機動戦士ガンダムSEED RAVEN   作:shuda

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力の在り方
PHASE:101 イザークの策


ディアッカ「ったく、ほんとにお前らは……」

 

アスラン「シンが出たお陰で被害を抑えられたのは事実だ、イザークがザフトを素早く展開したお陰で、ディアッカは強力な戦力を現場に送り込めた」

 

イザーク「…………で、実際どうだったんだ?奴と戦ってみて」

 

シン「……ハイ、ずっと海中だったんで判断は難しいですが、以前キラさんが言っていたように、MSよりも遥かに可動範囲が広いので厄介ですね」

 

ディアッカ「反応もモニター越しじゃなくて、実際に目視だろうからな、そりゃあ早いわけだぜ」

 

シン「あと、白い奴だけかもしれませんが、水中ではかなり動きが鈍くなりますね」

 

アスラン「だが、海中に誘い込んだとしても、逆にこちらも戦力が限定されるな……」

 

イザーク「海中か…………国連には?」

 

ディアッカ「それはもうすでに、俺もシンも報告書を出してる」

 

アスラン「なんと言って来ているんだ?」

 

シン「直接俺達には何も…………」

 

ディアッカ「いきなりキラが呼び出し食らってるよ」

 

イザーク「まあ、そうなるだろうな、まったく……エマージェンシーがザフトやオーブ軍に伝わらなくて良かったな」

 

アスラン「イザーク!」

 

シン「申し訳ありません……」

 

イザーク「フンッ!……」

 

ディアッカ「もういいだろう?そんなことは……次は俺達も出るんだろうし」

 

イザーク「ディアッカ!?キサマ!不用意に動くなと言ったはずだ!!」

 

ディアッカ「だから用意すんだろ?ザフトもオーブ軍もレイヴンも」

 

アスラン「キラが何を言われてくるかで、俺達の動きも変わるな」

 

シン「……ザフトはどういう対応をしていくんですか?」

 

イザーク「今はまだ俺の頭の中にあるだけだが、Nジャマーやキャンセラーを、上手く使えないかと考えている」

 

ディアッカ「……なるほどね、今回キラがやったような誘導か…………」

 

アスラン「だが、ザフトやオーブ軍が奴らに手を出して、国連が何も言って来ないわけないぞ」

 

イザーク「それこそ、それを何とかするのが俺達の仕事だろ!!……まあ、キラほどの無茶は出来んがな」

 

シン「テロよりも神出鬼没ですからね……奴らは」

 

アスラン「…………(笑)」

 

イザーク「何が可笑しい!?アスラン!!」

 

アスラン「いや、すまない、そういうわけじゃないんだ……この前カガリに俺とシンが『お前らはずっと無茶ばかりだな』と言われたばかりだからな、いまだにキラも無茶だと言われるのか、と思ってしまってな」

 

イザーク「お前らが無茶ばかりなのは、出会った頃から変わっていないわ!!」

 

ディアッカ「そうそう、俺らはいつも尻拭い」

 

イザーク「お前も変わらんわ!!バカ者!」

 

ディアッカ「自分の保身だけなら、無茶なんてしなくてもいいんだけどな」

 

アスラン「そうだな、俺達は部下も守ってやらなくてはならない」

 

イザーク「そんな話はいい!それよりもオーブこそどうするんだ?」

 

ディアッカ「そうだぜアスラン、市街地に……艦隊に……こりゃあ行政府もオーブ軍も何か対応しないと、市民が黙ってないぜ」

 

アスラン「ああ、だがオーブはあくまでも『先取防衛だ』こちらから仕掛けるわけにはいかない、俺の考えではオーブ軍の主力を空(宇宙)に上げる」

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