吸血鬼とは(ここの設定)人を噛んで増える
しかし、そうやって出来た者は出来損ないで、1ヶ月と持たない
だが、吸血鬼の血液が人間の血液に混ざった時は違う
ほとんどの場合、体が崩壊して死ぬ
しかし、適正がないと体が崩壊する
この学校の(人間の)生徒は、そのせいで全滅している
生き残った者は、《眷属》と呼ばれる
ユーノのように、目と髪の色が変わる程度の者はそうそういない
よっぽど適正があったのだろう
《眷属》には、元になった吸血鬼同等の力が与えられる
そして、固有の能力が生まれる
このことについて感想は2つ
①何故
②力を理解した
もし、あいつがその力で問題を起こしたら、二人とも殺そう
幸い、メリーとフェル、リンに監視を命じた
あいつらなら大丈夫だろう
◇ ◆ ◇
『あたし、メリーさん。今、あなたを監視しているの』
「!?」
何で!?何で監視されている!?
というか普通本人に言わないだろ!?
「えっと、何で監視されているのですか…」
答えないだろうけど……
『あたし、メリーさん。先生が問題を起こさないために監視しておけと…もし起こしたらミナと一緒に墓場だった…はずなの』
「はぁ?」
脅迫キター゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
先生最低だー\(^_^)/
「何で?」
『あたし、メリーさん。吸血鬼が危ないからなの』
オカルトの話をするな!!
皆そう言うから、もう疲れたよ(ーдー)
「そういうの、いいんで」
携帯を閉じた
部屋のカーテンを開いた
気持ち的に普段よりまぶしい
「なんか…気持ち悪い…」
力が出ない、吐き気がする。こんな感じの症状だ
『やっと起きたか、おはよう』
コウモリから幻聴が聞こえる
誰のせいで狂犬病になったか……
『おい、だから無視するな!!』
朝食どうしよ
気分悪いし、軽めの物がいい
冷蔵庫(小型)を漁る
この寮、どちらかと言うとアパートに近い
『おい……』
「何でトマトジュースがあるんだろ?」
『何で毎回無視されないといけないんだよ!?』
どうせだし、飲むか……
栄養を取れ、摂取しやすい物だから助かる
鉄分豊富と書いてある。何でだろ
昨日の宿題、さっさと終わらせよう
◇ ◆ ◇
「治らないか…むしろひどく……コホッコホッ……」
外の新鮮な空気なら、少しは体調がましになると期待したが効果はなかった(ついでに空腹感もひどい)
そんな中、ミナさんを見つけた
「あんた、大丈夫!?」
こっちに気づいたミナさんが、低空飛行(多分幻覚)をして近寄った
とりあえずと、肩を貸してくれた
「すみません、朝からこれで……」
『あぁ、こいつ日光に当たるの慣れてないのか』と呟くミナさん(もちろん慣れている)
とりあえず木陰に連れて行ってもらった
こっちの方が少し体が楽だ
10分後……
「背中に乗って、急がないと遅刻するわよ」
「すみません」
女性に背負われる、少し変な感じだ
というか足速いな!!
景色がわからん
「着いたから早く降りて」
「はい、ありがとうございました」
恥ずかしいもんな、こんなところ見られたら
着信音が鳴った
「電話にでます、先に行って下さい」
「わかった」
携帯を開くと……
『あたし、メリーさん。今、ミナに背負われているあなたを見たの』
死にたい……
メリー:『あたし、メリーさん。今、あなたの後ろにいるの』
ミナ:「個人的に深夜に聞きたくない言葉ランキング3位ね」
メリー:『あたし、メリーさん。逆に2位、1位が気になるの』
ミナ:「目覚まし時計とニワトリの鳴き声ね」
メリー:『いつも起きている時間、昼頃だったの?』
ミナ:「何でバレちゃった?」
メリー:『深夜帯を23~1時と考えるとそうなるの』
ミナ:「あはは……」
メリー:『彼だって7時には起きていたの』
ミナ:「だから違うって言ってるでしょ!!」