『オーブ行政府』
カガリ「…………わかった、報告は以上か?ではザフトとの交流出向の件はお前達に任せる」
キラ「うん、やっぱりこのままずるずるシン達をオーブ軍に出向ってわけにもいかないから、そろそろちゃんとルール決めないとね」
一応、交流出向には明確な期間が定められていたが、地上でのテロの多さでシンやルナマリアの手を借りることが多く、本来の出向期間はかなり前に過ぎてしまっていた
逆にザフトに出向していたオーブ軍人達は、期間通りにオーブ軍へと戻っていた
いくら同盟国といえど、なあなあにしておくことは良くないが、実際問題、地上でのテロの多さにはオーブ軍も手を焼いていた
カガリ「お前が事務作業をアスランに押し付けてるからだろ!?」
キラ「苦手なんだよ、報告書とか、そういうの」
キラもアスランも同じ准将、つまり同一の立場にあるわけだが、実務はキラが、事務はアスランが担う形で綺麗に収まっていた
カガリ「お前は現場に立ちすぎなんだ、少しはシン達に任せてみろ…………しかしルナマリアが除隊とはな」
キラ「うん、僕も意外だったけど、結婚するって話も聞いたよ」
カガリ「!?結婚するのか!?確かオーブの企業に勤める人だったか?」
キラ「うん、らしいよ」
カガリ「お前の結婚式の時には、シンと上手くいっているようだったのにな」
キラ「…………多分、恋愛と結婚は違ったんじゃないかな」
キラはカガリとアスラン、そしてメイリンと、オーブの港で話したことを思い出していた
カガリ「お前とラクスは『一緒』だったんだろ?」
キラ「んーー人によっていろいろなのかもね」
カガリ「そうだな、そういえばムウさんのところのソルとカイもずいぶん大きくなったな、お前のところのセフィリアもそろそろ掴まり立ちぐらいか?」
キラ「うん、そうだね、僕もたまにはプラントに帰らないと」
カガリ「ああ、帰ってやれ、ラクスも議長に就任したんだ、忙しいだろ?」
キラ「落ち着いたらアスランに任せて帰るよ、いつまでもイザークにセフィリアを、預けていたら怒られそうだしね」
カガリ「セフィリアは相変わらずイザークが好きなんだな(笑)私もそろそろセフィリアに会ってみたいんだが、すまないな、なかなか時間が作れなくて」
キラ「うん(笑)、まあ仕方ないよ、そのうちラクスとセフィリアで、こっちに来ることもあるだろうし、あっまだ内定だけど、多分イザークはザフトの総司令官に就任すると思うよ」
カガリ「そうか、ディアッカも今は白服だったな」
大戦後、すぐにバルトフェルドには、ザフトの総司令官やオーブ軍の准将、プラント最高評議会議員など要職の話が上がりそうになっていた
引く手あまたというやつだ
しかし、話が公になる頃には、バルトフェルドは除隊の申請をしていた
『そろそろゆっくりとコーヒーでも飲んでいたい』
だそうだ
まあ、彼のことだ
いろいろ考えがあってのことだろう
キラ「じゃあ、そろそろ行くよ」
カガリ「ああ、アスランにもよろしくな」
キラ「……!そうだ!アスランは今日昼までで明日から休暇だった……」
カガリ「ならば、交流出向の件はお前の仕事だな」
キラ「はあーーーっ、ディアッカと相談しよう」
カガリ「まあそうだな、ザフトとも話し合って決めてくれ」
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