箒と勉強した次の日の放課後
「今日は戦闘の基礎をしましょう。一次移行は戦闘の経験値が必要だからね」
「俺らでやるんですか?」
俺は戦闘なんて言われてもケンカレベルの事ぐらいしかできないし、一夏にしても剣道の様にはISでお互いに剣を持っている訳でもないから上手くいかないだろうし…
「大丈夫よ、相手は呼んでいるから」
「そうなんですか?」
さすが会長、準備がいい。
「さぁ、その気になる対戦相手とは!!」
「はじめまして…一年四組の更識 簪
「私の可愛い可愛いちょー可愛い妹の簪ちゃんよ!!」
「お、お姉ちゃん恥ずかしいよ…」
「大丈夫!!簪ちゃんはどこに出しても恥ずかしくないわ!!出さないけど!!」
紹介はされたのは会長と同じ水色の髪をしているメガネっ子だった。小動物出来るな可愛さがある。あ、でも俺は虚さんのほうが…
それとついでに俺達は、会長は重度のシスコンだと理解した。
「本題に戻ってください。会長」
「え~、もうちょっと簪ちゃんとイチャイチャしたい~」
「駄目です」
「むー、虚ちゃんのいけずー」
「お姉ちゃん。怒るよ」
「ごめんなさい!」
「シスコン会長。戦闘はどうすればいいんですか?」
「その名前やめて一夏くん。一人ずつ簪ちゃんと戦ってもらって十分の戦闘で二人は交代、簪ちゃんは二人と戦った後に十分間休憩、もちろんエネルギーはピットで回復させてからよ。そんな感じでやってみてね」
「それだと更識さんに負担がかかりすぎませんか?」
「大丈夫よ、簪ちゃんはあなた達が二人で挑んでも圧倒出来るぐらい強いから♪」
「へぇ、そうですか。へぇ」
なんか、そんな事を言われるとなんとしても勝ちたくなっちゃうなぁ!
「じゃあまず弾くんから!」
「お願いします。更識さん」
「よろしくお願いします…」
「いくぜ!紫沫!」
「来て、打鉄弐式!」
「強い…」
なんじゃありゃ…近づけばリーチの長い薙刀、離れればよくわからないキャノン砲。
素手で勝てるわけねぇー
一夏の方は剣で薙刀と打ち合ってなんとか戦闘らしくなっている。(それでも全て十分かからない)
俺はひたすら避けるだけ、おかげで四回目で十分間逃げ切れた。あんまり嬉しくないけどな。
「次で五回目ね。そろそろ一次移行がくると思うわ」
「えっと、会長」
「何かしら?織斑くん」
「俺、やめときます」
「…なぜかしら?」
「ちょっとした賭けです。いいですよね?」
「もちろんよ。個人の自由だからね」
「弾はどうする?」
「俺はこのままだとどうにもならないからな。やらしてもらうよ」
「それじゃあ、弾くんと簪ちゃんは五回目の用意をしてね」
あるぇ?予定がggg