機動戦士ガンダムSEED RAVEN   作:shuda

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PHASE:150 第2幕

俺は刀を振りかぶって一気に飛び込んだ、だが飛び込んだ足は踏み込まず、着地と同時にセフィリアの右前方に切り返した

 

セフィリアの突きは、俺の最速の1撃になる居合いよりも速い、つまりどの道見えない、ならどうせ飛んで来るであろう突きを、見切るのではなく最初から読みきって避けてしまえばいい

案の定、俺が切り返した時、セフィリアの突きが俺の飛び込んだであろう位置に繰り出されていた

 

シュダ(このまま突きで飛び出した剣を横から叩き降ろす!!)

 

だが、俺が刀を振り下ろし始めた時、すでにセフィリアの剣は懐に戻り、攻撃方向を修正した第2撃が来ようとしていた

 

シュダ(バカな!?速すぎだろ!?)

 

俺は強引に振り下ろす刀をセフィリアの突きに軌道修正した

 

バチンッ!!!!

 

2人の剣がぶつかり合い

勢い余って2人は後方にふっ飛ばされた

 

ナガクラ「辞め!!」

 

間合いが離れすぎたため、ナガクラ師範は一旦静止させた

お互いゆっくりと開始位置に戻る

 

シュダ「さすがだな、思っていたよりも遥かに速い」

 

セフィリア「アナタも、あの体勢から太刀筋を変えるなんて凄いですね」

 

武道の経験があるクレアさんとサクラはもちろん、母さんですらも今の攻防に声1つ出せないでいたが、この仕切り直しで何を話しているかまでは解らなかったけど、3人で何か話していた

 

メイリン「シュダの剣術は見たことあったけど、セフィリアも凄いわね」

 

クレア「正直、今のセフィリアには私も勝てるかどうか解りません」

 

サクラ「教えたクレアさんがですか?……大丈夫かなシュダ……」

 

クレア「見たところ、もう策がないってわけではなさそうよ」

 

メイリン「…………」

 

そしてまた、稽古場に静寂が訪れる

 

ナガクラ「始め!!」

 

次は姿勢を低くして、刀は抜き身のまま膝よりも下に構えた、緋桜一刀流の防御の構えだ

 

シュダ(来やがれ!!)

 

セフィリア(あれは多分カウンターの構え、でもカウンターはさっき互角の打ち合いにはなったけど…………)

 

セフィリアは先ほどと同じく突きの構え、お互いに構えたまま数分の睨み合いが続いた

 

シュッ!!!!

 

先に動いたのはセフィリアだった

一瞬で踏み込み、一瞬で突きが飛んでくる

俺はセフィリアの剣の切っ先を、瞬きすらもせずに見切ろうとしていた

 

シュダ(!!ここだ!!ここで!!!!)

 

ガガッッッッッッ!!!!!!

 

セフィリア「!?」

 

ナガクラ「な!?」

 

クレア「まさか!?そんなこと出来るわけない!?」

 

俺は見事にセフィリアの突きを止めていた

 

サクラ「鞘!?」

 

そう、俺はセフィリアの剣の切っ先だけを見据えて、左腰に差していた鞘を突き出し、セフィリアの突きを鞘の鯉口で止めていた

 

刀と違ってセフィリアの剣は直剣だったから、綺麗に鞘には納まらなかったけど、セフィリアの突きは確実に俺の鞘に5cmほど納まって止まっていた

 

セフィリア「まさか……見切られるとは……思っても……いません……でした」

 

シュダ「ハッ……別に……鞘じゃなく……ても……刀で止める……ことも……出来たけどな……おっさんの……剣なら……悪いと……思ってな」

第一回コンビ&トリオ人気投票

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