機動戦士ガンダムSEED RAVEN   作:shuda

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PHASE:137 自分のスタイル

シュダ「貰った!!」

 

剣を飛ばされたカネサダに勢いのまま斬りかかる

 

ギィーーーーーーン!!!!

 

シュダ「な!?」

 

確実に剣を弾き飛ばしたはずのカネサダは、双剣で俺の斬撃を防いでいた

だが、ショルダーコースじゃない、カネサダはアースエルボーとトロワを手にしていた

 

ソル「何のために剣が8本もあると思ってるんだ、俺の元々の戦術は変わってないぞ」

 

ソル隊長は元々8本の剣をただの予備として持っていたわけではない

1本でも2本でも、もちろん予備としても、状況に合わせて使い分ける戦闘スタイルだ

 

シュダ「!!……わざと……ですね」

 

ソル「フッ」

 

俺が剣を弾き飛ばしたのではない

ソル隊長が剣を弾き飛ばさせたんだ

その上で別のドラグーンを手元に飛ばして瞬時に双剣に戻した

 

シュダ「!?」

 

完全に虚を付かれた俺は、カネサダの双剣で両手首を切り落とされていた

 

ソル「俺の勝ちだな」

 

シュダ「…………」

 

 

 

『レイヴン地球支部 食堂』

 

ソル「助かったよシュダ、いい訓練になった」

 

シュダ「……俺は……やっぱり俺にはドラグーンは難しいですね」

 

ソル「そうか……俺だってセフィリアとの訓練の時はそう思ったよ、でもセフィリアのドラグーンと俺達のドラグーンでは、そもそも砲撃と斬撃でドラグーン自体がまったく別物だろ、だから訓練にはなるが戦術としての参考にはならなかった……というよりも参考にしてはいけないと気付かされた」

 

なるほど……確かにそうだ

かと言って、俺とソル隊長の戦闘スタイルも違う

ソル隊長は8本6種の剣を使い分ける

俺は刀と爪とスパイクを遠近中距離で使い分ける

ドラグーンも俺の物は全て実体剣だし、ガンブレードタイプも無い

 

セフィリアの真似をしても、ソル隊長の真似をしてもダメだ

俺自身のスタイルを身に付けないと

 

シュダ「もっと俺に合った使い方を探してみます」

 

ソル「そうだな、自分の得意な戦術は生かしたままで、理想的な使い方を見つけていけばいいと思うよ」

 

???「あっシュダ」

 

呼ばれて振り返るとサクラとカイさん、それにルーティさんとリッドさんも居た

 

カイ「終わったのかぁ?訓練」

 

ソル「ああ」

 

リッド「どっちが勝ったんですか?」

 

シュダ「……ソル隊長ですよ」

 

俺は勝ち負けの話をされて少しイラッとしていた

 

ルーティ「ほらね♪やっぱり♪」

 

カイ「そうかぁ、俺はシュダのクリムゾンフレームは脅威だと思ったんだけどなぁ」

 

サクラ「だってソル隊長、ずっとドラグーンの訓練してましたもん」

 

ルーティ「シュダは?ドラグーンは使いこなせるようになったの?」

 

シュダ「……いえ……まだ全然です」

 

リッド「最近まで、クリムゾンフレームに慣れるので必死だったのに、無茶言うなよルーティ」

 

ルーティ「作戦までにはまだ時間あるだろうし、これからだよね」

 

シュダ「はい、早く自分のスタイルを見つけようと思ってます」

 

ルーティ「……それよりね、なんでシュダって私に敬語なの?歳一緒だよね」

 

サクラ「そういえば、そうだよね」

 

シュダ「歳は一緒ですけど先輩ですし」

 

リッド「なんだよそれ、気にすんなよそんなこと、レイヴンには階級も無いんだしさ」

 

シュダ「いや……リッドさんは歳上でしょ」

 

リッド「サクラだって歳上だろ?なんでサクラはサクラで俺はリッドさんなんだよ」

 

ルーティ「それはリッド♪サクラだからだよ♪」

 

ソル「あっ!おい!お前ら」

 

カイ「あぁぁぁ、あれだ!幼なじみだからだよぉ」

 

リッド「なるほど、でもまあ俺にも敬語なんか使うなよ」

 

ルーティ「私にもね」

 

シュダ「わかりま…………わかった」

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