ソル「ああ、まだまだ実戦にも出てないしな、これからだよ」
フェイト「そうか、これでアイツも少しは大人になるだろうな……そういえば、なんだ?それは?」
フェイトはソルがずっと手にしている大きな箱が気になっていたようだ
ソル「そうそう忘れてたよ、セフィリアどこにいるか判る?」
フェイト「セフィリア?お前がセフィリアに用事か?」
ソル「ああ、宇宙支部に行くならって、アスカ司令官に頼まれてね」
フェイト「アスカ司令官が?なんだ?」
ソル「さあ?そこまでは……」
フェイト「まあ、個人的な物だろうな、しかし……配送すればいいんじゃないか?」
ソル「それもそうだな……とにかくセフィリアに渡してくるよ」
フェイト「アイツのことだ、MSハンガーに居ると思う」
ソル「わかった」
フェイトの言うように、いくらソルが宇宙支部に行くと言っていたとはいえ、確かに配送すれば済むことだ
ソル(急ぎの物なのか?)
考えても仕方ない
ソルはとにかくセフィリアを探してMSハンガーに向かった
整備士「ん?見ない顔だな、地球のレイヴンか?」
MSハンガーに着くと、入り口付近にいた整備士の年配男性が声をかけた
ソル「はい、レイヴン地球支部所属、ソル・デ・フラガです」
整備士「フラガ隊の隊長さんか、懐かしいなー」
ソル「懐かしい……ですか?」
整備士「今はこんなだけどな、大戦の時はエターナルで整備士をやっててね」
ソル「そうでしたか、では父や母をご存知なのですね」
整備士「まあ、俺のことは知らんだろうがな(笑)」
ソル「また両親に話しておきますよ、あーそうだ、セフィリア……セフィリア・クラインはいますか?」
整備士「なんだ、姫に用事か、今日はまだ見てはいないけど、おそらく奥のX70のところに居るよ」
ソル(姫……か、そりゃ元エターナルのクルーだもんな、確か父さんもクライン議長のことをピンクのなんとかって言ってたな)
ハンガーの奥まで歩いて行くと、すぐにアブソリュートが目についた
聞いたとおりセフィリアらしき人物が、機体に接続した端末で作業をしていた
ソル「セフィリア」
セフィリア「フラガ隊長?」
ソル「やあ、セフィリア、討伐作戦で軽く顔を合わせて以来だな」
セフィリア「どうされましたか?こんなところまで」
ソル「アスカ司令官から君に届け物を預かってね」
セフィリア「アスカ司令官から!わざわざありがとうございます、それだけで来て頂いたんですか?」
ソル「いや、オーバーホールの休憩でグラディス隊長に挨拶に来たんだよ、それならってことでアスカ司令官に頼まれたわけだ」
セフィリア「ありがとうございます」
ソルはシンから預かった箱を、セフィリアに手渡しながら箱の中身を聞こうとしたが、すでにセフィリアは箱を開け始めていた
中には黒い鞘にマゼンタの模様や、綺麗な装飾であしらわれた細身の剣が入っていた
ソル「剣……か?」
ソルには不思議な印象だった、ソルの記憶ではアスカ司令官にもセフィリアにも剣を扱うイメージがない
剣と言えばシュダが剣術を修めていることを聞いたことがあるぐらいだ
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