クレア「そうそう、気になってるだろうけど、セフィリアなら向こうの部屋にアリエルス女王と居るわよ」
シュダ「いやいや、別に気になってなんかないですから…………は?……え?アリエルス女王!?」
サクラ「そうなのよ!!シュダ!!アリエルス女王が来られてるのよ!!」
シュダ「は!?何言ってんだよ、そんなわけないだろ?」
クレア「ほんとよ、私もオーブの港でびっくりしたわよ、テレビでしか見たことなかったのに、いきなり護衛もろくに付けずに現れて、セフィリアと普通に話し始めるんだから」
サクラ「私もさっき知ったのよ、迎えに行ったらどこかで見たことあるような人が居るなって思ったら、私達が護衛したことのあるアリエルス女王だったんだから!」
メイリン「セフィリアとアリエルス女王は幼なじみなのよ、私もつい最近知ったんだけどね」
マジかよ!?
セフィリアとアリエルス女王が!?そんな接点があったなんて!?
ってか、大丈夫かよこの人達
世界がこんな状態で、いつクアンタムの襲撃があるか解らないのに、それ相応の立場の人達がこんなことで揃って休暇で、しかもオーブに降りてくるなんて…………
メイリン「シュダ……アナタ今、こんな時にみんなで休暇なんか取って、コイツらバカかよって思ったでしょ」
シュダ「なっ!?!?」
サクラ「さすがメイリンさん(笑)」
クレア「バカねえ、こんな時だからこそよ、私達は戦争をするために生きてるんじゃないんだから」
メイリン「そうよ、だからこそレイヴンもプラント最高評議会も、オーブ軍もザフトも普段以上に休暇申請を受理してるのよ」
確かにそうだな
俺はサクラに何も聞かされず付いて来ただけではあるけど、そもそも休暇を取ろうとしたのは俺の意思だし、ドラグーンのヒントが欲しかったってのは嘘じゃないけど、ちゃんと休暇として休養はする予定ではあった
俺自身、自分でも気付いていなくても、心も身体も一旦休めたかったんだろう
シュダ「…………そうですね」
この時のクレアさんの
『戦争をするために生きてるんじゃないんだから』って言葉が妙に心に残ったような感じがした
『空手道場 反対側の客間』
アリエルス「ザラ議員とは前にお会いしたが、カトレット隊長はセフィリアに聞いていた通りの人だったな」
セフィリア「でしょ?(笑)」
アリエルス「ああ、それにサクラ…………いや、すまないラーズバード氏も想像していた通りの人であった」
セフィリア「ラーズバード氏って(笑)『サクラ』でいいと思うよ、私の友達だし」
アリエルス「そうか、しかしそれは彼女に了承を得てからだな」
セフィリア「ほんとにもう、固いんだから(笑)」
アリエルス「一種の職業病だな」
セフィリア「でもありがとうアリア、忙しいのに来てくれて」
アリエルス「『彼女』に渡す物もあったからな、それにしても驚いたよ、まさかセフィリアがイリュリアの国技である、レイピア術を修得していたとは」
セフィリア「それにしても、また少ない護衛で大丈夫なの?」
アリエルス「ザラ議員など単身だったではないか、それにカトレット隊長とセフィリアが居れば問題なかろう」
第一回コンビ&トリオ人気投票
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シュダ&サクラ
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シュダ&セフィリア
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サクラ&セフィリア
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セフィリア&クレア
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ソル&カイ
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フェイト&クレア
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シュダ&メイリン
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サクラ&メイリン
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セフィリア&キラ
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セフィリア&アリエルス
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クレア&カイ
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ステイシア&ソル
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シュダ&サクラ&セフィリア
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サクラ&セフィリア&クレア
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シュダ&アスラン&メイリン
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セフィリア&キラ&ラクス
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ソル&シュダ&サクラ
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フェイト&セフィリア&ラムレザル
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フェイト&ソル&カイ
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シュダ&サクラ&ルナマリア