人外達の学園生活   作:にけ・リューノ

10 / 16
修学旅行②

「「行ってきまーす」」

「すぐ追い付くからなー(物理)」

 

 ミナさんとレイン君が見事にセイ先生を追い出した後、荷物置きで縮こまっていた

 誤解され兼ねないな

 しっかり自分から言ったから問題ない

 誤解され兼ねないな(二回目)

 ラプラスさん、楽な体勢ってどうやる?

 

『解答:片足を上げ、背中はもたれかかるように。腕は床に着いて下さい』

『捕捉:立ってはいけません、犯罪です』

 

 あっ…ふ~ん

 

「念のため人が少ない山道通るぞ」

 

 レイン君がそう言う

 正論だ

 ここにいるのは結構皆コスプレをしている

 僕だって荷物置きにいるし、バレないに超した事はないだろう(自分の目と髪の色を忘れている)

 ん?そういえば…

 

「レイン君、どうやって運転しているの?」

 

 今さらだけど、レイン君は事故で下半身がない

 しかも、この車は左利き用だった(運転席が左側)

 

「……」

「なんか…ごめん……」

「……山道でごめんな」

「大丈夫だよ」

 

 実際、揺れている

 楽な体勢なので問題ないが、心配してくれたのだろう

 ここにきて、ずいぶん楽しくなった

 以前の学校では、結構いじめられたしな……

 初め(一話目)に言った通り、役立たずの教師(ゴミ)や集団でいじめる人間的に恥ずかしいヤツら

 『今すぐ故郷へ帰れ!』と言われると、命をかけて断るだろう(謎)

 何より自由である

 そういえばここ(普段の学校)って、どういう場所だろう

 教師(ゴミ)曰く国立らしいが、セイ先生は『国から『資金は出すからそいつら(化け物ども)世間に出さないでくれ』と頼まれて…国立と言うよりは国が経営している所だな』っと言っていた

 集団行方不明事件と関わっているのだろうか?

 というか誰が化け物じゃ!ふざけんな!!

 れっきとした正真正銘の人間ですが?何か?

 

『質問:場の空気が冷たいので、《覚醒状態》を起動し、音楽でもかけますか?』

 

 とりあえず皆に聞くよ

 

「あの~、ラプラスさんが『音楽をかけてもいいか?』だって」

「「いいよ(いいんじゃね)(大丈夫です)」」

「OK、《ラプラス》」

『承知いたしました』

 

 ~♪ 悲し~みの~向こう~へと~ ♪~

 

「「不意打ちやめろ!」」

 

 おい、ラプラスさん!

 

『空気を温めようと……』

「おいユーノ、さすがに笑うかやめろ!」「僕じゃないよ!」「ちょっ、レイン、前!」「あぶっな!ヤバいヤバい!!」「事故るなよ、ぜーたい事故るなよ」「フリかな?」「違うわ!!」「倒木なんて聞いてねーぞ!」「お前、強いだろ」「強さの問題じゃねーよ技術だよ!」「身体能力一位が何言って……」「人の話を聞けー!」「根性だ!!」「熱くなれよ!!」「いっけー(棒)」「もう無理だ、俺は逃げる」「おがあぢゃぁぁぁん!!」「やれば、出来る!!」「我が力を思いしるがいい」「フッ、その程度か!!」

 

「……」

 

 平和だな~




 ユーノ:「ちょっとラプラスさん!」

 ラプラス:『質問:何ですか?』

 ユーノ:「あんなタイミングでネタ曲はやめてよ」

 ラプラス:『謝罪:申し訳ありませんでした』

 ユーノ:「というか、さらっと覚醒状態使ったね」

 ラプラス:『近いうちに解説します』

 ユーノ:「具体的には?」

 ラプラス:『眷属大会の時ですね』

 ユーノ:「何ソレ!?」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。