セフィリア「パパ?」
キラ「おかえり、セフィリア…………そっかメイリンも一緒だったんだね」
ラクス「そういえば、今日ザフトからの兵器購入許可申請が届いていましたわね」
キラ「それでメイリンと」
メイリン「でも、どうしたんですか?キラさんがわざわざ公用車で、ラクスさんを乗せて帰宅するなんて」
メイリンの疑問は正しい
キラとラクスは夫婦であるから、ラクスを乗せてキラが運転して帰宅、なんてことはたまにではあるが、ない話ではない
しかし、公用車でそれを行うなど公私混同にもほどがある
キラ「うん、ラクスだけなら公用車は使わなかったんだけどね」
???「私が乗っていたからですよ、ザラ議員」
メイリン「え!?イリュリア連王国アリエルス女王陛下!?」
セフィリア「?アリア?女王?」
アリエルス「お久しぶりですセフィリア、はじめましてですねザラ議員」
セフィリア「アリア?え?どういうこと?」
ラクス「レイヴンの作戦でお忙しかったセフィリアさんは、ご存知でないのかも知れませんね」
アリエルス「先日、我が父ベアトリクス・ブレア・ホワイトファング王が他界し、第一王位継承権に居た私が、王位を継承し即位しました」
キラ「それで、プラントに王位継承の挨拶に出向いてくれたんだよ」
メイリン「それは……私は知っていましたが、なんでここに?(クライン邸)」
アリエルス「私とセフィリアとは、幼少の頃からの友なのです、せっかくプラントに来たのでセフィリアに会いたいと、私からクライン議長にお願いしました」
キラ「でも、アリエルス女王が自分の護衛は必要ないなんて言うから、さすがに秘書官の運転ってわけにはいかないし、僕1人だけなら誤魔化せるしね」
メイリン「だからって!危ないですよ!ちゃんとザフトの護衛とかつけないと!」
ラクス「大所帯だと、ここ女王がいますと言っているようなものですからね、それにアリエルス女王はあくまでもセフィリアさんとは、プライベートでお会いしたいとのことでしたので」
セフィリア「……アリア…………そうでしたか…………ベアトリクス陛下が……」
アリエルス「アナタがそこまで落ち込むことではありません、数年前より身体の具合は良くありませんでした」
メイリン「!?!?…………ちょっと待って!!セフィリア!?アリエルス女王と友達だったの!?」
セフィリア「はい、お互い立場を知らずに友達になっていましたが」
アリエルス「そうですね、私もまさかアナタがクライン家のご息女とは知りませんでした」
ラクス「さあ、立ち話もなんですから、どうぞ皆さん、中へお入りください……メイリンさんもいかがですか?お茶でも召し上がっていってくださいな」
メイリン「あっありがとうございます」
セフィリア「アリア!こっち!」
セフィリアはアリエルスの手を引いて、自室へと駆け出した
ラクス「あらあらセフィリアさん、後でお茶をお持ちしますわね」
セフィリア「ありがとう、ママ」
キラ「あんなセフィリア久しぶりに見るね」
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