白き蝶に導かれて……   作:なかムー

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 京介「オイ作者。1週間以上放置ってどういうことだ?」
 ゴメンねー。ちょっとリアルが忙しくて執筆出来なかったんだ。あとはストーリーの構想も考えててちょっと遅くなった。
 京介「あとは?」
 ガルパ、グルミク、ポケモンやってましたー。テヘッ☆
 ??「キョウ兄様、これを。」手に持ってる刀を京介に渡した。
 京介「……」スチャッ←渡された刀を抜く音
 ってちょっと待って⁉︎君今出たらダメでしょ!それに京介!その刀鞘から抜いて振りかぶらないで……って、ギャアアアア!
 京介「さて作者に制裁を加えたし、そろそろ最新話を始めるか。」
 ??「そうですわね。」
 京介・??「「それではどうぞ‼︎」」

 更新遅れて申し訳ございません。リアルの都合でこれからは不定期更新になりますが、そのへんはよろしくお願いしますm(_ _)m

 では最新話どうぞ‼︎
 


第2話 兄妹

 一方駅前……。

 こちらは昨日と違いまだ外が明るいため、人通りは学生が多い。駅前のロータリーも時間帯的に立ち話してる学生やそのまま帰宅する者が多数を占めている。

 

 その中でも一際目立つ存在が一人だけいた。この付近ではあまり見かけないお嬢さま学校の制服に身を包んだロングヘアの少女がいた。

 彼女は()()()()と待ち合わせをしており、駅前ロータリーに設置してあるベンチに一人で腰を掛けて本を読んでいる最中である。

 

 (おいあのベンチに座ってる子、見てみろよ。)ヒソヒソ

 (可愛いじゃねぇか。)ヒソヒソ

 (それだけじゃないぜ。あの制服、月ノ森じゃねぇか。ちょっと声掛けてみよーぜ。)ヒソヒソ

 (おいやめとけって、ぜってー相手されないから。)ヒソヒソ

 

 (あの人美人だなー。)

 (とても綺麗……。女の私でも見惚れてしまうわ。)

 (ケッ‼︎妬ましい……‼︎)

 (顔がいいからって調子に乗って……‼︎)

 

 お近づきになりたいものとそれを制止するもの、賞賛するものと嫉妬するものetc……。各々で思いながら彼女のことを凝視している。彼女はそのことにお構いなしかと思われたが……

 

 (全く……。視線が気になりますわ。)

 

 彼女は自分に向けている視線に気がついたが、平静を保ちながら内心では苛立ちを隠せなかった。

 人の視線が嫌いな彼女は、あの人早く来ないかなと思いながら読んでいた本を栞を挟んで一旦閉じ、自分の腕時計で時間を確認した。10分くらい前に電話をしたから羽丘から駅前(ここ)までは徒歩で15分前後だからあと数分で着くので来るまで読書の続きをしようと途中まで読んでた本を開こうとしたその時、

 

 「へーい、そこのお姉さーん。俺らと遊ばなーい?」

 「お、月ノ森の制服じゃん!二日連続でラッキーだぜ‼︎」

 

 二人組の男にナンパを仕掛けられたのだ。二日連続という言葉に違和感を感じながらも彼女は溜息をついた。

 しかし近い未来知ることになるが、この二人は昨日一人の少女をナンパしようとした時思わぬ妨害にあって失敗したことを知るのは別の話しである。

 

 「結構です。今待ち合わせている相手がいるので。」

 「いいじゃないかよ〜、な?」

 「俺らといた方が楽しいぜ?」

 

 ナンパを堂々と断った彼女だが、向こうは此方の意見を聞く気などハナッからあるわけが無く、まだ引き下がずにアプローチを掛けに行った。そしてチャラ男のうち一人が彼女の肩に手を置き、逃がさないように地味に露骨な嫌がらせをした。それらのやりとりを近くで見ていたギャラリーも大半が慌てながら見ていた。

 だがしかし、

 

 「フンッ‼︎」

 「ぐべら‼︎」

 「なっ⁉︎」

 

 彼女は肩に手を置かれたのが気に入らかったのか、手を置いた男の腕を即座に両腕で掴み、そのまま背負い投げを決めたのだ。男も突然のことだったので受け身が取れずにそのまま地面に叩きつけられた。しかし幸いなことに打ち所がよかったためかその男はそのまま気絶をした。

 しかしもう一人の男は相方が気絶されたためか、怒りを露にして彼女に近づいてきた。

 

 「てめぇこの女ァ……よくも「フンッ‼︎」グフッ⁉︎」

 

 彼女は男に対し何の躊躇いもなく膝で股間を蹴り上げた。急所に入ったためか男は青い顔をしながら唸り声をあげて股間を抑えながら蹲った。

 そのまま彼女は黒い笑みを浮かべながら男に近づき、しゃがんで耳打ちした。

 

 「この場から早く消えて下さい。でないと……、相方のお方含めてこれ以上のことをしますよ?」

 「は…はい……。」

 

 男は恐怖を感じたのか彼女の言葉には逆らえず、覚束ないながらも立ち上がり、気絶している相方の肩を背負いそのままこの場を立ち去った。一連のやりとりをみていたギャラリーは彼女の笑みに男と同じように恐怖を感じたようで、その場からそそくさと立ち去っていた。

 彼女は周りのことを気にせず、自分の肩を手で払う仕草をしそのまま先程まで座ってたベンチに向かった。その後腕時計で時間を確認し、荷物を手に取った直後、待ち合わせの人物が来た。

 

 「おーい、 桜雪(さき)!」

 「き、キョウ兄様ーーー‼︎」

 

 待ち合わせの人物……京介が彼女……桜雪の姿を確認すると彼女の元へと近寄りに行くが、桜雪の方から逆に京介に近づいていった。彼の前に着くと両手で彼の片手を掴みブンブン振り、先程のやりとりで見せた表情から一変し、喜びを露わにしている。

 

 「キョウ兄様‼︎桜雪は、桜雪は貴方のことをずっと待ちわびていましたわーーー‼︎」

 「お、落ち着けって桜雪。周りが見ているって……。あと連絡してなくてゴメンな。」

 「これくらい大丈夫です‼︎何ともありませんわ、キョウ兄様‼︎」

 「そ、そうか…。ならもう食事に行かないか?ほら時間に限りがあるんだし。」

 

 桜雪は京介に本来の目的があることを指摘され、我に帰った桜雪は京介の手を離して申し訳なさそうな表情をして、すぐに頭を下げて謝罪した。

 

 「そ、そうでした。す、すみませんキョウ兄様……、本来の目的を忘れるところでした……。」

 「気にすんなって、そんくらいじゃ怒らないよ。それじゃ行くか。」

 「そ、そうですね!早く行きましょう‼︎」

 

 京介本人はさほど気にしてないようであり、本来の目的である食事に行くことにしたり

 確かにこの調子でいくと本題から話しがズレることになるため、京介は早く行くことを提案し、桜雪はそれに同意した。

 しかし、

 

 「一つお尋ねしたいことがあるんですけどいいですか?」

 「どうした?何かあるのか⁉︎」

 「先程言ってた願いごとなんですけど……。」

 「あぁ、あれか。それがどうした?」

 

 先程京介が電話で話した願いごとについて尋ねてきたのだ。確かに一つだけだが願いごとを聞いてあげることにしてあげたが、まさかここでその話しが持ち上がってくることに驚いた。

 しかし京介のことをお構いなしに桜雪はさらに追い討ちをかけることを発言してきたのだ。

 

 「今ここで、願いごとを言ってもよろしいでしょうか?」

 「へっ?今か?明日以降じゃなくていいのか?」

 「はい……。確かに明日は祝日ですけど、それだと人が混んでいますしそれに、今の時間帯だと夕食には早いと思って時間を少しズラすだけにすれば丁度いいのでは無いかと思って……。」

 

 明日以降にしようとしたが桜雪にまだ早いと言われた京介は自分の腕時計を確認した。確かに時刻はまだ5時を過ぎていないので彼女の言うことに間違ってないため、彼はその提案に乗ることにした。

 

 「ま、いいぜ。んで桜雪はどうしたい?」

 「ならこの近くにあるショッピングモールに行きましょう!あそこで見て回れば夕食の時間にピッタリだと思います!」

 「見て回るだけでいいのか?」

 「はい!キョウ兄様と一緒にいられることが私にとって人生最高の瞬間です!」

 「そ、そうか……。なら行こうか。」

 「はい!」

 

 京介は桜雪の言動に若干困惑するも、彼は彼で妹と一緒に何かすること自体好きなのでこれ以上は何も追求せず、妹と一緒にショッピングモールに向かうことにしたのだ。

 

________________________________________________

 

 ショッピングモールで服やアクセサリー、ペットショップなど(映画も観ようとしたけど特に観たいのがなかったのと、あっても時間が合わなかったため別の日に行くことにした。)見ていた二人は、時間を確認したところ七時前になっていたので、若干遅いながらも本来の目的である夕飯をとることにした。

 しかし時間帯的にどこも満員なためショッピングモール内のフードコートやレストランでとることは諦め、仕方なく駅前近くにあるファミレスで済ませることにした。店内は混雑していたが偶然席が一つ空いたのと来店時に待っている客は彼らしかためすぐに席に座ることができた。

 そして二人は今雑談をしながら注文を決めている最中である。

 

 「そういえば最近帰りが遅いようだがどうしてだ?もしかして生徒会の仕事が忙しいのか?」

 「ええ、概ねその通りです。」

 「何の仕事してんだ?それほど忙しいってことか?」

 「それはですね……。」

 

 二人が二年生に進級してしばらくした時、京介は桜雪の帰りが遅くなっているのが気になっていたのは知っているが、詳しいことは彼はよく知らないのである。

 桜雪なりの事情があるため、京介は敢えて今まで聞かなかったが、この際だからどんな用事があるのか尋ねてみた。すると彼女は先程まで見ていたメニューを一旦閉じて一呼吸ついてから答えた。

 

 「月の森が今年創立100年になるのでそれを節目に『何かしよう』って学校側の意向で企画を考えていたところなんです。」

 「へぇ、そうなんだ。それで人手や生徒の意見も欲しいから生徒会も駆り出されたってわけか。」

 「はい、そうなんです‼︎」

 

 まさか妹の通ってる学校(月ノ森)が創立記念に何かする企画を考案していたことに京介は驚いた。羽丘やその近くの花咲川もそこまではしないので月ノ森レベルになるとここまでするスケールの大きさは凄いと京介は改めて感じた。

 そして具体的にどんな企画がでているのか気になったので京介は尋ねてみた。

 

 「何か企画はもう出てるのか?」

 「そうですね……。体育祭などの一部の行事の一般開放や植樹やらありきたりのものが意見として出ていますね。」

 「うーん、あまりパッとしたのが無いな。」

 「いや、一つだけ共感できる案がありますわ。」

 「お、あるのか。それは一体何だ?」

 

 創立記念にしてはいい案が無いと言っていた桜雪だが唯一彼女がいいと感じた案があるようだ。京介はつかさずその案がどんなものか尋ねた。

 

 「それはですね……」

 

 

 

 

 

 「月ノ森の共学化ですわ‼︎」

 「……マジ?」

 「はい‼︎本気ですわ‼︎」

 

 桜雪が間を開けて発言したのはまさかの月ノ森の共学化という案が出てきたことに京介は唖然としていた。確かに羽丘と花咲川が共学になったのはここ最近なので何とも言えないのではあるが、まさか歴史あるお嬢さま学校も共学に乗り出すことをなるとは。京介は大胆だなと同時にスケールの大きさを改めて再認識した。

 しかし桜雪はそんなことや周りをお構いなしに頬に両手を当てて顔を赤く染め体を悶えながら「それに、」と先程の言葉に付け加えて続けざまにこう言った。

 

 「まだ仮なんですがもしこの案が通ればキョウ兄様と残り少ない高校生活を送ることができますわ〜♪」

 「おいちょっと待て!まさかそれ俺月ノ森に転入する前提で話し進んでないよな⁉︎」

 「もちろんですわ‼︎こんなチャンス、逃したりしませんわ‼︎」

 「Oh……。」

 

 京介はまさか桜雪が兄を転入することまで計画していたのは唖然としていた。実は彼女は彼が羽丘に入学したことに未だ納得してないのか、何度も転入の話しを持ち込んでくることがよくあり、彼は何度もそれを一蹴していた。そして桜雪が共学化の話し(未定)をしたため彼は頭を悩まされることになる。

 どうしたものかと京介は頭を抱えながらテーブルに突っ伏しながら考えていると、

 

 「あのー、お客様……」

 「はい、何でしょう?もしかして何か迷惑をかけましたか?」

 「いえ違います。」

 

 店員が彼らの席まで来て何やら話すことがあるのだ。まさか先程のやりとりで注意されるかと思いきやそれは見当違いなようで彼は内心安堵した。

 

 「只今当店は大変混雑していまして、今お待ちのお客様との相席でもよろしいでしょうか?」

 

 注意では無く相席の確認をしてきたので京介は桜雪の方を見た。彼女と目が合ったとき、「私は構いませんわ。」と言ってきたのだ。

 確かに店内を見渡せばどこの席も空いてないため、二人きりで食事をしたかった彼女だがワガママを言ったら流石に周りに迷惑をかけると判断したので彼もその思いを汲み、店員に言葉を返した。

 

 「では相席でお願いします。」

 「かしこまりました。」

 「あ、あと一つよろしいですか?とその前に、桜雪はもう決まったか?」

 「私はもう決めました。」

 「そうか。では一緒に注文いいですか?」

 「分かりました。でもお先に相席のお客様をお連れしてからでもよろしいでしょか?」

 「大丈夫です。」

 「分かりました。ではお連れ致しますので少々お待ちください。」

 

 相席に同意しついでに注文を頼むが、先に相席の客を連れて来てから注文を取るので彼らはそのことは何も言わず店員は席を離れた。その数十秒後店員が後ろに客を連れて戻ってきた。

 

 「お待たせ致しました。こちらの席になります。」

 「ありがとうございます。日菜、早く席に着くわよ。」

 「はーい。」

 

 相席になる客は自分達と同じ学生のようだが、二人の顔立ちも何処か似ている。髪の色も二人とも水色であるが、髪型はロングとセミロングの三つ編みとなっている。

 あと違うところがあるなら服装である。ロングヘアの女子はベージュのセーラー服を着ているが、三つ編みの女子は京介と同じ羽丘の制服である。ロングヘア少女は制服からして花咲川であると見抜いたが京介は三つ編み少女を見ると苦い顔をしたのである。

 

 「どうしたのですか、キョウ兄様?」

 「えっ。あ、あぁ……。羽丘(ウチ)の学校の生徒会長とまさかこんなところでバッタリと会うことになるとは思わなくてな……。」

 「そうですか……。」

 「うん?……あっー!君よく見たらウチの学校の子だー!君学年は⁉︎あたし君のこと見かけたことないから二年?それとも一年?」

 「日菜。そこまでにしておきなさい。これ以上は彼に迷惑ですよ。」

 「ちぇー!おねーちゃんのケチー!」

 

 疑問に思った桜雪は京介に聞いたが、学校関係で何かあったことのようなのでこれ以上追求はしなかったが、三つ編み少女……日菜の方が興味を持ち始めたため京介に質問攻めをしようとしたが逆にロングヘアの姉(日菜がおねーちゃんって呼んでたから)に宥められてしまったので姉に文句を言った。

 しかし京介も思うことがあるらしく、彼女達の間に入って一つの提案をした。

 

 「まぁまぁ、質問なら答えられる範囲ならお答えしますが一つだけよろしいでしょうか?」

 「「ん〜、なーに?(はい、何でしょう?)」」

 「……注文決めてからでいいでしょうか?」

 「「あっ……。」」

 

 二人は京介にそう言われて後ろを振り返ると店員がニッコリと笑っており、早くしてくれませんかと言わんばかりの表情で二人を見ていた。

 

 「「す、すみません……。」」

 

 二人は顔を赤く染め俯いてしまった。京介と桜雪はその光景を見ながら苦笑いするしかなかった。

 

________________________________________________

 

 「それでねー桜雪ちゃん、ウチのおねーちゃんがねー……‼︎」

 「日菜さん、その時私のキョウ兄様は……‼︎」

 

 二人が席に着き注文を頼んだ数分後、待つだけでは暇なので相席になった者同士雑談をする。更にその数十分後、全員頼んだ料理が来て、食事をしながら雑談に話しを盛り上がらせることになった。

 その時日菜と桜雪は意気投合したのか自身の兄(姉)の自慢話しで盛り上がってた。その光景を京介と日菜の姉は呆れながらも微笑ましく眺めていた。

 

 「すみません先輩、妹が何か迷惑かけて……。」

 「いえ、謝るのは此方の方です。日菜がご迷惑を……。」

 

 それと同時にお互い申し訳なさを感じたのか、二人同士に頭を下げて妹が迷惑をかけたことに謝罪をする。そして京介はふと何かを思い出した。

 

 「そういえば自己紹介すらまだでしたね。俺は羽丘の二年、流川京介です。」

 「ご丁寧にどうも。私は日菜の双子の姉の氷川(ひかわ)紗夜(さよ)と申します。花咲川で学年は三年生です。」

 「年上でしたか……。あと双子だったんですね。どおりで似ていると思いました。」

 「えぇ、日菜と差異はありますがよく似てると言われます。そういう貴方も双子なのではないでしょうか?年齢も同じですし。」

 「あー、実際は年子で妹が3月生まれの早生まれなんでよく双子と間違われるんすよ。」

 「そうだったのですか。勘違いしてごめんなさいね。」

 「いやいやこれくらい大丈夫っスよ。」

 

 日菜の姉……紗夜と軽い自己紹介を済ませた京介はお互いの兄(姉)妹事情の情報交換をした後で何やら苦労話しをしていた。

 一方桜雪と日菜は食事を終わっており、お互いスマホを取り出して連絡先を交換していた。その後、桜雪が何やらとんでもないことを言った。

 

 「日菜さん。キョウ兄様を生徒会の一員として加えていただけないでしょうか?キョウ兄様ったらお誘いがあったのに断ったんですよ。」

 「そうなの⁉︎ならあたしの方で生徒会に入れることが出来ないか検討しておくよ‼︎でももう役職空いてないから雑用でも大丈夫?」

 「構いません‼︎むしろ無能なお方をクビにしてその役職をキョウ兄様にしていただいてください‼︎」

 「って、ちょっと待て‼︎何変な方向に話し進んでんの⁉︎」

 

 まさか桜雪が他校の生徒会に兄をコネ入会させるとは思ってたらしく京介は驚きながらツッコミを入れた。しかしお互い乗り気だったのであと数日で自分も生徒会の仲間入りするところまで話しは行ってるのでもはや時間の問題である。

 

 「それにあたし、キョウくんのこと一目見て気に入ったんだよねー。何かるんっ♪てきたんだ‼︎」

 「あら、そうだったんですか!なら兄をお願いしますわ日菜さん‼︎」

 「うん‼︎この日菜ちゃんに任せてよ桜雪ちゃん‼︎」

 「こりゃもう話を入れるのは無理そうだな……。」

 「すみません京介さん……。」

 

 生徒会の仲間入りがほぼ確定した瞬間を悟った京介は頭を抱えてため息をついた。その京介の反応を見た紗夜は申し訳なさそうに京介に頭を下げた。一方、話の元凶である桜雪と日菜はシレっとしながらまた二人で話をしていたのである。

 

________________________________________________

 

 その後食事を終えた彼らはファミレスを出た後に別れ、お互いの帰路に向かうことになった。京介と桜雪は今駅のホームまで移動しており、電車を待っている最中である。会話が無いのか桜雪の方から京介に何やら話しをしていた。

 

 「すみませんキョウ兄様、私が勝手なことを言ったばかりに……。」

 「もう気にしてない。だから心配するな。」

 

 先程の件で謝罪した桜雪だが京介はさほど気にしてないようであり、京介は桜雪の頭に手を置いた。

 

 「俺のことを思って言ったんだろ?それでいいじゃないか。俺もお前の提案に乗るよ。」

 「キョウ兄様……!」

 

 そのまま京介は桜雪の頭を撫でながら妹の提案に賛成した。桜雪は撫でられたことと賛成してくれたことが嬉しかったのか顔を赤く染めた。

 それと同時に彼らのいるホームまで電車が来たので二人は立ち上がった。

 

 「それじゃあ帰るか。」「はい‼︎」

 

 そのまま二人は電車に乗って帰ることになった。そしてこの時はまだ知らないが、京介が生徒会の一員になったのはこの日より数日後の話しである。




 双子烏丸さん、tori@さんお気に入り登録ありがとうございます!こんな拙作にお気に入りしてくれるだけで感謝してます!
 これからも頑張りますのでよろしくお願いします‼︎m(_ _)m

 今回の話は氷川紗夜と氷川日菜が登場しました。次ガルパキャラ誰出そうか悩んだ末、兄妹の話しということで氷川姉妹にしました。宇田川姉妹は今後出しますのでよろしくお願いします。ちなみ出すとしたらに今回のように妹たちが兄(姉)自慢の話しを予定してますのでそこはご了承ください。
 次回もお楽しみに‼︎
 ※あと余談ですが今回の話しの序盤で出てきた二人の男はプロローグでましろちゃんをナンパしてたヤツらです。

 今回の話しに出てきたオリキャラのプロフィールです。主人公の妹を紹介します。

【名前】流川桜雪(るかわ さき)
【性別】女 【年齢】17 【誕生日】 3月14日(ホワイトデー)
【学年】高校2年生 【学校】月の森女子学園 【クラス】2年A組
【身長】165cm 【体重】ヒ・ミ・ツ♡ by桜雪
【血液型】A型
【容姿】黒髪のロングヘアー(父親が黒髪)。兄と同じ紫色の瞳。兄同様容姿も整っており、美人。スタイルは身長相応でかなり良い。
 普段着は白のブラウスに紫のスカート、ヒールを着用。夏はノースリーブワンピースにサマーカーディガンを羽織ってる。冬はグレーのダッフルコート、セーターに黒のロングスカートを着用している。オールシーズン共通でストッキングを履いており、あまり肌を見せない。
【一人称】私
【イメージCV】茅野愛衣
【概要】
 主人公、流川京介の妹。早生まれの年子であるが、よく双子と間違われる。
 兄想いの優しくて真面目な性格。
 勉強もトップクラスであり運動も出来るため、クラスメイトからは信頼されている。

 しかし欠点は重度のブラコンのため、彼氏はいない。(兄と父以外にはブラコンを上手く隠している。)ちなみ京介が理想の彼氏のタイプを聞いたところキョウ兄様と答えている。(これを知ってるのは京介と父親含めて数人しか知らない。周りにはナイショとだけ答えている。)

 容姿端麗のため、中学時代はラブレターをよく貰っていたりバレンタインに逆チョコを紙袋三つ分貰うくらいモテる。(高校に入ってからは女子校のため女生徒の憧れの的として女子にチョコを貰ってる。)

 成績の良さから1年生の頃から生徒会に所属しており、2年に進級後は同じく1年で生徒会入りした八潮瑠唯(本編未登場)の世話係りを担当している。そのため瑠唯からは信頼されている。

 家族構成は父親、兄(京介)
・趣味は料理(とても上手い。)、読書、兄といること(⁉︎)
・好きな食べ物:カルボナーラ、あんこ類
・嫌いな食べ物:キウイフルーツ

 兄同様ガールズバンドとはまだ関わりはないが、モニカと日菜と宇田川あこ(本編未登場)と牛込りみ(本編未登場)と絡みが多くなる予定である。

今現在の妹さんの設定。あとは話しが進めば追記しますので楽しんで頂けると幸いです!
 

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