機動戦士ガンダムSEED RAVEN   作:shuda

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PHASE:120 友

カガリ「遠路の旅、ご苦労」

 

アリエルス「なんと!アスハ代表自ら出迎えとは!ありがとうございます」

 

オーブ役員「では、女王陛下、こちらに」

 

アリエルス「うむ」

 

アスハ代表とアリエルス女王は、そのまま車でオーブ行政府へと移動する

 

ロンドリィネ「さあ、私達も移動よ」

 

ソル「予定通り、散開したまま車列の上空を移動する」

 

まったく厄介だな

アリエルス女王だけならまだしも、アスハ代表まで出てくるから、護衛が余計に大袈裟になる

 

しばらくすると行政府の建物が見えてきた

 

サクラ「何事もなかったね」

 

シュダ「そりゃそうだろ、いくらテロ組織でも、オーブ軍とイリュリア軍、それに俺達までいるんだ、簡単に手は出せないだろ」

 

サクラ「そうじゃなくて、アイツらよ」

 

シュダ「あークアンタムか」

 

そういえば俺は、しばらく奴らと戦っていない

先見隊以来か…………

それに奴らがジブラルタルに初めて現れてから、もう1年も経つんだな

 

 

 

『オーブ行政府』

 

アリエルス「これはまた、仰々しいですね」

 

行政府の前には、行政府役員はもちろん、オーブ軍の総司令官アスラン、レイヴンの司令官シンの姿もあった

 

カガリ「皆、アリエルス女王陛下に挨拶に来たまでだ」

 

アリエルス「……その軍服、お主らが、かのアスラン・ザラとシン・アスカか」

 

アスラン「はい、初にお目にかかります、私がアスラン・ザラです、オーブ軍を任されております」

 

シン「レイヴン地球支部のシン・アスカです」

 

アリエルス「うむ、次の作戦には我が国も出る、その時はよろしく頼む」

 

アスラン「はい」

シン「はい」

 

…………

 

アリエルス「先日、プラントにも赴きましたが、お主ら……クライン夫妻やザラ夫妻は元より、オーブ、プラント、そしてその軍、レイヴン上層部まで、皆友人だという話を耳にしましたが」

 

カガリ「…………ああ、そうだな……古い友人だ」

 

カガリは返答に一瞬戸惑った

彼らが友人であることは、世界の上層部でも知る者は多いが、プラントとオーブ、そしてレイヴンの『癒着』があると思われるのは、あまりいいことではない

柔らかい表現をすれば「情報交換」だが、端的に言えば『癒着』は否定出来なかったからだ

 

アリエルス「……私は良いことだと思います、『外交』とは『協力』、『軍事力』は『防衛力』、それが本来あるべき国家間の姿です」

 

カガリ「そうだな……すまない……いや、ありがとう」

 

アリエルス「私にも、宇宙支部ですがレイヴンに友がいます、お気持ちは十分に理解出来ます」

 

カガリ「レイヴンに?」

 

アリエルス「おそらく、ご存知の方かと思いますが、セフィリア・クライン、彼女とは幼少の頃より友と呼び会える存在です」

 

カガリ「そうなのか!まさかセフィリアとは!……もちろん、よく知っているよ」

 

アリエルス「やはりご存知でしたか」

 

カガリ「ん……ああ、すまない、こういう話も悪くないが、会議室に到着した」

 

アリエルス「うむ、それはまたの機会ですね」

 

その後、アリエルスはオーブ行政府の役員と挨拶を交わし、しばらくカガリや役員達と様々な外交の話をした

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