機動戦士ガンダムSEED RAVEN   作:shuda

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PHASE:131 合同訓練

俺は一旦追うのを辞め、カトレアの動きを注視した

 

シュダ(ランダムに動いているように見えるクレアさんだけど、人間には癖や特性がある、それを見極めろ!)

 

クレア(私の動きを読む気ね、なら変化をつけるわ)

 

シュダ「!?カトレアの動きが!?」

 

予測できかけたカトレアの動きが、更にランダムな動きをしだした

 

シュダ「クソ!!…………いや……これは……」

 

不規則な動きの中に、俺はクレアさんの癖を発見した

後方移動の後は必ず、少し長めの直進になる

 

シュダ「次の後方移動がチャンスだ!…………来た!」

 

俺は急速接近しながら、カトレアの方向転換に注意していた

 

シュダ「そこだ!!」

 

カトレアが方向転換してスラスターを噴かせる直前、俺はカトレアの進行方向であろう直線上を抑えた

 

ガガッッ!!!

 

俺は直進するカトレアを機体全体で受け止めた

 

クレア「グッ!!…………3分13秒、思ってたよりも……速いわね」

 

シュダ「ごめんなさい!クレアさん!大丈夫ですか!?」

 

クレア「問題ないわ、止められると思った時にスラスターを停止させたから」

 

シュダ「良かった」

 

クレア「あら?私なんて心配してくれるの?サクラじゃなくて」

 

シュダ「そりゃあ心配しますよ……ってかなんでまたサクラなんですか!?」

 

クレア「でも、セフィリアなら心配しないでしょ?」

 

シュダ「!?…………(確かに…………セフィリアなら多分なんの心配もしていない…………でもなんでこの人……解ったんだ?……)」

 

クレア「さあ、あと10回同じ訓練するわよ」

 

俺はなんとなく判った

多分、この合同訓練は次の作戦のための訓練だ

…………俺達が死なないための……

 

その後、同じ訓練を繰り返し、結局ベストタイムは2分47秒

つまり、俺がクアンタムを捉えるには、最低でも3分前後はかかるってことだ

 

クレア「さて、次の訓練よ」

 

クレアさんはランスタイプのアイアンメイデンを構えた

 

クレア「5本勝負よ、3本先取で勝ち」

 

シュダ「え!?俺と剣で勝負ですか?」

 

クレア「アナタが剣術を修めていることはソルから聞いたわ、私もね、やってるのよ剣術」

 

シュダ「クレアさんも剣術を!?」

 

クレア「そうよ♪セフィリアに剣を教えたのは私なんだから」

 

シュダ「!?まさか!?セフィリアも!?……知らなかった……」

 

クレア「あら?知らなかったの?ソルも知ってるし、多分サクラも知ってるだろうから、私はてっきり」

 

シュダ(クレアさんが……いや、セフィリアが剣術を…………なんでソル隊長教えてくれないんだよ、ってかサクラも知ってるのか?……)

 

クレア「まあ、それはいいわ、とにかく私からまず1本取ってみなさい」

 

俺は少しイラッとした

クレアさんがどういった剣術を、どの程度修得しているかは、まだ未知数だが、少なくとも俺は師範代だ正直自信はある

 

シュダ「解りました……」

 

スンッ……………………

 

クレアさんの力が見えない以上は、まずは様子見だ

俺はホムラを居合いに構えて、剣気を張った

 

元より静寂の宇宙空間で、更に凛とした静寂が拡がる

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