リグレット「なっ!?」
レイジ隊の『閃光』と呼ばれる突きは、リグレットの突きのみがクアンタムの関節に、…………少し……食い込んだ
カイ「踏ん張れよ!!レイジ隊長!!」
リグレットのすぐ後ろから、リッドが突進してきてリグレットの機体にタックルをした
リグレットのビームサーベルが、また少し関節に食い込む
リグレット「っつ!……レイジ隊!私とリッドを引っ張れ!!」
レイジ隊員の二人が、瞬時にリグレットとリッドを、クアンタムから引き離す
すでにドラグーン『エリミネーター』を射出していたカイと、じっと照準をクアンタムに合わせていたルーティ
二人がクアンタムに突き刺さったままの、リグレットのビームサーベル目掛けて集中放火を浴びせる
ドドドッドドドドドドドーーーンッ
爆風で粉塵が舞う
ソルも言っていたように、キヨミツ隊は初陣だ
当然、レイジ隊との共同作戦も初めてのことだ
しかし6機の連携はクアンタムに反撃どころか、回避や防御もさせない最高のものだった
もちろんそこには、レイジ隊の熟練された連携術と戦闘経験、カイのたぐいまれなる才能、そしてソルすらも知らなかったが、カイはリッドとルーティとで幾度もの連携訓練を行っていた
ということが要因にも含まれるが……
実際のところは、『偶然』『奇跡』と言っても過言ではない連携攻撃であった
粉塵が薄れ、徐々にクアンタムの姿が見えてきた
次の瞬間、粉塵の中で射出されたクアンタムのドラグーンらしき兵器の射撃が、レイジ隊の3機を瞬時にバラバラにした
リグレット「クソッ!!レイジ隊!無事か!?」
レイジ隊員A「はい!」
レイジ隊員B「ですが、機体は5体バラバラです!!」
レイジ隊のバラバラになったMSが海面に落下していく
リグレット「カイ!逃げろ!もう無理だ!」
リグレットには、先ほどの攻撃が自分達にとって奇跡的に成功したものだと、しっかりと理解出来ていた
カイは薄れていく粉塵の中で、クアンタムの片腕がビームサーベルの楔と自分達の集中放火によって皮一枚でぶら下がっているのを見逃さなかった
奇跡的ではあったが、間違いなく先ほどの攻撃はクアンタムの片腕をもいだのだ
カイ「リッド!ルーティ!レイジ隊のコクピットを回収!だが離脱はしない!いいな!そのまま海面で様子を見る!」
カイ自身が見てきたように、クアンタムは劣勢になると、アブソリュートゼロが機能停止させられた時のように、高濃度の粒子を放ちMSが機能停止させられる可能性がある
しかもその後、クアンタムは自ら姿を消す可能性もある
その可能性を考慮したカイは、機能停止させられた場合、レイジ隊のコクピットが、生命維持装置まで停止させられたまま、海中に沈む懸念
手負いのクアンタム相手に、下手に離脱して追って来られれば、キヨミツ隊の3機も全滅は必至
そう考えたカイは瞬時に6人全員が生き残れる一番可能性の高い選択をした
リグレット「カイ!?…………なるほど、そういうことか、すまない」
リグレットにも片腕が取れそうなクアンタムが見え、カイの考えが理解出来た
第二回オリジナルMS人気投票
-
カグヅチ
-
コスモス
-
カネサダ
-
キヨミツ
-
レンゴク
-
アブソリュート
-
トワイライト
-
ネメシス
-
カトレア
-
アブソリュートゼロ
-
ナイトメアジャスティス
-
フリューゲルフリーダム
-
アポカリプスデスティニー
-
ラグナロク
-
エンハンス
-
ムラクモ