はありません
作者はプレイしていて印象にこそ残ったものの、多少面倒。くらいの感想しかなかったからです
あと、ウォークライについては独自設定メガ盛りとなりました
ご了承ください
四谷の帝竜は討伐された
何故か不自然なほどに無警戒。というよりも四谷のダンジョンそのものが廃墟と化しており、強いて言えば天球儀で亡くなった自衛隊のゾンビに苦戦したくらいで、そこまでの障害とならなかった
肝心の帝竜もまた、独自の戦法である「リアクト」と後に呼称される事になるものを使用してきたが、後方の充実に並々ならぬ執着とすらいえる情熱を傾けていたフェル。彼の全力
結果としてかの帝竜が使用してきたリアクトは封殺され、寧ろその戦法をムラクモのマサキスキル開発主任により13班の力として取り込まれることとなった
まぁ、かの帝竜がダンジョン内を徘徊するドラゴン達の上位互換の状態異常しか使ってこなかったのが全て悪いと言えばそれまでなのだが
ナツメ総長は自身の指揮ではムラクモの現体制にそぐわないとして、総長補佐であるキリノを臨時指揮官とした
その上で、帝竜のデータ解析の方に尽力するとの決定を下す
元々指揮官というよりは研究者の側面が強いムラクモ司令部の2人である。どうしても効率に考えが偏るのはある意味では仕方ない事だったのだろうか
自身が指揮を離れる事に難色を示したイヌヅカ総理、マカベ長官、アリアケ議員に対しては、負傷して既に後方任務しかできなくなったアカツキをキリノのアドバイザーとする。との事で、現場の13班や自衛隊との緊密な連携が取りやすくなると主張
自分が居ても逆効果にしかならないと説得し、総理達はこれを受け入れた
ただ、フェル達が最後まで気になっていた事がある
何故、あの帝竜はあそこまでボロボロな上に、よゆうがなさそうだったのか?と
が、ナビゲーターであるミロクとミイナは気になる事を言っていた
一時とはいえ、四谷に帝竜の反応が『二つ』あったと
更に不自然なほどに破壊されていた四谷
ムラクモ総長ナツメは現場に復帰したものの、補佐であるキリノ共々イヌヅカ総理やマカベ長官のみならず、ナビゲーターであるミロク、ミイナからも懐疑的な視線を向けられていた
都庁内においても動きがあった
都庁防衛に自主的に参加していた者達の一部が、いつまでも文句ばかりいう市民団体の人間を制圧した池袋天球儀の低階層へと連れて行ったのだ
帝竜ジゴワットが討伐されたとはいえ、池袋駅発着の路線を尋常ならざる力をもって球体とした池袋天球儀
その想像を絶する光景を目にした市民団体やそれに同情的な人間は息をのむことになった
あまりにも理不尽で、あまりにも残酷なまでの
この自衛隊の護衛をつけてまで行なった事により、実際目にした人間と都庁から出ない者達の間に明確な溝ができる事になった
天球儀にて、焼け焦げた自衛隊員の遺品なども目にする事になった彼等は自分たちがどれだけの犠牲の元に安全な生活を送れていたのか、遅まきながらに理解した
そうであるから、都庁から出る事なく自身の権利ばかり主張する者達に対して大きすぎる不信感を持つようになる
時は少し遡り、13班達が四谷に突入する少し前
帝竜ロア=ア=ルアは怒り狂っていた
粉々に砕かれた
何故だ。何故、何故貴様がこの様な事をする!答えろ!ウォークライ!!
ロア=ア=ルアは怒りの声を上げた
同胞である筈の、しかもニンゲン如きに敗れた者の暴挙に
弱きものは地に斃れ、強きものは空を舞い、やがて天上へと至る。それこそが真理。それこそが我らと
帝竜である私が弱きものと言うか!
ロア=ア=ルアは激昂した
あのお方の配下として、選ばれたこの身が弱きもの。そうウォークライは断じたのだ
貴様のみではない。危険と思えば引きこもるだけの愚か者に己が弱点を克服しようともせぬ、惰弱極まるもの。どちらも救い難い弱者であろう?
ウォークライは自分のみでなく、あのお方に仕えている他のものまで悪し様に言い放つ
此処に居らぬ連中は永く戦い続けているだけに貴様らよりはマシである。先に斃れたジゴワットも有り様はともかくとして強者よ。だが、ロア=ア=ルア。貴様は紛れもなく弱者よ
ウォークライはロア=ア=ルアを見下ろしながら断ずる
己が身を
き、貴様ぁっ!!
ロア=ア=ルアは激昂するも、ウォークライにとって彼は取るに足らぬ存在でしかなかった
だが、喜ぶが良い。そんな貴様にも一つだけ役立つ事があったわ
ウォークライはそう言うが、その目には明らかな侮蔑の色が浮かんでいた
彼奴等が育つ為の贄になるが良い、ロア=ア=ルアよ。その位しか貴様にできる事はない
な、何を
どう言う事だ?それではまるで
ロア=ア=ルアは戦慄した
その言い方では
理解できぬか?ならばわかりやすく言ってやろう
此処に貴様を狩りに来るもの。其奴らの贄になるが良い。ロア=ア=ルア
場を静寂が支配した
が
認めぬ、認められぬわ!
自身の
奴等ニンゲンは所詮餌に過ぎぬ!
其奴らに俺が負けるはずがない!!
そう言って、ロア=ア=ルアはウォークライに牙を剥いた
目の前の敵を排除すべく
ふん、この程度か
が
怒りのままにウォークライに挑んだロア=ア=ルアだったが、あっさり叩き潰された
そもそもロア=ア=ルアは知らぬ事であったが、格が違う
ニアラ様に仕える身でありながら、何故そこまで
む?
貴様とて、天上のお方である筈のニアラ様の配下の筈!何故だ!!
何故
それ故の叫びである
どうやら、貴様を評価しすぎていた様だな
我が名はウォークライ!天上の真なるドラゴンが1人、第一真竜アイオト様に長年お仕えしてきたものよ!
ば、馬鹿な
ロア=ア=ルアは絶句した
彼は若い帝竜だが、それでも天上のお方である者の名を出す事がどれだけ大それた事かくらいは理解している
出せるとしても、ギリギリ自身の上司のみ
彼ならば真竜ニアラ
にも関わらず、ウォークライは他の真竜の名を出したのだ
だが、以前ニアラ様の名を出したこともある
彼の中の常識では理解し得ない事だった
知らぬも無理はあるまい。ニアラ様は嘗てこの星にて一度敗れた。なればこそ、念を入れて我をアイオト様より借り受けたに過ぎぬ。古参の者どもならいざ知らず、貴様達はあまりに弱すぎたが故な
ウォークライの主君である真竜アイオトは殆んどの真竜と異なり、ドラゴン以外の生物にも興味を示していた
ヒトからすれば遥か昔、真竜ニアラがこの星に攻め寄せた際、アトランティスという国家を滅ぼした
だが、そのアトランティスの者達は最後まであきらめる事を良しとせず、多数の人命とアトランティスという国そのものを犠牲として、遂にニアラを打ち払う事に成功
この輝きを見たアイオトはヒトというものに興味を持ち始めた
当時からアイオト配下であったウォークライはその行動に対して不満はあった
しかし、彼は見た
徒手空拳と言える様な絶望的な状況においても、圧倒的と言える自身を前にしても決して退かぬ強者の器を持つ者達を
その魂の輝きとすらいえるものを
ウォークライは歓喜し、彼等との再戦を何よりも待ち望んでいる
いや、渇望していると言い換えてもいいだろう
彼が認めている数少ない一つであるジゴワットすら打倒した彼等
それは既にウォークライの知るかの者達の実力では到底なし得ないものであったのだから
短期間でそこまでの実力をつけたのであれば、それこそ
たかだか、
ウォークライにとって、最早
ウォークライは呆然とするロア=ア=ルアを残して、四谷を去った
ナビ達が捉えたのはこのタイミングである
既にウォークライは東京に残存する帝竜に見切りをつけており、それらの討伐が彼等を更なる高みに誘うものであるとは考えている。いるが、所詮その程度であり、寧ろ別方面に展開したニアラ配下の古参帝竜の方が余程彼等の成長の糧になると考えてもいた
要するに大した障害となり得ないということだ
結果、満身創痍の帝竜が実力をつけつつあり、かつムラクモ機関などの全面のバックアップなどを受けた13班に勝てる道理はなかった
それだけであった
東京都庁の住民達の中で一つの、しかし大き過ぎる動きがあった
様々な問題を引き起こしていた『自称』市民団体
それが遂に内部分裂を起こしたのである
池袋天球儀を行き、現実を直視させられた者達は自分たちの生活がどれだけの犠牲の上に成り立っているのかを痛感した
その上で、市民団体のトップ達に対して活動の自粛ないし、自重をするべきと提案したのだ
だが、その提案を代表やその周辺の者達は一蹴。考慮にも値せぬと断じたのだ
更にムラクモ機関や自衛隊、政府首脳によるマインドコントロールがなされたと大々的に都庁で吹聴する
これにより、越えてはならぬものを越えたと判断したマカベ国防長官はその権限を行使する事を決意した
ところが、代表とその一派の行動が既に都庁での生活に悪影響しか及ぼさないと判断した元市民団体の者達は自分たちの手で彼等を追放する事をイヌヅカ総理達に願い出た
元とはいえ、市民団体に属していた彼等からすれば、どの様な事をしようとも非難されるのは避けられないとしながらも、最低限組織としての自浄作用を示さねば今後の都庁での生活にも差し支えるとの判断だった
更にドラゴン信仰を掲げていた『神竜救済会』という組織も市民達による合議の結果、追放すべし。との決議が出された
政府からすれば、民主主義の暴走と見えるこの行為
しかし、彼等市民からすれば危機感の欠如している者達はその内自分たちの生活すら脅かしかねないとの恐怖があった
フェル達13班や自衛隊の独立部隊によって救助された市民、特に池袋と四谷で保護された者達は、それこそ身をもってドラゴンや魔物の暴虐を知っていた
恐怖心から戦う事は出来ないものの、危機感という意味においては一階のエントランスで自主的に防衛をしている者達と同じか、それ以上のものである
それ故に、今の都庁にある安全な生活を破壊しようとしている市民団体の一部や恐るべきドラゴンを信仰対象として、私腹を肥やそうとしている者など受け入れる事は出来なかったのだ
同じタイミングに市民団体の一部が池袋天球儀に行き、実情を理解した事も手伝い、一種の恐慌状態に陥ったのである
これには市民団体の代表達を実力をもって都庁より排そうとした総理やマカベ長官も慌てて説得にあたったが、既に問題行動のあった者達への厳罰は市民の大多数の意見となっていた
結果、彼等はムラクモ機関のシェルターへと追放されたのである
勿論、される側も黙ってはおらず、自分たちの権利を主張したが、彼等の身内以外に同調するものは現れなかった
余談ではあるが、『神竜救済会』と名乗る組織に洗脳されつつあった女子高生の少女はこの一件によりようやく正気を取り戻す事が出来たのは幸運であったのだろう
この騒動の際、市民団体に所属していなかった人物が暴走していた者達を冷静に押しとどめようとした事が後の市民のまとめ役の1人となるきっかけとなる
その人物の名をフジタといった
東京都庁
とある部屋にて
検体は順調に集まりつつある
後一つ。いえ、欲を言えば二つは欲しいわね
これでやっと、私は
少しずつ光明が見え始めてきた
だが、光が増えればその分だけ闇も増えていくのである
今回の話まででの帝竜の配置
東京
ニアラ配下
ジゴワット 討伐
ロア=ア=ルア 討伐
トリニトロ 生存
ザ・スカヴァー 生存
アメリカ派遣
帝竜三体の内、二体がアメリカ対ドラゴン部隊により討伐
となっております
というか、セブンスドラゴンシリーズにおける赤い帝竜は強いと思うのです
何故なんでしょうか?