それではどうぞ!
本日の授業終了なり!さぁ寮に行こう!やっと休める!
「んじゃ一夏行くかー」
「あー生徒会室な」
「…忘れてたー!」
うわっめんどくせぇ!できるだけ早く予習したいのに!そんな気さらさらないけども。
「ほれ、行くぞー」
「めんどくせぇ…」
「一夏ちょっといいか?」
「ん?どうしたんだ箒」
「来週戦う事になっただろう?だから久しぶりに剣道をしないか?」
その理屈はおかしい…のかな?
「確かにそれもいいかもしれないけど、今日は無理だからな?」
「その程度分かっている。私をバカにしているのか?」
「ゴメンゴメン、じゃあいつにする?」
「私はいつでもいいからな、一夏の自由にしてくれ」
「そっか、了解。じゃあ早めに連絡するよ」
「うむ、分かった。時間をとらせてすまなかったな」
「全然問題ないよ。じゃあまた明日な!」
「ああ、また明日」
「一夏ー置いてくぞー」
「あ、ちょっ弾!待てよ!お前生徒会室の場所わかってんのか!?」
結局俺が迷子になりかけて、一夏に引きずられて行った。この学園広すぎだろ…
「一夏くん一夏くん」
「なんだい弾くんや」
「先に入って?」
「I☆YA☆BA」
「せめてジャンケンで負けたら行ってくれよ!」
「ほう、よかろう。この俺を倒せるかな?」
学校の三大入りたくない部屋は職員室と校長室と生徒会室だと思う。よってこの擦り付け合い。
「俺の勝ちィィィ!!」
「負けた…」
勝ったぜぇぇ!!今ならもう何も怖くない!
「失礼します。一年の織斑と五反田です」
「早いですね!?」
「だってめんどくさい」
えぇ…それ口に出したら駄目なやつだろ…
「どうぞ~」
「失礼します」
「失礼しまーす」
感想を述べよう。
素晴らしいッ!エクセレントッ!どストライック!
説明は難しいので省かせていただくが。美しい女性である。
「貴方達が噂の新入生ね?」
もう一人の方の水色の髪をした人が訪ねてきた。
「私は更識 楯無、この学園の生徒会長なの」
「…一つ聞いてもいいですか?」
「ん?なぁに?」
「更識先輩は二年生ですよね?そしてこの時期に既に会長職についているということは一年生の頃からなんでしょうか?少し不自然では?」
なんで、何年生かわかるんだろ?
「ああ、学年はリボンの色でわかるからな」
「地の文読むなし」
確かに考えてみたら違和感あるな、二年生で会長って。
「まぁ、確かに一般的には二年生で会長は不自然かもね。でも、この学園が一般的に見える?世界で唯一のISの専門学校が」
なるほど、確かにその言い分なら納得するな。
「ちなみに生徒会長はちょっと変わった方法で決まるの」
「なんなんですか?」
「生徒会長は最強であれってね」
「つまり更識先輩はこの学園の生徒の中で最強だということですか?」
「正~解~♪」
さらっと一夏のやつ、織斑先生を除いたな。学園最強って言ったら先生達も入るからな。
「そろそろ本題に入るわよ?」
「はい、お願いします」
「お願いします」
色々これからの事を説明されたけど、よくわからん。とりあえずクラブには入らないで欲しいらしい、貴重な男手は取り合いになって余計な混乱を招くからだそうだ。
そして隣にいた三年生の人が布仏 虚さん。会計を勤めているそうだ。本音を言うとかなりタイプである。一目惚れである(なそのせいで話を聞いてなかったわけではないのであしからず)そして、その布仏先輩に勉強を
見てもらえるようになった。会長曰く
「仲良くしてあげてね!」
とのことである。意味がわからん。ちなみに一夏は楯無先輩にISの訓練を手伝ってもらうらしい。週末は俺も参加する予定である。
「それじゃあ、また一夏くんは明日ここに来てね」
「わかりました。失礼します」
「五反田くんは虚ちゃんに基礎だけでも聞いておくといいよ。じゃあ私は先に帰るから。バイビー♪」
「ちょっちょっとお嬢様!?」
なん…だと…?
それから布仏先輩に寮の門限ギリギリまで勉強を教えてもらっていた。
会話も少しは出来たし上機嫌な俺である。
寮まで帰ってきて部屋まで帰ろうとしたものの場所がわからずに少し迷子になった