてない。
つまり何を言いたいのかというと、自分があの水見式をするってことに興奮しすぎてあのアーティカを無視し続けた俺は、次の瞬間には人間から哀れなサンドバッグに格下げを食らったということだ。
呑気に上げて彼女を見たまま固まった両頬に往復ストレートを2発食らい、そのままキッツいボディ3連打の
アイエー
アーティカ ナンデー
サヨナラー⭐
しばらくえずいていて、落ち着いたと思ったが、話し始めるとまた少しえずいてしまう。
なんて衝撃力を持った拳なんだ……
【纏】なんて目じゃない固さを誇る俺様の【堅】を易々と突破してくるとは、やるじゃねぇか……ガクッ
「それでどうしたの、アーティカ?僕に何かよう?」
「ふんっ、何か用がなくっちゃ話しかけたらいけないの!?」
だからその用はなんだって聞いてるんでしょうがぁぁぁ!!!!!
まあしかし、アーティカとは違い大人な僕はそれを口に出してしまうような馬鹿な真似はしない。
……決してアーティカにビビってる訳じゃあないのだ!
所詮ヤツは無能力者…………だよね?
「いいいいやいやいやいや!!全くそんなことないよです、本当に!そそ、それでどうしたの?」
くそぉ!!
前世のナードな自分とはおさらばして、今世ではもっとヤンキーみたいにオラオラする予定だったのにっ!
ヤンキーみたいなオラオラ系はモテるから『偉大なるノアの箱船ハーレム出発進行ドンドンパフパフ~イエーイ!!』計画がぁ……
「えっ、コップに葉っぱ浮かべてずっと見てるのよ、従僕が。声をかけないのは優しさを越えて暴力でしょ……」
「……いったい何時から僕は君の従僕になったんだよ……。それを言うならサンドバックの間違いでしょ」
「ああん?」
「…………」
恐怖政治、ここに極まれり
まあでも、確かに今の僕を過剰にして例えると、
ちっちゃい子供が虫を殺して遊んでたり、拾ってきたエッチな本をめちゃめちゃ読んでいる。
そんな感じの行動に見えたのかもしれない。
そしてそれを見たお母さんが、
『わあ、すごい闘争心!
未来は偉大な独裁者ね!!(^o^ゞ』
『あらあら~、もうそんな年頃なのね。
お赤飯炊かなきゃ!!(*≧∀≦*)っ』
確かにそれは優しさ越えて暴力かも……。
とは言え、あのアーティカが、
『見ないフリをしていられないほどあんたはヤバくて心配で声をかけた』
そう言いたかったと言うのか!?
アーティカが?
あの「手加減」の「て」の字どころか、その前の"カギカッコ"すらどこかに捨ててきたような彼女が?
アーティカも、成長している……のか?
ボブでなくとも
「これは
「露骨に話をそらしたわね……。まあいいわ、それで、それが儀式?」
「そうそう。オーラを目覚めさせて念能力を使えるようには誰でもなれるけど、そのオーラの得意不得意はみんな同じじゃなくて、人それぞれ得意不得意が系統ごとに極端にわかれちゃうんだ。でも、当然そんな得意不得意なんてそのままじゃわからないんだけれど、この水見式をすれば自分の得意不得意がわかるんだ!」(ネチャネチャしてて凄い早口)
「(そ、そう言う設定なのね。)ボソッ。スゴイワネ……」
「でしょ!!いったい誰がこんなの考え出したんだろうね!!」
「ソウネ……(いや、あんたでしょ)ボソッ」
わぁ、例え相手がアーティカだとしても、興味をもってもらえるとすんげえ嬉しいわ。
アーティカも興味ありそうだしもう少し詳しく教えてあげようかな?
などと、暴走気味な事を考えていると
「ノアも少しは気落ちしているかと思ったけど、元気そうで良かったわ……」
少年を案じる少女の思いは届かないーー
私事ですがこの度は、更新が滞り申し訳ありません。
これからも糞ザコ更新かもしれませんが、少しでも皆様に楽しんでいただけるように頑張ります!!
今後とも、よろしくお願い致します!!!
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