香澄「そうは言ってもねぇ……。」
透子「あたしらの出番って
リサ「あり得そうかも……。」
リサー!今回の君の出番、ラストに一言だけだけどあるよー?
リサ「何だって⁉︎ ありがとう作者様‼︎」
香澄・透子「「裏切り者ぉぉぉぉぉぉぉ‼︎」」。・゚・(ノД`)・゚・。
リサ「それじゃあ早く本編に入ろうよ☆」
だね。それじゃあ……
リサ「本編をどうぞ☆」
「今日のSHRはまずは先日言ってた転校生が来るから紹介する。」
パスパレのライブから数日後のSHR、担任から転校生が来ると告げられた。ちなみにこの事は5日前に転校生が来ると前もって告げられているので生徒たちは「突然だな。」というより「待ちくたびれたよぉ」と言わんばかりの表情である。
「詳しく聞きたいヤツは今日の一時間目は担当は俺だからその時間半分を使って転校生の質問タイムを設けるから、質問等はその時間帯でしてくれ。 あとの残り半分は来週小テストがあるからそれに向けての対策プリントを配る。ちなみにこれは今日の帰りのSHRに提出してもらうからくれぐれもサボらないように。」
偶然にも1時間目の教科が担当が担任だったため、転校生に対するクラスの生徒の配慮をそれなりに用意していたのである。それと同時に課題を用意しているが。
そして担任は『入ってこい。』と教室の引き戸に向けて言った。するとガラガラと引き戸が開く音がなったと同時に一人の生徒が入ってきた。
その生徒は、ヘアースタイルは金髪で毛先がウェーブがかっており左右の横髪に黒いリボンを留めている少女であった。
「転校生、軽い自己紹介を。」
「はい………………
担任に自己紹介を促された少女…咲恋は、チョークを持って黒板に自分の名前を書いた後、自己紹介をした後笑顔でクラス全員に挨拶をした。
それを見た男子生徒は歓喜の声をあげて女子は何処か関心そうに咲恋を見ていたのであった。
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「えぇ!咲恋さんって留学してたの⁉︎」
「えぇそうよ。 でも一年って短い期間だけど。」
一時間目が終わって咲恋の座っている席はクラスメイト達が集まって人だかりが出来ていた。一時間目に質問出来なかった者がいたから…というより転校生と仲良くなりたい者がいるが正しいのである。
その後も咲恋に対して質問攻めが止まない状況下であった。
「おい、転校生。」
その人だかりから京介が割って入ってきた。その手にはプリントらしき紙の束を持っていた。
「何かしら?」
「コレ、先生が言ってた来週のテストの他に、今週末日本史の小テストがあるから出題範囲内をピックアップしておいた。担当が厳しくてな、転校生であれど容赦しない性格だ。」
そう言って京介はプリントの束を咲恋に見せるように手渡した。すると咲恋は京介にしか気づかれないように彼を一度見て視線をプリントの束をザックリと流し読みしていた。
「そう……ありがとう。ゆっくりと目に通したいけど日本史は今週末だから目に通さないとマズイわね。」
そう言って咲恋は日本史の出題範囲のプリントだけを机に出して残りは机の中に入れた。
それを見たクラスメイトは羨ましいと感じたのか京介を小突いたのは言うまでもなかった。
しかし京介が渡したプリントの一枚目には、内容は京介と咲恋しか知らないがこう書かれていた。
『場所は屋上、昼休みに案内する。』と……
・
・
・
そして少し時間が経ち……
四時間目のチャイムが鳴り終わり、昼休みに突入した。咲恋は自分の席から立ち上がり、鞄から弁当箱を取り出すと共にとある所に向かうため教室を出た。
ちなみに先程までのクラスメイトの人だかりだが咲恋本人の迅速な対応と途中京介が密かにフォローに入ったため、昼休みまで捌けたのであった。
「待ってたぜ、お嬢様?」
教室を出た咲恋に突然声をかける人物がいた。咲恋は迷わず声のする方を向いた。するとそこには廊下の壁に寄りかかって腕を組んでた京介がいたのであった。
そして京介は壁に寄りかかるのをやめて組んでた腕を崩して咲恋の元に近づく。
「アンタ、普通に声を掛けてくればよかったのに……。」
「あの場にはクラスメイトがいたからもししたら何か厄介な事になると思ってな。」
「……それもそうね。」
咲恋は先程の京介の行動について苦言を呈したが、後の事を考えてあの場はあのようにやり過ごしたと京介は弁明した。すると咲恋は少し考えて京介の言い分を受け入れた。
「それじゃあ行こうか。」
「分かったわ。」
そして話しの本題に入るためか、京介は咲恋の手を引いて目的地である屋上まで足を進めるのであった。
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京介が咲恋と合流して数分後、二人は屋上前まで来ていた。そして京介はそのまま屋上の扉に手をかけ、そのまま開けて屋上に入って行った。
咲恋も京介につられて彼の後に屋上に入って行った。
「お待たせお前ら。」
「流川くんやっときた! ってアレ、転校生も来たの?」
京介が入ってきたと同時にひまりが彼に声をかけてきた。しかも『待ち侘びました』と言わんばかりの表情であった。だが京介の後ろにいた咲恋の存在に疑問を思ったのか頭に疑問符を浮かべた。
余談だが、屋上にいるのはひまりの他には、彼女以外の『Afterglow』と一ノ瀬も同席しているのであった。
「そうだ。この際だから紹介しようと思ってな。」
「「「「紹介?」」」」
突然京介の口から『紹介』などと言う言葉が出てきた。しかし京介の言う事に理解した咲恋と一ノ瀬とモカ以外のメンバーが頭に疑問符が浮かんだのであった。
「知ってるとは思うが彼女は香月 咲恋。今日転校した子なんだが「此処にいる京介とは幼馴染よ♪」おまっ!俺が言おうとした事を!」
「あらごめんなさい♪」
一度咳払いした京介は咲恋を紹介しようとしたが、途中で咲恋が口を挟んで京介との関係を告白した。それに対し京介は苦言を呈したが、当の咲恋は悪戯が成功した子供のような笑みを浮かべた。
「ふーん……アンタ、そんな可愛い娘と幼馴染なんだ。」
「ほほう、モカちゃんはルカッチに深掘りしないといけませんなー。」
「ふふん! 流川くん、もっと聞かせてくれないかなー!」
「お前らなぁ……。」
蘭は素っ気なく呟いているが、内心どんな関係なのか気になっているようだ。一方のモカとひまりは京介の腕を掴んで彼を逃がさないようにした。コレらを見ていた京介は呆れながらため息をついた。
「あはは……。」
「でも一ノ瀬くんは知ってるみたいだね?」
「ああ、俺はこの二人とは同じ中学だからな。事情はある程度知ってるぜ。」
この一連のやりとりを見てた巴は苦笑いしていた。しかしつぐみは一ノ瀬が知っている素振りだったので疑問に思っていたが、一ノ瀬本人が自分の口から京介達の事情を知っていると公言した。それを聞いたつぐみは納得して「なるほど……。」と呟いた。
「そう言えばイチ、アンタも羽丘だったわね。でもアンタの成績で入れるなんて今でも考えられないわ……。」
「俺らと同じ中学の連中はそう言うだろうよ。」
一ノ瀬に対しては再会と同時に何故羽丘に入れたのか疑問に思っている咲恋であった。それを聞いた京介もジト目になりながら一ノ瀬を見た。二人の視線に対し一ノ瀬は苦い表情をした。
余談だが、咲恋は一ノ瀬の事は『イチ』と呼んでいるのであった。
「ま…まあ今は俺の事より咲恋の事だろ? 時間も限られてるしいっぱい話そうぜ?」
『(逃げた・(な)・(ね)……。)』
しかし一ノ瀬は目を泳がせながら早く話しの本題に入ろうと提言したが、露骨過ぎる話題転換のためAfterglow全員は心の中でツッコミを入れた。それに対し京介は無言でため息をついたが咲恋は呆れながら一ノ瀬を見ていた。
そして、その日の放課後……
屋上で咲恋と一通り交流した『Afterglow』だが、もっと仲良くなりたいことと話し足りないという意見があったため、京介と一ノ瀬も含めたいつものメンバーで何処かで遊びに行こうという話しになった。
そして全員で話しあった結果、『羽沢珈琲店』でお茶をしながら雑談も兼ねて後日何処かに遊びに行くための計画を建てる事にしたのだった。ちなみに今現在の一行は『山吹ベーカリー』前まで来ていたのであった。
「山吹ベーカリーはモカちゃんイチオシのパン屋なんですよ〜。」
「アンタは常連だから説得力あるかも。」
「そ、そう……。」
モカは咲恋に山吹ベーカリーはオススメできると推していた。しかしそれだけでは説得力に欠けていたのか蘭が『モカは常連である』と補足してきた。それを聞いた咲恋も若干引いていたがちゃんと話しは聞いていたのである。
余談だが、羽沢珈琲店に行く予定だったが、モカがやまぶきベーカリーに行きたいと言い出したため、急遽寄ることにしたのである。
「いらっしゃいませ…アレ?今回は大所帯だね?」
全員がやまぶきベーカリーに入るとそこで沙綾が出迎えてくれた。その時沙綾は花咲川の制服であるが、その上に黄色のエプロンを着用してレジの前で店番をしていた。
「モカがやまぶきベーカリーのパンが食べたいって言い出してな。」
「ふっふっふっ〜。 モカちゃんはさっちゃんに山吹ベーカリーをオススメしようとしてたのだ〜。」
「なるほどね……それとそのさっちゃんってのは……?」
「あたしよ。」
巴が何故来店した経緯を話すとモカが理由を付け足した。それを聞いた沙綾は納得はしたが、聞き慣れない人物の名前が誰なのか尋ねると京介の隣りにいた咲恋が自分から名乗り出た。
ちなみに『さっちゃん』というのはモカがつけた咲恋のニックネームである。
「そうなんだ…私は山吹 沙綾。よろしくね、咲恋。」
「どうもご丁寧に…あたしは香月 咲恋。沙綾ちゃんでいいかしら?」
「うん、いいよ。」
「そう…よろしくね♪」
そしてその流れで咲恋と沙綾は自己紹介をした。自己紹介を終えたその時、咲恋の目にあるものが写った。
「あ…焼きそばパンが置いてあるわね。 買ってってもいいかしら?」
「構わないよ〜。」
「モカ、アンタは取りすぎだから……。」
「それにこの後羽沢珈琲店に行く事も忘れんなよ?」
あるもの…焼きそばパンを見た咲恋は買ってもいいかと尋ねたが、モカがパンが一杯盛られたトレーを持ちながら了承したので、自分もトレーとトングを持ち出し焼きそばパンを手に取った。
しかしモカに対して蘭と一ノ瀬は呆れながら彼女が取ったパンの量にツッコミを入れたのは言うまでもない。
一方京介も、トレーとトングを手に取って何にしようか商品を見ていた。折角来たわけだから流石に何か買わないとと感じたそうだ。
そして自分の目に写ったチョココロネを取ろうとしたその時……
コンッ
「「あっ……。」」
チョココロネを取ろうとした京介のトングが突然別のトングとぶつかった音がした。
しかも隣りから声もあげてるので京介はすぐさま誰かを確認するため声のした方へ振り向いた。
「あ、京介くん……。」
「りみりん?」
そこには以前京介と知り合ったりみがいたのだ。
「もしかしてりみりんもチョココロネを……?」
「えっ、京介くんも……?」
京介は一度落ち着いてりみに確認を取った。それと同時にりみも京介に確認をした。そして二人は取ろうとしたのは目の前のチョココロネだと判明した後はしばし無言になったのだ。
「この前は半分だったけど、今回はそうも行かなそうだ。 ……ならお前にやるよ。前回は俺が先に手をつけたから今度はりみりんだ」
「いやいや、それは悪いよ。 それに私はあとに来たから先に来た京介んに権利があるよ。」
「この二人はまた……」
沈黙が明けた後、京介とりみは理由をつけてチョココロネの譲りあいが始まった。それを見ていた蘭も呆れながらジト目で二人を見ていた。
「それじゃあモカちゃんが取っちゃいま〜す。」
「「あっ……。」」
しかしそこにモカが割り込んできて横からチョココロネを掻っ攫ってしまった。二人は思わず声を上げてしまった。
「ゴメンね〜二人とも〜。早いもの『バキッ‼︎』…⁉︎」
軽い謝罪で済ませようとしたモカだが、途中何かの破壊音が鳴った。そこを見ると黒いオーラを漂わせて腕を組んでモカを睨む京介と二つに折られたトレーを持っているりみがいた。ちなみに京介が持っていたトレーとトングは一ノ瀬に預けていたのだった。
「青葉……流石に見過ごせんぞ?」
「モカちゃん……少し礼儀を弁えようね?」
「⁉︎」
指を鳴らす京介と、黒い笑みを浮かべているりみがモカに近づいてきた。周りはもちろんだが、普段マイペースを貫いているモカでさえ恐怖に戦慄しているのであった。
「はいはーい、二人ともそう怒らない。 チョココロネ焼きたてを持ってきたから怒りを収めて。」
そこに運よく、大量のチョココロネをトレーに乗せた沙綾が現れた。三人の間に割って入ってすぐさまチョココロネを陳列してすぐさまその場を立ち去った。
「……以降気をつけろ。」
「沙綾ちゃんに免じて今回は水に流すよ。」
そう言って二人はトレーにチョココロネを乗せた。そして怒りを抑えた二人を見た全員はそれを見るとホッと息をついたのだった。
しかしりみのトレーは先程自分で折って壊してしまったため、やむなく京介のトレーに乗せて、支払いする時は各自で行うことにしたのだ。
ちなみにこの支払いの時にりみが壊したトレーの弁償は京介が代わりにその代金を支払ったのであった。
________________________________________________
「実はあたしは一年間アメリカに留学しての。」
「へぇ、そうなんだ。」
そしてパンを買い終わった一行は目的地である羽沢珈琲店でコーヒーを飲みながら昼休みにまだ話して無い事もあったためまず何処に遊びに行くか決める前に雑談を始めた。
「しかも親の意向で一年間だけしてたらしい。何でも『社会勉強の一環』だとさ。」
「詳しいね……。」
「中学卒業前に本人から聞かされたからな。」
そして咲恋はこの一年間アメリカに留学していた事が判明した。そして咲恋の口から聞かされた京介もそれについての補足を少しばかりしたのであった。
「それでそれで〜、何で羽丘に転入して来たの〜? もしかしてルカッチがいたから〜?」
「なっ⁉︎」
「はは〜ん、図星だぁ〜。」
突如モカがニヤニヤしながら何故羽丘に転入して来たのか理由を尋ねると同時に理由を自分の推察を言ってきた。
そしてモカが京介の名前を出した途端、咲恋は顔を赤く染めながら驚いた。しかしモカは追い討ちを掛けるように茶化してきたのであった。
「隠さなくてもいいですぞ〜さっちゃ〜ん。 モカちゃんにはお見通しですので〜。」
「私も気になる! 何なら流川くんの中学時代の話しが聞きたい!」
モカがニヤニヤしながら某何処ぞの総司令のようなポーズを取りながら尋問しようとしてきた。それに便乗してひまりも立ち上がって問いただしてきた。
カランコロン♪
ちょうどその時、突如店の入り口から音が聞こえた。その時タイミングが悪いなと心の中で愚痴るモカとひまりであった。しかしそんな事を思っても仕方ないのでチャンスを窺うことにしたのだ。
そして此処にいる全員は、コーヒーを飲みに来た客だろうと認識した。しかし……
「アレ、大所帯じゃん?」
偶然Roselia…もといリサと友希那と紗夜が来店してきたのであった……。
次回へ続く……。
まずは最新話を読んでくれてありがとうございます!こんな拙作を読んでくださるなんて感謝感激です!
今回はオリキャラの
咲恋「やっと出れたって感じね。」
しかも咲恋は何処に出すか迷ったんだよね。
咲恋「どうして?」
実はタイミングが中々難しくて……でもちょうど幕間回だから出すなら此処にしたんだ。
咲恋「なるほど……それで今後はどうするの?」
今月中にライブ回をやって幕間を終わらせて、11月に瑠唯さんの生誕記念回を投稿したら新章の予定にしております。
咲恋「そう……それじゃあ今回は此処で終わりましょうか。」
だね。それでは……
咲恋「次回をお楽しみに♪」
次回は前回アンケートをとりましたライブ回のメインはRoseliaになります。アンケートにご協力して下さった皆さま、ありがとうございました!
※今回初登場の咲恋のプロフィールを掲載します。
【名前】
【性別】女 【年齢】17 【誕生日】10月4日
【学年】2年生
【性格】勝ち気かつ活動的な性格で、負けず嫌い
【学校】私立羽丘学園
【身長】156cm 【体重】43kg
【血液型】A型
【容姿】『プリンセスコネクト!Re:Dive』のサレン
【一人称】あたし
【イメージCV】堀江 由衣(セリフイメージは容姿と同じく『プリンセスコネクト!Re:Dive』のサレン)
【概要】
基本的には勝ち気で活動的だが、何事も「エレガント」にこなすことを信条としており、合理主義で努力家で克己心が強く、後ろめたいことを嫌う清廉潔白なところがある。
幼い頃は貧乏だったが、現在は父親の事業が成功している。しかし貧乏性が抜けておらず金にシビアで節約することにうるさい一面がある。だけど必要性を感じれば出費は惜しまない質で、自分に厳しく他人に甘いところもある。
あとは面倒見がいい部分もあり、世話焼きな一面と子供好きで、子供たちの安全と幸せを願っている面も持ち合わせている。
父親が事業に成功してからは、父親の指導の元、学校の勉学の傍、商売の勉強に取り組んでいる。そのおかげか、若いながら商才がある。もちろん学業は優秀である。
本編開始時はアメリカに留学していて、今回の話の前日に日本に帰ってきた。
京介とは小学生からの幼馴染兼同級生である。
一ノ瀬とは中学時代からの縁で彼の事は『イチ』と呼んでいる。
R-18の小説を……
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