ムラクモ   作:ノイフェル

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出来たので、投げる

が、運営より警告を貰ったので完結できるかは不明


正直、警告内容がよくわからないが


 Chapter7-解放の狼煙と暗雲

  フェル視点

 

 

ウォークライを撃退した俺たちは複雑な心境のままシェルターへと帰還した

 

シェルターではウォークライ撃退よりも新宿都庁の解放が騒がれていた。聞くと如何に強大な相手とて、取り逃したの言うのは好ましくないとの事

理解はできる。が、納得は出来ない

 

かといって、ウォークライを信用できるかと言えば、ある程度までは信用出来るだろうが、都庁再奪還の可能性とて捨てきれないのも事実

 

 

ムラクモ首脳たちは暫くの間、ウォークライ撃退については口外しない事とし、事態がある程度収まってから改めて通達する事になったそうだ

 

 

ま、そこら辺は俺たちに出来る事はないだろうから、お好きにどうぞ。って感じだ

 

 

 

 

 だが、曲がりなりにもドラゴンより拠点を奪還したのは大きい

 

しかも、それが都庁の様な高層建造物ならば尚更だろう

 

 

 

 

 シェルターより拠点を都庁へと移転し、避難者達にもある程度の生活環境を整備した頃には外部からの避難民もそれなりの数が集まってきた

 

シェルター以外からの避難民に対しては聞き取りを行う事により、ドラゴンの拠点をある程度まで絞るのが目的であった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「皆、ご苦労様

さて、こちらで情報を精査したところ、ドラゴンの拠点であろう所が一つ見つかりました」

 

「一つか。見つかった事を喜ぶべきか、それとも一つしか見つからなかった事を嘆くべきか。どちらだろうな?」

 

「ガトウさん。ひとまず指標ができたと言う事で良いのでは?」

 

 

都庁へと移転してから1週間。俺たちは引き続き食糧の調達やシェルターから移らなかった人達への説得に駆り出されていた

 

が、進展があったのかムラクモ首脳からの呼び出しがかかった

 

 

総長が言うには一つは見つかったとの事

キリノがガトウのおっさんに言っているが、俺としてはガトウのおっさんに同意したい

 

 

ウォークライの言葉を信じるならば、あと6体はとんでもドラゴンがいるのだろう

 

にも関わらず、僅か一体では不安にもなろうさ

 

 

「うむ。ガトウ班長の懸念も分かる。だが、今は指標が欲しい所ではないかね。情けないが、堪えてほしい

で、その地点とはどうこなのかね、ナツメくん」

 

「池袋ですわ、イヌヅカ総理」

 

 

この場にいるのは、総長にキリノ。実働班の各班の班長、つまり10班のガトウのおっさんと13班の俺。それに自衛隊の最高責任者である、マカベ国防長官とイヌヅカ総理になる

出来れば自衛隊の実働班の責任者の出席も要請したかったそうだが、自衛隊とて少数になっている。にも関わらず、仕事は多岐に及ぶ以上、決定のみの通達で良いらしい

 

 

 

 

ちなみに在日米軍は壊滅状態にあるらしい

 

初動において、自衛隊本部と連携し、壮絶な反撃を行なったのが災いしてドラゴンによる集中攻撃を受けたらしい

 

 

らしいってのは、都庁に移転して直ぐにアメリカのミュラー大統領と情報交換をしたらしい。その席で在日米軍壊滅と目下の米軍派遣が不可能である事も通達されたそうだ

 

 

どうにも、アメリカにもドラゴンが来襲しているそうで、世界各国においてもドラゴンによる侵略が行われているというらしい

 

 

 

 

 

 

つまり、俺たちは現有戦力でどうにか対処しなければならない

 

 

 

実際アメリカがドラゴン討伐と掃討を完了すれば援軍の見込みもあるだろうが、過度な期待は禁物だろうな

 

 

 

 

 

 

「池袋か。どうなってやがんだ、全く」

 

「我々としては早期に池袋の帝竜の討伐をしたいと考えております

つきましては、自衛隊の派遣をお願いします」

 

「待ってください。ナツメ総長

確かに早期奪還は必要かもしれませんが、自衛隊まで派遣した場合、都庁の守りはどうされるつもりですか?」

 

「マカベ国防長官、ですが悠長にしている場合ではない。そう我々は判断しています」

 

 

自衛隊についてはかなり難しい問題だろう

 

現在、この都庁に約100名前後の民間人がいる

が、この中で戦力になりそうな人達はごく僅か。その人達は都庁1階と2階に待機している

 

とはいえ、精々暴徒対策になる程度だとムラクモは判断してはいるが

 

都庁外周を警備している自衛隊が実質的な最終防衛ラインになる。彼等ならば火器も揃った現状なら、魔物にも対抗できる

 

 

仮に池袋攻略を進めるとなると、防衛戦力を残した場合、自衛隊の動員数は精々20人程度にしかならない

 

ある程度魔物の強さが判明しているシェルター周りや都庁周辺と異なり、池袋は文字通り『未踏の地』なのだ

 

果たしてその20名で足りるのか?

そもそも、自衛隊員が全員生還できるかすら危ういだろう

 

 

今後の事を考えねばならないマカベ長官からすれば、無理攻めにみえるのも仕方のないことだろう

 

 

 

「総長、キリノ

あのウォークライの皮膚なんかから武器とか防具を製作出来ない?

仮にも相手方の主力ともいえるドラゴンなら、その皮膚だけでもかなりの防御力なんかが期待できないか?」

 

「うーん、確かにね

でもその場合、時間がかかると思うんだ」

 

「残念ですが、そこまで悠長にしていられるとも限りません

貴方の懸念する所も分かるけど、時間が足りないわ」

 

 

?妙な事だな

急ぐ必要はそうないと思うのだが

 

食糧については都庁の備蓄があるし、居住スペースにも余裕どころか、有り余っている状況の筈

 

 

速攻もありっちゃありだが、それは他に懸念事項がない場合だろうに

 

 

 

 

 

 

結局、慎重論を唱えた俺、ガトウのおっさん、イヌヅカ総理とマカベ長官の意見は退けられた

 

 

 

 

今日は月曜日だが、池袋攻略は水曜日。つまり明後日に決まった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  キリノ

 

 

今後の方針を決める会議において、総長と僕が主張している速攻論が決定された

 

 

だが、速攻を支持したものは他のメンバーの中にはいなかった

 

総理や国防長官、流亜くんはわかる。だが、ガトウさんまで反対だったのは想定外だった

 

 

ナツメさんの考えで間違いはない筈

しかし、ウォークライの素材を使った防具類の開発は必要ではないだろうか

 

 

だが、会議後に提案してみたものの、必要ないの一点張りだったのはなんでだろうか?

 

 

 

 

あと、流亜くんについての扱いには未だに疑問が残る

 

 

確かに彼はSランクの才能を有してはいない

しかし、それでもハッカーであったならば、十分戦力になりそうな気はしているのだが、総長よりは彼をサイキックにする様に指示があった

 

 

 

・・・・嘗て僕たちがした実験により、ある程度の才能を付与させる事が出来る様になっていたからといって、適性を無視する必要があるのだろうか

 

 

いや、僕の思い過ごしの可能性もある。

憶測で語る事ではない、か

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 ???

 

 

 

まさか、帝竜を取り逃すなんて思わなかった

 

確かに戦力は大したものではなかった

だが、主力である彼女達はSランクの才能を持っている

他にも熟練のAランクが2人

 

たとえお荷物がいたところで問題にならなかった筈

 

 

 

・・・・・違うわね。寧ろ問題になってくれて良かったの

 

最低でも口出しできなくなる位にはなると思っていた

最高で○ねば良かった

 

 

 

 

だが、こちらの予想を覆して生き延びた

 

 

アレの持っている情報は危険だ

何処から手に入れたのか?何処の組織の人間か?

 

分からないのであれば、消すのが一番

 

 

 

 

小煩いアレを黙らせたら、上手くいく

いえ、いかせてみせる

 

 

 

アレは帝竜の素材を使えと言っていたが、論外だろう

 

 

 

帝竜の素材は今後の研究資料になる貴重なもの

 

防具如きに使うなど有り得ない

 

 

 

 

 

次の所には秘密にしているが、『アレ』がある

 

ならばこの際、小煩い奴等纏めて『処理』してしまえば良い

 

 

 

 

 

 

全ては

 

 

 

 

 

 





 コロナの疑いで隔離中なう


いや、マジで勘弁してもらいたいのですが


皆様もどうかお気をつけて
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