皐月賞
レースに出るには、余りにも細く、小さく
常識ある者達は、その脚に宿った切れ味に気付けなかった
可能性は常識を超える
そのウマ娘の名は、『ナリタタイシン』
小さき身体に、鬼神が宿る
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◆
「モンスターでダイレクトアタックデース!」
「のわーーーー!?」(LP0)ピー
「これが私の不退転デュエルです!」
「きゃああああああ!!」(LP0)ピー
「行って!ドドレミコード・クーリア!」
「むーりー!!」(LP0)ピー
「フフーン!ボクの勝ちだよ!」
「そんなああああ!!!」(LP0)ピー
「決まりましたー!エルコンドルパサー、グラスワンダー、スペシャルウィーク、トウカイテイオー!」
「一番速いウマ娘が勝つと言われる皐月賞、クラシック三冠の内まず一冠目を手にすることが出来るのはこの四名に絞られました!」
「解説の榊さん、どうでしょうこの展開は?」
「大方の予想通り人気上位4人の激突になりましたね。どのウマ娘もエンタメに溢れた熱いデュエルに期待できそうですよ!」
「いよっしゃあ!」
「スぺちゃん、無事に勝ち上がったみたいね」
「グラスさんとエルさんも勝ち上がったようだし。チーム5Usとイリアステルのぶつかり合いになるでしょうね」
「あらあらキング~、もう1チーム忘れてなーい?」
突如横から飛んできた5Us以外の囁きに、全員が驚き首を横に向ける
そこにいたのはスぺやキングと同じ学年であり、以前有馬記念でキングヘイローと激闘を繰り広げた菊花賞ウマ娘、セイウンスカイ
そして隣には彼女のトレーナーである、赤いジャージを着た眉毛の太い男が立っていた
「残念だが優勝は5Usでもイリアステルでもない!チーム『太陽』のウマ娘、トウカイテイオーだ!」
「す、スカイさん!?いつからそこに!?」
「同じチームの後輩が出るからねー、応援に来たんだ~」
「それに隣のアンタは...」
「フフン」
「誰だっけ?」
「ズコーッ!?」
「い、いや!覚えてなくはねーんだ!なんかトレーナー集めた定例会議とかで見た覚えはあるんだけど...その、名前が思い出せなくって」
「山下トレーナー、チーム太陽のメイントレーナーでしょ」
「あーそうそれだ!よく覚えてたなータイシン!」
「チケットが『昨日やまちゃんがねー!!!』みたいな感じで毎日うるさいから、いい加減覚えたっての」
「く、くそー!俺が田舎者だからってバカにしやがって」イヤーゴメンテ
「みんなー!トーナメント表持ってきたよ!」
「お疲れ様ですライス、対戦の組み分けは...」
準決勝第一試合 エルコンドルパサー VS トウカイテイオー
準決勝第二試合 グラスワンダー VS スペシャルウィーク
「スぺちゃんの相手はグラスさんのようね。でも...」
「先に行われるのはエルコンドルパサーとトウカイテイオーの決闘か...なぁブルボン、確かこの二人って」
「どちらもこの皐月賞まで無敗、無敗記録を賭けた激しい決闘になるかと」
「この決闘に勝った方がスぺの相手になるかもしれない。しっかりと見ておかないとね」
(そう、しっかりと見ときなよ5Us)
(悔しいけど、テイオーは今の世代の中でもぶっちぎりの天才)
(最強チームといえばイリアステルと5Usって声ばっかだったけど、その時代、もうすぐ終わりだからね...♪)
◆
『さあ皐月賞準決勝!第一試合はエルコンドルパサー対トウカイテイオーとなりましたが、解説の榊さんはこのカードどう思われますか?』
『どちらも一線級の決闘ウマ娘だけど、最新の召喚法を取り入れたエルコンドルパサーに対し、古くから存在するアドバンス召喚を軸としたトウカイテイオー、まさにデュエル界の新旧対決といった感じでワクワクしてきますね!』
『なるほど...さて、ここで両ウマ娘ゲートイン完了!スターター、デュエル開始の宣言を!』
「デュエル開始イイイイ!!!!!!!」
ダンッ!!
『おーっとこれはー!開幕から競り合っています!激しい先攻争いです!』
『二人の脚質は似ているという事ですね』
『第一コーナー、デュエルディスクの自動写真判定の結果はわずかにテイオーの体勢有利か!?先攻はトウカイテイオーです!』
「「デュエル!!」」
トウカイテイオー(LP4000)
エルコンドルパサー(LP4000)
「ボクのターン!手札から『真源の帝王』を墓地へ送って『汎神の帝王』を発動!2枚ドロー!」
「そして墓地から今使った汎神を除外して効果発動!デッキから三枚の帝王魔法・罠カードを選んで、その中から相手が選んだ1枚を手札に加えるよ!」
「ボクが選ぶのはこの三枚!」
「どれどれ...」
(『帝王の深怨』『帝王の深怨』『帝王の深怨』)
「って全部同じカードデース!」
「同じカードを選んじゃダメなんて書いてないもんねー♪」
「むー...真ん中の『帝王の深怨』を選びマース!」
「おっけー!じゃあ今選んでもらった深怨をそのまま発動!手札の『威光魔人』を公開して、『帝王の開岩』を手札に加えるよ!」
(うっ...嫌なモンスターが見えましたね...)
「今サーチした永続魔法『帝王の開岩』を発動して、ボクは『冥帝従騎エイドス』を召喚!」
エイドス「ハァ!」
「エイドスが召喚された時、ボクは通常召喚に加えて一度だけ追加のアドバンス召喚権を得るよ!」
「という事は、さっき見たモンスターが!」
「そのとーり!ボクはエイドスをリリースして、『威光魔人』をアドバンス召喚!」
威光魔人「ピカーン」(☆6ATK2400)
「アドバンス召喚成功時に開岩の効果発動、デッキから天帝アイテールを手札に加えるよ!」
「ボクはカードを三枚伏せてターンエンド!」
「うわぁ、初手からエグい盤面だなこりゃ...」
「そうなの?伏せカードは3枚もあるけど、フィールドには上級モンスターが一体だけだし、そこまで堅そうには見えないけど...」
「その上級モンスターが厄介なのよ。威光魔人は場に存在するだけであらゆるモンスター効果を封じる強力なモンスターを持っているわ」
「ええっ!?じゃあモンスター効果で新しいモンスターを展開したり、あのモンスターを効果で除去したりできないってこと!?」
「そうなるわね」
「アタシのサイバーとかブルボンの閃刀姫なんかは魔法で展開や除去が出来るからそこまでキツくはないけど、デッキの回転をモンスターに頼るデッキはアレ一枚になす術なく負ける事もあるかもね」
「実際テイオーはここまであのモンスターを主軸にしたロックで完封勝ちしてるからねー。並の決闘ウマ娘じゃひとたまりもないよ」
(...いや、確かに威光魔人も厄介だが、流石にエルコンドルパサー相手では長く持たないだろう)
(もっと厄介なのはあの三枚の伏せカード、深怨でわざわざ開岩を持ってきたという事は、あの内の二枚はおそらく...)
「エルのターン、ドロー!」
「威光魔人の効果であらゆるモンスターは効果を発動できない!このモンスターを突破できるもんならやってみなよ!」
「確かにそのモンスターは非常に強力デース...だけど!」
「!!」
「まるで、全然!このエルを止めるには、程遠いんデスよねぇ!」
「相手フィールドのモンスターがエルのモンスターの数より多い時、エルの手札の『ダイナレスラー・パンクラトプス』は特殊召喚できマース!」
パンクラ「ギャオッス!」(☆7ATK2600)
『最上級モンスターをいきなり特殊召喚!?しかし威光魔人の効果でパンクラトプスの効果は封じられているはずでは...?』
『威光魔人が封じるのはモンスター効果の"発動"だけ、発動を介さない召喚ルール効果を封じる事は出来ないんですよ』
『しかもその攻撃力は威光魔人を上回っているから、戦闘で威光魔人を破壊することで効果封じの呪いも解くことができる!』
「さらに『剛鬼ツイストコブラ』を召喚デース!」
コブラ「コ~ブラ~」(☆3ATK1600)
「バトルフェイズ!パンクラトプスで威光魔人を攻撃!」
威光(ボカーン!)
「いたた...」(LP4000→3800)
「まだまだ行きマスよ!速攻魔法『ライバル・アライバル』を発動!このカードの効果により、エルはバトルフェイズ中に通常召喚を行います!」
「エルは『剛鬼スープレックス』を召喚!」
スープレックス「セイヤッ!」(☆4ATK1800)
「威光魔人がいなくなったことでスープレックスの効果が使えマース!手札から『剛鬼ライジングスコーピオ』を特殊召喚デース!」
スコーピオ「ゴッ!」(☆5ATK2300)
『なんとエルコンドルパサー!バトルフェイズ中にモンスターの展開に成功!』
『バトルフェイズで召喚されたモンスターはそのまま攻撃が出来る、この攻撃が決まれば一気に大逆転だ!』
「させないよ!墓地の真源の効果!墓地の深怨を除外して、このカードを罠モンスターとして特殊召喚!」
「墓地から罠モンスター!?」
真源(☆5DEF2400)
「残りのモンスターじゃこの壁を突破できない!ワンターンキルなんてさせるもんか!」
「いいや、エルはその壁を越えていきマス!パンクラトプスの効果発動!」
「自身をリリースする事で、真源を破壊しマース!」
「えぇっ!?真源の効果は1ターンに1度しか使えないのに!」
「その壁を砕いた後は、残りのモンスターで一斉に攻撃してフィニッシュデース!」
「...なーんちゃって!」
「ケ!?」
「パンクラトプスにチェーンしてリバースカードオープン!永続罠『連撃の帝王』発動!」
「このカードの効果により、ボクも相手バトルフェイズ中にアドバンス召喚するのさ!」
「サクリファイスエスケープ*1...だけど、貴方の手札のアイテールは最上級モンスター!コストが足りていませんよ!?」
「コストならいるじゃないか、キミのフィールドに!」
「ケケ!?」
「更にチェーンして速攻魔法、帝王の列旋を発動!このターンアドバンス召喚する時一度だけ、相手のモンスター1体をコストに出来る!」
「ボクは自分の場の真源とキミのライジングスコーピオをリリースしてアドバンス召喚!」
「エルのモンスターを素材にアドバンス召喚!?」
「天界を平定せし絶対なる帝王が、臣下の魂に導かれてここに降臨する!」
「出でよ、『天帝アイテール』!!」
天帝(☆8ATK2800)
「アイテールの効果!アドバンス召喚成功時にデッキから帝王魔法罠を二枚墓地へ送る!」
(『帝王の轟毅』、『汎神の帝王』)
「そしてデッキからもう一体のアイテールを特殊召喚!さらに開岩の効果で『怨邪帝ガイウス』を手札に!」
「エルのバトルフェイズなのに...最上級モンスターが二体も...」
「フフーン!諦めてサレンダーしてもいいんだよ?」
「まさか!これしきでエルは諦めません!」
「フィールドから墓地に送られたスコーピオの効果で『剛鬼再戦』を手札に加えマース!」
「剛鬼の共通効果、あれ厄介だよねー」
「墓地へ送られる度に別の剛鬼を手札に加える効果、あれのおかげで息切れを起こさない長期戦向けのデッキね。クラシック三冠レースの様な長い距離とはとても相性がいいわ」
「更にツイストコブラの効果発動!自身をリリースして、その攻撃力分スープレックスの攻撃力をアップ!」
コブラ(ATK1800→3400)
「攻撃力3400!?まさかここからアイテールを上回るなんて...」
「コブラの効果で『剛鬼マンジロック』を手札に加えて、スープレックスでアドバンス召喚されたアイテールに攻撃デース!」
アイテール「デオチー!?」
「うわぁっ!?」(LP3800→3200)
「バトルフェイズを終了してメイン2!『剛鬼再戦』を発動!」
「墓地から二体の剛鬼モンスター、コブラとスコーピオを特殊召喚しマース!」
コブラ&スコーピオ「復活ッ!!!」
「モンスターが3体...だけどその程度のモンスターなら!」
「お楽しみはこれからデース!」
「えっ?」
「今こそゴングを鳴らす時!エルの新しいファイトスタイルをお見せしましょう!」
「現れろ、勝利へ飛び立つサーキット!」
「まさか...リンク召喚!?」
「エルはスープレックスとツイストコブラをリンクマーカーにセット!!」
「アローヘッド確認、召喚条件は剛鬼モンスター2体以上!サーキットコンバイン!」
「リンク2、『剛鬼ジェット・オーガ』!」
ジェット(L2左/下 ATK2000)
「エルさんがリンク召喚ですって!?この前の入部テストの時には使っていなかったわよ!?」
「流石イリアステル、こんな短期間でリンク召喚を扱えるようにするとはね」
「墓地に送られたスープレックスの効果で二枚目の剛鬼再戦の効果を手札に加えマス!」
「更にリンク2のジェットとスコーピオをリンクマーカーにセット!再び現れろ、勝利へ飛び立つサーキット!」
「アローヘッド確認、召喚条件は剛鬼モンスター2体以上!サーキットコンバイン!」
「リンク3、『剛鬼ザ・グレート・オーガ』!」
グレート「ハァァ!」(L3左下/下/右下 ATK2600)
「グレート・オーガの永続効果!フィールドの全てのモンスターの攻撃力はそのモンスターの守備力分攻撃力がダウンしマース!」
天帝(ATK2800→1800)
「帝の守備力は1000、それだけ攻撃力が下がった帝じゃあのモンスターを突破できない。しかもリンクモンスターは守備力が無いから、自分は痛くもかゆくもないって事か...」
「貪欲な壺を発動!墓地のモンスター5体を戻して、2枚ドロー!」
「エルはカードを2枚伏せてターンエンドデース!」
「エンドフェイズにアイテールの効果で特殊召喚したモンスターは手札に戻るよ」
『ワンターンキルは防げましたが、テイオーのフィールドはがら空きになってしまいましたね』
『今はエルコンドルパサーが3バ身程のリード、でもテイオーも直線の伸びが非常に良いウマ娘だから、まだ勝負はわからないかな』
『何よりあの二人からは今も強いエンタメを感じるから、このままあっさり終わる事はないでしょう!』
「ボクのターン、ドロー!」
「ボクは『強欲で貪欲な壺』を発動!デッキを10枚裏側表示で除外して2枚ドロー!」
「...よしっ!『二重召喚』発動!このターンボクは二回通常召喚できる!」
「リバースカードオープン、『始源の帝王』!発動後にモンスターとして特殊召喚されるよ!」
「特殊召喚時に手札を1枚捨てて属性を宣言する事で、始源は宣言した属性になる!そして同じ属性のモンスターをアドバンス召喚する場合、このカードは2体分のリリースになる!」
「ダブルコストモンスター...」
(確かにあのいかついおじさんは強力だけど、ガイウスはアドバンス召喚成功時にフィールドのモンスターを一体除外できる!)
(このカードを闇属性に変更して、ガイウスをアドバンス召喚すれば相手はガラ空き!開岩で新しい帝も持ってこれる!)
(更に墓地の真源を蘇生してもう一体上級モンスターをアドバンス召喚すれば、そのままダイレクトアタックでボクの勝ちだ!)
「もちろんボクが宣言するのは闇属性!そして...」
「ボクは手札から『怨邪帝ガイウス』を墓地へ送る!」
「......ケ!?」
「な、なんでガイウスを捨てるんデス!?」
(危なかった!ボクがガイウスをサーチしたのを見てたのに、それを承知で壁を減らしてまであのモンスターを出す意味がない!)
(ガイウスの効果を知らなかった?ううん、相手はそんな甘いプレイングミスをするような相手じゃない...ならきっとあの伏せカードで対策してるんだ!)
(もっと早く気付くべきだった!そしたら光属性を宣言してアイテールを出せるようにしたのに!)
(...いや、まだ手はある!)
「墓地の汎神の帝王の効果発動!ボクはこの3枚を選ぶ!」
(『帝王の深怨』『帝王の深怨』『帝王の裂旋』)
「実質一択デース!裂旋を選びマース!」
「手札に加えて、そのまま発動!」
「トラップ発動!『強烈なはたき落とし』!」
「!!」
「相手がデッキからカードを手札に加えた時、そのカードを捨てさせます!カウンター罠なので速攻魔法でもチェーンできません!」
バシィッ(『帝王の裂旋』)
(よし!これで例え真源を蘇生してアイテールを出されても、グレート・オーガは突破されない!)
「.....もしかしてさ」
「ケ?」
「もしかして、これでボクが止まると思ってる?」
「だとしたら、とんだロマンチストだね!」
『て、テイオーがどんどん加速していく!2バ身、1バ身...並んだ!』
「くっ...!」
『エルコンドルパサー引き離す!しかしテイオーも追う!差が広がらない!大接戦です!』
「ボクは『トレード・イン』を発動!レベル8のアイテールをコストに、2枚ドローする!」
「アイテールをコストに!?そんなことしたら手札に帝が無くなっちゃいますよ!?」
「それでいいんだよ、このドローで引くんだから!1枚目ドロー!」
「.......二枚目、ドローッ!!!」
エースモンスターを捨ててまで、ドローを優先したトウカイテイオー
彼女は最悪、そのままモンスターを引けずに負ける可能性を考慮してまでこのターンでの勝ちを狙いに行くつもりであった
事実、その判断は正しかった
エルは確かにガイウスの対抗策を用意していた。更に戦闘ダメージを半減する『剛鬼マンジロック』を前のターンにサーチして手札に握りこんでいる
アイテールをアドバンス召喚して"あのカード"を開岩でサーチしていても、そのアイテールをリリースしなければならない以上、勝ち切ることは出来なかった
その上キングヘイローが解説していた通り、エルのデッキは長期戦に強い。
更にエルは次のターンに使う為の剛鬼再戦も準備してあり、レースが長引けばどんどんテイオーは不利になっていただろう
エルは確かに圧倒的な有利体勢でレースを進めていたはずだった。
だが、先程からエルの肌はテイオーから得体のしれない威圧感を感じ続けている
(なんなんデース!?このフィールは、一体!?)
(一体、何を引いた...?)
「ボクは2体分の素材になった始源をリリースして、アドバンス召喚!」
「冥界に君臨せし絶対無敵の帝王よ!捧げられし魂を喰らいここに降臨しろ!『冥帝エレボス』!」
冥帝(☆8ATL2800)
「冥帝エレボスがアドバンス召喚に成功した時、デッキから二枚の帝王魔法・罠カードを墓地へ送る!」
(『帝王の凍気』、『汎神の帝王』)
「そして相手のフィールド、手札、墓地からカード1枚を選んで、デッキに戻す!」
「"アブソリュート・ゾーン"!!」
「対象を取らないデッキバウンス!?」
グレート「グアアアアアア!!」
「グレート・オーガ撃破!開岩の効果で『爆炎帝テスタロス』をサーチ!」
「そして今墓地へ送った凍気の効果!このカードと裂旋を墓地から除外して、セットカード1枚を破壊する!」
「破壊するのはそっちの伏せカードだ!」
パリーン(スキル・プリズナー)
「くっ...」
「カードを対象を取る効果から守るトラップ...なるほど、それでガイウスの効果を防ごうとしたんだね」
「いい作戦だったけど、これで終わりだよ!天帝従騎イデアを召喚!イデアの効果でエイドスを特殊召喚!」
イデア&エイドス「ワレラハズットモ!」
「エイドスの効果で通常召喚に加えてアドバンス召喚権を得る!」
「そして墓地から『帝王の轟毅』を除外して、フィールド上の全てのモンスターの属性を炎属性にする!」
「イデアとエイドスをリリースしてアドバンス召喚!『爆炎帝テスタロス』!」
爆炎「モヤスゼー!」(☆8ATK2800)
「テスタロスの効果発動!相手の手札を確認して1枚捨てる!」
「くっ!」
「確認するまでもなくマンジロックを捨ててもらうけどね!これで戦闘ダメージを半減されることもなくなった!」
「そして捨てさせたモンスターのレベル×200のダメージ!炎属性をリリースしてアドバンス召喚したから更に追加で1000ダメージだ!」
「ケエエエエエ!?」(4000→3800→2800)
「バトルフェイズ!エレボスでダイレクトアタック!」
「そんな、エルが負ける、なんて...!」
「"冥帝奈落掌"!!」
「きゃあああああああああああああ!!!!!!!!」(LP2800→0)
皐月賞 準決勝第一試合
勝者 トウカイテイオー
「トレセン学園がお送りする、今日の最強カードのコーナー...解説のエルコンドルパサーデース...」
「アシスタントのキングヘイローよ。エルさん、負けて悔しいのは分かるけど、今日紹介するのは貴方のカードなのだからしっかりしなさいな」
「はーい...というかなんかこのコーナー、というか本編の更新も久しぶりじゃないデスか?」
「一か月空いたわね...とはいえ、今までが速かっただけで元々これくらいのペースを予定していたそうよ」
「そんな事よりほら、カードの紹介!」
「そうでした!今日紹介するのはエルのエースモンスター、『剛鬼ザ・グレート・オーガ』デース!」
リンク・効果モンスター
リンク3/地属性/戦士族/攻2600
【リンクマーカー:左下/下/右下】
「剛鬼」モンスター2体以上
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
フィールドのモンスターの攻撃力は、そのモンスターの元々の守備力分ダウンする。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりにこのカードのリンク先の自分のモンスター1体を破壊できる。
「フィールドのモンスターの攻撃力を守備力分下げる永続効果と、破壊されるときリンク先の自分のモンスターを身代わりにする効果がありマース!」
「剛鬼は守備力0のモンスターばかりだから巻き込まれて弱体化することもないし、高い展開力や共通効果のサーチ効果とも噛み合ってるし、強力なモンスターね」
「大体の相手には戦闘で勝てるし、スキルプリズナーとかで対象耐性を付けてあげればかなり場持ちの良いモンスター...なんだけど」
「対象を取らないバウンスは聞いてないデース!」
「まぁ、あれは大体のモンスターが防げないわね...そもそもモンスター効果が効かないモンスターか、フリーチェーンで効果を無効にできるモンスターじゃないと...」
「なるほど...!じゃあそういうモンスターを使いこなせるようになりマース!」
「具体的にはリンク4が使えるようになれればいけそうな気がしマース!」
「リンク4ともなると流石に召喚するのも難しくなるけど...でも貴方ならすぐに出来るようになりそうね。頑張りなさい」