~IS~ 一夏と弾とそれから俺と   作:文具両道

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ネーミングセンスは壊滅的です某匠より酷いです。
それではどうぞ!


その名は

 

次の日

 

昨日布仏先輩に色々教えてもらったおかげでなんとか授業においてけぼりをくらうことはなかった。(それでも何度も質問はした。そのたびに山田先生は喜んでいた。)

そういえばこんな事があった

 

「やっぱりあの参考書は難しく書きすぎだ。1を話すのに10まで説明しやがる」

「参考書ってのはそんなもんなんじゃね?で?どうだった?なんかあった?」

「?何がだよ」

「お前あの先輩好みのタイプだろ。昨日ずっと目線がいってたぞ?」

 

世界が凍ったかと思った

なんなのこの子。自分の時は全然気づかないくせに…てか目線いってんのわかってたら教えてくれよ…くそ、恥ずかしい…

 

「それでも初めて会って三時間ぐらいしか一緒にいなかったのに、なんかある方がおかしいだろ!」

「ふむ、恥ずかしい心を隠すための怒りか。青春だねぇ、若いねぇ」

「同い年だろうがー!」

 

 

そんなこんなで放課後

 

「予定変更です♪」

 

更識会長が言ったのは、とりあえず専用機の『初期化』と『最適化』だけ先に済ましてからの方が分かりやすいところもある。ということで、昨日のうちにアリーナの使用権を貰ってくれていたそうだ。なんともありがたい事である。一夏には更識会長が、俺には布仏先輩がサポートしてくれるそうだ。ただISスーツはすごく恥ずかしいな…慣れなきゃならないんだろうけどさ…(ちなみに俺のスーツは一夏の色違いで濃い赤である)

 

「じゃあ、ISを展開してもらうんだけど、展開の方法は知ってる?」

「俺は大丈夫です」

「すみません、俺知らないです」

「全然構わないわよ。じゃあ教えると方法は念じるって事なんだけど、最初はISの名前を呼んであげるとやりやすいと思うよ。じゃあまず一夏くんから!」

「はい、じゃあいきます! 来い!『白式!』」

 

一夏が腕についている灰色のガントレットを前につきだし呼ぶと、光に包まれて全身に『銀色』のパーツを纏っていく。さらに背面には翼のようなブースターがついて…いや『非固定武装』になっている。

 

「うん、ちゃんと出来たわね。体とかに異常はない?」

「はい、大丈夫です。問題ありません」

「うん、じゃあ少しそのまま待っていてね。じゃあ次は五反田くんの番だよ」

「わかりました」

 

けっこうドキドキしてきた!なんだろうこの高ぶりは!

 

「いくぜ!『紫沫(しぶき)』!」

 

ヘアバンドにつけた、苺の実のような花のヘアピンになっているISの待機状態に意識を集中して名前を呼ぶ。(余談になるが最初に見た時は、なぜこんなかわいらしい物にしたのかと束さんにキレたかった)すると全身に一夏と同じ『銀色』の状態でパーツが装着されていく。

一夏のISは全体的に角ばっていたが、俺のは丸みをおびていた、そして両手足首から、体の中心に少しよった所に繋ぎめのような隙間があった。そして『非固定武装』は…

 

「あれ!?ない!?」

「ないな」

「ないわね」

「ないですね…」

 

なぜ!?大体の機体には装備されてるもんじゃないの!?

 

「ま、まぁきっと造った人には意図があるのよ。それより体調は大丈夫?」

「うやむやにしないで下さいよ…。まぁ、大丈夫です」

「うん。じゃあまず歩く事から始めてみようか!」

「「お願いします!」」

 

 

 

 

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