メイリンは初めて見るセフィリアの1面だった
プライベートで話していても、どこか硬い印象のセフィリア
……そう、それはまるでサクラのような……
メイリン(不味いなあ、あんなのシュダやサクラが見たら……サクラだけを応援するわけじゃないんだけど………………下手に拗れなきゃいいけど……)
イリュリア連王国……
年号がコズミック・イラになる以前には、EUと呼ばれる集合国家群が、宗教対立や政治的内戦などの分裂や統一を経て、1つになろうとしていた
しかしC.E.70年代の大戦時、未だ内戦は続いており、統一への協議も難航していたEUの国家群は戦火に飲まれ、連邦やプラントの領地となることも幾度となくあり、オーブとはまた違った中立のような位置を揺れ動いていた
大戦後、前国王ベアトリクス・ブレア・ホワイトファングは、内戦を終結させ統一を実現、結果的にその手腕と人望から、新たにイリュリア連王国として集合国家群を再建、1つに纏め上げた
C.E.90年に入った頃には、大西洋連邦に次ぐ巨大国家として、名を連ねるまでに至っていた
もしも……の話など無意味であるが
もし、大戦時にイリュリア連王国があったのならば、戦局は大きく変わっていたかもしれない
それほどまでに、イリュリア連王国は軍事力も政治力も高かった
『クライン邸リビング』
ラクス「こちらにおいでになるのも久しぶりですわね」
メイリン「そうですね、バーベキューの時はディセンベルの別邸でしたし」
キラ「バーベキューか、あれも結構前になるよね、シュダやアスランは?電話で話したりはしてるの?」
メイリン「アスランは……忙しいですから…………シュダは電話してますよ、私から電話しない限り全然連絡してこないけど、あの子」
キラ「そうなんだ…………メイリンもたまにはオーブに帰ってみたら?」
ラクス「大丈夫ですよキラ、アナタも知っているでしょう?そういう方ですわアスランという人は……もちろんメイリンさんもご存知のはずです」
キラ「……それは……そうだけど」
ラクス「知った上で、むしろだからこそ結婚したのでしょう?」
メイリン「//////!!恥ずかしいこと言わないでくださいよ!ラクスさん!もう私もいい歳なのに」
ラクス「あら?歳なんて関係ありませんよ、キラだって未だに泣き虫さんですもの」
キラ「!?ちょっとラクス!!」
メイリン「そうなんですか!?(笑)」
ラクス「そうですわ(笑)」
『クライン邸セフィリア自室』
アリエルス「下は何やら盛り上がっているようだな」
セフィリア「そうね、でもほんとに久しぶりね」
アリエルス「そうだな、我が国もやっと落ち着いてきた所だったんだがな」
セフィリア「……うん」
アリエルス「しかもクアンタムなどと、よく判らん奴らまで出て来ているとは…………お主も戦ったのか?クライン議長からレイヴンに所属していると聞いたが」
セフィリア「ええ、何度か…………アリア自身は?どうしていたの?この10年」
アリエルス「そうだな……一般的な学生を経た後は、王室で政治などを学んでいたよ」
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