機動戦士ガンダムSEED RAVEN   作:shuda

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PHASE:80 ラムレザルの予感

フェイト「それはとっくに俺が確認してるよ、警報が鳴った時は、すでにシャトルは出ていたよ、おそらくそろそろ大気圏内だ、まあ問題はないだろう」

 

セフィリア「そうでしたか……良かった」

 

セフィリアは気付かせてくれたラムレザルに、一応連絡して礼ぐらいは言おうと通信した

 

セフィリア「フラガ隊長は今頃シャトルで大気圏内でした、フェイト隊長が確認されていました」

 

ラムレザル「なるほどね~」

 

セフィリア「では……」

 

ラムレザル「ちょっと待てよ~!それだけかよ~」

 

セフィリア「……では、なんの用ですか?」

 

ラムレザル「……変じゃないか~?なんでアイツ~こんなに遠方から俺達に解るように向かってきてんだ~?」

 

セフィリア(!?……確かに……おかしい)

 

セフィリアはラムレザルとの通信を繋げたまま、フェイトとクレアに通信した

 

セフィリア「グラディス隊長」

 

フェイト「どうした?セフィリア」

 

セフィリア「なぜ今回クアンタムは遠方から向かってくるのでしょう?粒子を使えばプラント内に瞬時に移動することも可能なはず……」

 

フェイト「……妙だな」

 

クレア「……まさか!?おとり?」

 

ラムレザル「…………」

 

フェイト「クレア!エルスマン司令官に!」

 

クレア「わかったわ」

 

クレアはディアッカに懸念点を報告した

 

ディアッカ「なるほどな、確かにそっちがおとりの可能性はあるな、だがプラントにはザフト艦隊の防衛線がある、お前らは予定どおり前線に出てくれ」

 

ディアッカがイザークに連絡しようとすると、逆にイザークから通信が入った

 

イザーク「ディアッカ!多分、緑のヤツはおとりだが、こっちは俺がなんとかする!おとりであれば捕獲も容易かもしれん、お前らはそっちを優先してくれ」

 

ディアッカ「さすがだな、気付いてたのか?」

 

イザーク「いや、たった今シホから助言を受けた」

 

ディアッカ(シホの助言は素直に聞き入れんのかよ(笑))

 

イザーク「ん?なんだ?」

 

ディアッカ「いや……わかった、プラントは頼んだぜ」

 

イザーク「当たり前のことを言うな!バカ者!」

 

二人がいつものやり取りを始めた時、イザークの個人端末に通信が入った

 

???「あっ!ごめんなさい、忙しい時に」

 

イザーク「わかっているなら掛けてくるな!」

 

???「ごめんなさい、ごめんなさいついでにアプリリウスに来て下さい」

 

イザーク「なんだと!?メイリン!キサマ!なぜこんな時に議会に呼び出されなければならんのだ!!」

 

メイリン「『こんな時だからこそ』です、あと……議長命令です」

 

ディアッカ「議長!?ラクスか」

 

メイリン「ディアッカさん!ちょうど良かった、ディアッカさんも来て下さい」

 

イザーク「ディアッカもだと!?どういうことだ!?」

 

メイリン「とにかくアプリリウスに!港までお願いします!」

 

イザークもディアッカも納得はいかないが、ラクスからの呼び出しであれば、何か意味があるのだろう

二人とも現場の判断はシホとフェイトに任せてある

指示通りにアプリリウスの港に向かうことにした

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