オーブの港まで5人の護衛を連れていたアリエルスは、そこで護衛の説得を振り切り待機を命じ、たった2人の護衛だけを残しセフィリア達3人と、この道場に来ていた
実際アリエルスが言ったように、申し訳ないがイリュリアの護衛数人よりも、コーディネーターでレイヴンの軍人であるクレアとセフィリアのほうが、圧倒的に実力は上だった
セフィリア「ザラ議員はシュダのお母さんだし、元々オーブに住んでた人だからね、でもわかったわ、私とクレアさんで責任を持ってオーブの港まで送るね」
アリエルス「そうだったな、ああ、ありがとう、しかし本当に複雑な関係で面白いな君たちは」
セフィリア「そうかな?……まあそうか、そうだよね」
元ザフトの軍人であり現オーブ軍のトップであるアスラン、元ザフトの管制官で現プラントの最高評議会議員のメイリン、プラントのトップである最高評議会議長のラクス、レイヴンのトップであるキラ、彼らは友人であり、しかもキラとアスランは幼なじみ、そしてその子供達となるレイヴンのセフィリアとシュダ、それに幼なじみのサクラ
確かに他人から見れば、イリュリアのトップであるアリエルスとセフィリアが、幼なじみという関係であることが霞んでしまうような複雑な関係だ
アリエルス「まだシュダには会ってはいないが『私は』君たちを見ていると、いい関係だと思うがね」
セフィリア「ありがとう」
アスランとメイリンの結婚も、キラとラクスの結婚も、いまだに世間では政略結婚だのスパイだのと影では言われている
もちろんセフィリアもそういった話を耳にしたことはあった
しかしアリエルスはセフィリアと幼なじみであるとはいえ、プラントでもオーブでもない他国のトップ、その彼女から『いい関係』と言って貰えたことは、セフィリアからしてみれば本当に嬉しいことだった
『空手道場 稽古場』
セフィリアとの試合の時間が近付き、俺はサクラの案内で稽古場へと向かった
母さんとクレアさんも俺の後ろを付いて歩いた
サクラ「じゃあ私はセフィリアを連れてくるね」
稽古場に俺達を案内したサクラは、すぐにセフィリアの居る客間へと向かった
空手道場の稽古場
どんなものかと思っていたけど、剣術道場とそれほど違いを感じない
俺が興味本位で辺りを見回していると、サクラが稽古場に戻ってきた
セフィリア…………
とうとう以前の仮を返す時が来た
あの時のMSでの模擬戦、思い返すだけで俺の鞘を手にした左手は、自然と力強くなっていた
シュダ「あっ!」
さっき話にはきいていたが、本当にアリエルス女王がそこにいた、行政府の護衛の時とは違って私服ではあったけど、間違いなくアリエルス女王だ
アリエルス「君がシュダ・ザラか、セフィリアから話は聞いている、なるほどいい目をしている」
シュダ「あっ……いえ、はじめましてシュダ・ザラです、今日はこんなところまでありがとうございます」
アリエルス「ここには私はセフィリアの友人として来ている、そんなに畏まる必要はない」
アリエルス女王が言うように、確かに女王だということで俺が畏まったのもあったが、それよりも『俺の名』を知っているということに俺は驚いていた
ザラという名を……つまりそういう意味でも俺を知っているということだ
第一回コンビ&トリオ人気投票
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サクラ&メイリン
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