10年ぶりの再会、それにお互いの立場も更に大きく変わってしまった今
どうしても硬い話になってしまい、なかなか幼少の頃のようにお互い話すことは出来なかったが、ラクスがお茶を持ってきた頃には、10代の女の子同士が仲良く話している姿がそこにあった
アリエルス「そのシュダという男、面白いな(笑)、私も一度会ってみたいよ」
セフィリア「面白くなんてないよ、ワガママで意地っ張りで!」
アリエルス「いや、会ってみたいよ」
セフィリア「そんなに?」
アリエルス「ああ、シュダにサクラ、それにクレア、ラムレザル、フェイト」
セフィリア「みんなに?」
アリエルス「私と居た頃のお主は、私以外に友など居なかったであろう、そんなお主がそんな笑顔で話せる者達だ、是非会ってみたいよ」
セフィリア「アリアは?王室だとやっぱりそういうのって難しいの?」
アリエルス「そうだな…………我が国は連王国だからな、第2第3の王室で仲良くしている者はいるが……果たして友と呼べるかどうか……まあ私にはこうしてセフィリアが居てくれれば構わん、それにお主の友となら私も友になれるやもしれん」
セフィリア「わかった、いつか紹介するよ、必ず」
その日、アリエルスはセフィリアと同じベッドで寝た
今までも当然、イリュリア連王国の第1王室王女であったのだから、ほとんど気の休まる生活などしていない
だが、今やイリュリアという国のトップに立つ立場だ
彼女自身、これが生涯最後であろうという覚悟で、セフィリアに会いに来たのだろう
翌日、朝早くにアリエルスは港に向かうスケジュールだった
キラ「じゃあ、アリエルス女王陛下を空港までお連れしてくるよ」
ラクス「はい、お願いします」
メイリンはというと、あれからしばらくクライン夫妻と雑談した後、夜が更ける前には帰宅していた
アリエルス「クライン議長、昨日は無理を言ってしまい申し訳ございませんでした」
ラクス「いえ、アリエルス女王陛下、私もお力になれて良かったですわ」
キラのエスコートで公用車へと向かうアリエルスが、突然立ち止まり振り返った
アリエルス「レイヴン宇宙支部セフィリア・クライン!」
セフィリア「!?……ハッ!」
セフィリアは今までにないぐらいの敬礼をした
アリエルス「いずれ我が国も戦線に赴く、レイヴンやザフトも強いのだろうが、我が国には私が居る!せいぜい足を引っ張らぬよう、腕を磨いておけ!」
セフィリア「ハイ!ありがとうございます!」
そう言うと、アリエルスはサッと振り返り、颯爽とクライン邸を後にした
その姿は、昨日セフィリアと仲良く話していた少女ではなく、威風堂々と凛とした王女の姿であった
セフィリア(ありがとう、アリア……私も負けないから!)
イリュリアの女王として、セフィリアの友として
最大限の激励を添えて
『イリュリア連王国女王』
『アリエルス・ブレア・ホワイトファング』は
王室専用シャトルにて
『イリュリア連王国首都イリュリア』
へと帰国した
第六回オリジナルキャラクター人気投票
-
シュダ・ザラ
-
サクラ・ラーズバード
-
ソル・デ・フラガ
-
カイ・ザ・フラガ
-
ルミナ・ストライフ
-
セフィリア・クライン
-
フェイト・グラディス
-
ラムレザル・トレイター
-
エルフェルト・トレイター
-
リグレット・レイジ
-
クレア・カトレット
-
ルーティ・グランツ
-
リッド・アシュフォード
-
ハムリ・アズラエル
-
ジークハルト・ノックス
-
ゼロス・ファブレ
-
ガアラ・ハーシェル
-
アリエルス・ブレア・ホワイトファング
-
ステイシア
-
ロンドリィネ・グランツ