シャンフロの短編色々   作:オタマトーン

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シャンフロがサンラク視点で基本的に進んでいるので他のキャラ達の会話を妄想したの書きました
呼び方とか性格とか色々難しいですね


小話系
会話(鉛筆と茜、京極とカッツォ)


鉛筆と茜

 

「名前隠しってペンシルゴンさんなんですか?」

 

いきなりだった。蛇の林檎で情報交換をしていたらいきなりぶっこんできた。

クランの中である程度お互いのリアル事情が推測出来る程度にはやり取りしているのでいつかは聞かれるかもしれないとは前から考えていたが秋津茜が唐突にそう聞いてきた。

 

「んー、急にどうしたの?名前隠しって世界トップクラスのプロ相手に2タテした人でしょ?私はカッツォ君やサンラク君に比べたら大して上手くないよ」

 

彼女が悪意を持って詮索してくる訳がないとはわかっている。しかし、好奇心を持って聞いてきて何かの拍子にばらされるのも困るので嘘は言わずに誤魔化す。

名前隠しが2タテしたのも事実、私のプレイヤースキルが二人に劣っているのも事実。嘘はつかない、ただ相手が勘違いするだけ。

 

「やっぱり否定はしないんですね、サンラクさんは顔隠しさんみたいですし、カッツォさんが魚臣プロだと聞いたうえで動画見たら戦い方とかしゃべり方が似てるなって思ったんです。」

 

そういって微笑むと目の前のアップルパイを美味しそうに頬張りはじめた。

素直なこの子なら簡単に騙せると思っていたのに逆に確信を持っちゃったみたいでため息をつきたくなる。

 

「まぁあのプレイヤーは正体を隠してるし、それを詮索するのはマナー的によくないから私は否定も肯定もしないよ。だから茜ちゃんも不確かな情報を周りに吹聴しちゃダメだよ」

 

目をぱちくりしながらちょっと驚いた顔をこっちに向けながら、ゴクンとパイを飲み込んだあとに笑顔に変えて言ってきた。

 

「はい!もちろんです!ちょっと聞いてみたかっただけなので!」

 

とりあえず最低限口止めをしたが、個人的に気になるのでちょっと感想を聞いてみる。

リアクションをとるわけにはいかないのだからただのやぶ蛇なのは分かっているのだがこの子の好奇心がうつってしまったみたいだ。

 

「ちなみに動画を見たって言ってたけど、茜ちゃんからしたら名前隠しはズルいとか卑怯とか嫌な気分にでもなった?」

 

好奇心は厄介だ。こんなこと聞くべきじゃなかった。茜ちゃんは純粋な子だ、それで終わらせるべきだった。

 

「なんで卑怯なんですか?名前隠しさんは真っ正面から戦っても勝てないけど、諦めたくない勝ちたいって努力しただけじゃないですか」

 

彼女は真っ直ぐだ。どう育てればこんな眩しい子が育つのか全くわからない。なのにサンラク君よりも京極ちゃんより、誰よりも狂気を感じる。

この子にとって目標のために頑張るのは全て肯定される、全て許される。逆に目標のために手を尽くさないことを許さないのだと感じた。

幕末汚染者はイカれてるって思ってたけど、汚染されてないのに純度が高い方がはるかに怖いや。

 

「私はああいう手段は思い付かなかったですけどああやって勝つ方法もあるんですね!勉強になりました!」

 

私でもあの方法はちょっとずるいと感じる、ただ目的のために必要だったし、あの時のアドバンテージを最大限生かせて、効率的だと考えた。

でもこの子は一切ずるいとかは考えずに必要な努力だから問題ないと考えた、誰よりも純粋で真っ直ぐだからこそ私はこの子に狂気を感じる

 

「いやー、茜ちゃんは怖いくらい真っ直ぐだね」

 

 

 

 

京極とカッツォ

 

「なんで、カッツォさんはサブジョブは色々と組み合わせ試してるのに武器は使わずに拳だけなの?」

 

クラン内で情報共有するために集まったらたまたまあまり話す機会が少ないカッツォさんと一緒になったので話の種として聞いてみた。

 

「一応俺シャンフロではオイカッツォなんだけど、、、まぁ良いか。」

 

「私だってちゃんと呼ばれてないんだから、私が楽に呼んだって良いじゃない。で、質問の回答は?」

 

「まぁ拳で戦うのが一番好きだからってだけだよ、京極が刀使うのと同じようなものじゃない?」

 

私は龍宮院流剣術を極めるためで好きとか嫌いではないんだけど、なんか濁してる感じあるしあんまり追及しない方がいいか

 

「まぁそうかもね、君は割とトライアンドエラーで最善を模索するのが好きなタイプだと思ったから違和感感じたけど、そんなもんか」

 

「まぁ割とそんなもんだよ。で、京極は相変わらず幕末でサンラクにカモにされてるの?」

 

私は一応気遣って話してる部分もあるのに、なんでこいつらはすぐさま煽ろうとしてくるんだよ

さっきまでは普通の顔だったのにすでにおもちゃを見つけたような顔しやがって

 

「まぁ彼は仮にも幕末においては先輩だからね、腹はたつけど幕末で有用なテクを教えてもらってる代わりに彼のスコアに少し貢献している部分はあるね」

 

カモにされてるって言い方は腹立つから認めたくはない、第一シャンフロ内で君が煽ろうとしても簡単にやり返されることをわかってないのかな?

 

「そういう君こそ、そろそろユニークは自発できたの?このゲームユニーク多くて楽しいよね」

 

「・・・いや、このゲームの面白いところは圧倒的自由度だと思うよ、だからジョブの組み合わせ検証だけでもいくらでもやることはあるし」

 

濁した回答をさっきまでの笑顔を引っ込めて嫌そうな顔しながら答えてるあたり、相変わらずユニークは自発出来てないみたいだね。

まぁ私は外道なこいつらとは違うからあまり煽らずに前から目的だったことを提案する、そう幕末で戦えるやつを増やしたいんだ

 

「シャンフロは他のゲームに比べてクオリティ高いから、色々な楽しみかた出来るからね。そういえば前に黒狼とやったのみる限り、君は対人戦強そうだけどそういうゲームはやらないのかい?」

 

「幕末みたい精神汚染者しかいないようなゲームやらないよ」

 

まだ幕末とは言ってないのに。。。

 

 




茜好きです、これだけ見るとちょっとヤバイやつに見えますけど茜好きです
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