キラ「そろそろクロノスのレーダーに引っ掛かるね、僕はこの辺りでしばらく待機してから戻るよ」
フェイト「わかりました」
ゼロス「わかりました」
キラ「ごめん、ちょっとだけゆっくり戻るように、クレアに言っておいてくれるかな?クロノス帰還前には僕も執務室に居ないと不味いし……」
ゼロス「はい、伝えておきます」
そして、キラはフリューゲルフリーダムを停止させた
完全に沈黙状態で電磁檻に入れていても、さすがに皆、緊張していた
キラと別れてからは、ラムレザルですらも一言も話さなかった
数十分後、無事に何事もなく電磁檻はクロノスに収容された
『クロノス ブリッジ』
クレア「お疲れ様、みんな、これでレイヴンにも上にも、良い報告が出来るわね」
フェイト「まあ、俺達にまでクアンタムの調査結果が降りてくるのは、かなり先だろうがな」
ゼロス「最悪、降りてこない可能性もあるしな」
クレア「それでも、人類としてかなりいろんなことが解るからいいんじゃない?結局私達は戦うんだろうし」
ラムレザル「案外~、もう俺達の出番はないかもですよ~」
セフィリア「…………掌握か……殲滅か……」
フェイト「………………」
クレア「それも含めて、彼らの『正体』しだいってとこかしらね」
『レイヴン宇宙支部』
すでに宇宙支部にも、オーブ近海の事件とレイヴンが出撃したことは連絡されていた
ほぼ同時襲撃の理由は不明なままだが、クアンタム捕獲というこれまでにない一報は、すぐにレイヴン宇宙支部全員に伝えられた
ディアッカ「よくやった!お前ら!」
クレア「はい、しかし……オーブにも現れましたか……」
ディアッカ「ああ、だがどちらが囮というわけでもなかったようだな」
クレア「そうですね…………」
ディアッカ(多分、キラはすでに戻っているだろうな、後で話を聞いてみるか……いや、オーブのこともあるな、まとめて5人で話したほうが良さそうだな、例の機体のことも話したいし……)
ディアッカ「何にせよご苦労様だ、電磁檻は明日QRIに引き渡す」
クレア「明日ですか?やけに早いですね、地球からですよね?」
ディアッカ「ああ、俺もさっき報告したばかりだけど、明日だってよ、ってことはもうすでに大気圏外かもな(笑)」
クレア「…………必死ですね……」
ディアッカ「もし本当にエヴィデンス01と関連があるなら、人類史に残る大発見だからな、とにかくお前らは戻ったらしっかりと休んでくれ、オーブの件は何か解れば連絡する」
電磁檻、もちろん中のクアンタムも、収容後の帰還中も、特に変化はなく、クロノスはレイヴン宇宙支部のあるマイウスに帰港した
『レイヴン宇宙支部』
ドックに帰還したクロノスは大きな歓声で包まれた
これまで何度も苦渋を舐めさせられたが、捕獲することに成功したのだ、当然である
ドックにはディアッカはもちろん、キラ
そして、イザークとシホの姿があった
クレア「…………」
クレアは無言で4人に敬礼した
ディアッカ「お疲れクレア、本当にご苦労だった、他の奴らは?」
クレア「グラディス隊とファブレ隊はMSを艦から降ろしています」
キラ「ありがとう、クレア」
クレア「…………いえ」
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