クレア「へーー、やるわね」
通信モニターに映るクレアさんの表情が変わった
クレア「……行くわよ」
クレアさんの言葉が、まだ耳に残っているにも関わらず、その瞬間カトレアが目の前に居た
シュダ「な!?」
突き出された切っ先をギリギリのところで避ける
しかし
間髪入れずに次の突きが飛んでくる
シュダ「!?高速の連続突きか!」
4撃目、俺は堪らずホムラを抜いて突きを受けた
5、6、7…………止まらない連続突き
シュダ(カグヅチなら多分5撃目ぐらいで貰ってたな……)
ギィィィィィンッ!!!
俺は一瞬の隙をついてカトレアから距離を取った
シュダ「……やりますね」
クレア「だから言ってるでしょ、誰だと思っているのよ」
シュダ「2合目、行きます」
次は俺から斬りかかる
多分クレアさんの剣は重槍術、それに速さを乗せたもの
なら懐に入り込めば…………
俺は左薙ぎを繰り出すも大きく空振った
シュッ!!
その瞬間クレアさんから突きが飛んでくる
だが、俺が空振ったのはわざとだ
自身の斬撃の遠心力を利用して、俺は機体を回転させてカトレアの突きを避わす
そしてそのまま再度左薙ぎ!
ガッ!!
シュダ「!?バカな!?」
クレアさんは突きの手をすでに手元に戻し、俺の斬撃を槍の腹で受け止めた
シュダ「!?しまった!これは槍じゃない!」
俺のホムラを受け流して、カトレアから袈裟斬りが繰り出された
ザヴァ!!
シュダ「クッ!!」
クレナイの右肩装甲を斬られた
クレア「1本ね」
シュダ「……もう取らせませんよ」
クレアさんの実力は十二分に理解出来た
あの巨大なアイアンメイデンという重槍と、そこに搭載された射撃兵器に惑わされていたが、クレアさん自身の剣技は間違いなく細剣技だ
シュダ「……でも、なぜ普段のMS戦闘では重槍と射撃メインなんですか?」
クレア「バカねー、細剣なんてMS戦闘だと、すぐに折れちゃうじゃない、それに私はMS操縦では射撃が一番得意なの、しかも散弾タイプがね」
シュダ(なるほど、それであのMSの装備、しかしこの剣技……レイジ隊長より強いんじゃないか?…………)
その後、10合ほど剣を合わせ、なんとか3本先守は出来たが、クレアさんには2本取られてしまった
クレア「私の負けね、シハンダイ?だったかしら、交流出向の時にも目にしていたけど、さすがね」
シュダ「いえ、俺もクレアさんがこんな剣の使い手なんて知りませんでした」
クレア「……感覚での機体操縦には馴れたようね、カグヅチでは私を捉えることは出来なかったでしょうから……剣のほうは私の剣も、彼らに通用しそうって解ったのは良かったわ」
シュダ「!……そういうことですか」
クレア「そう、剣は私の訓練よ、MSでの剣はオマケ程度の装備として考えていたけど、私の剣も使えそうね、これは装備を見直したほうがいいかもね」
この訓練の後、クレアさんはカトレアの装備を、射撃メインのランスから、散弾タイプのライフルと、細身だがビームコーティングを可能にしたレイピアに換装した
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