剣術試合後、俺とセフィリアは治療を受け、それぞれが案内させた客間で休ませて貰っていた
アリエルス「セフィリアとシュダには悪いが、実はここに来たのは他に用もあったからだ」
メイリン「私達に……ですか?」
アリエルスはナガクラに客間をもう一つ用意して貰い、メイリンとサクラが呼び出されていた
アリエルス「ああ、まずはこれを見て貰いたい」
2人にはそれぞれ端末が渡された
サクラ「…………イリュリアの……MSですか?」
メイリン「こっちはMS用の戦略支援機のようですね」
アリエルス「まずサクラに見せた物だが、その機体を君にどうかと思ってね」
サクラ「私に?ですか?なんで私なんかに……」
アリエルス「君の今の機体……コスモスだったか、あれの装備や戦闘手法が、イリュリアの現在の主力MSであるアクセルとよく似ていてね、当初はセフィリアへの機体も検討したが、アブソリュート以上に彼女に合う機体は造れないだろうからな、それにシュダやラムレザルにも新しい機体が託されたと聞いている、君への機体を製造するのに理由はたくさんあったというわけだ」
メイリン「考えることはみな同じ、SEEDへの期待というわけですね」
アリエルス「まあ、そうなってしまうな、機体自体はすでにアスハ代表を通して、レイヴンに渡る手配は済ませてある」
サクラ「でも……SEEDと言っても……私にはよく解らないですし……シュダやセフィリアみたいになんて私には……それに私はコーディネーターでもないです……」
アリエルス「アスハ代表もナチュラルだが、大戦では前線で活躍したのだろう?まあ確かに、SEEDということも理由の1つではあるが、それよりもセフィリアから聞いていたサクラという人物、その君と会ってみたくて今日はここまで来たのだ」
サクラ「そんな……過大評価ですよ……」
アリエルス「正直、今日会うまでは託すのはレイヴンの隊長の誰かでもいいと思っていた、だが今日君と会って、君へ託す機体にして本当に良かったと思っているよ」
メイリン「ここまで言われたらもう、有り難く受け取るしかないわね」
サクラ「……ありがとうございます、受け取らせて頂きます」
アリエルス「うむ、装備や兵装、その他スペックはデータを見てくれれば解ると思う、しかしセフィリアは本当に良い友人を持ったな」
サクラ「それは私のほうですよ」
アリエルス「そうか……それはセフィリアにも是非言ってやってくれ…………さてザラ議員に見て貰った物だが、それは見た目通りMSの拡張戦略支援兵器だ」
メイリン「違っていたら申し訳ありません、しかしこれは……ザフトが開発したミーティアの発展機……ですよね」
アリエルス「そうだな、君達の技術を勝手に改良して、君達に逆輸入するというのも可笑しなことだが」
メイリン「いえ、あれは先の大戦後に4基も流出して、その時点ですでに改良もされています、それに流出したのはそもそも、ザフトから三隻同盟が盗用したことが原因、と言われても間違いではありません、その後もアークエンジェルのオーブ軍への編入もあり、現在に至るまでラクスさん……クライン議長の個人所有物として容認されています」
アリエルス「そうだな、だがそういった経緯とはいえ、流れたデータを我が国が流用したことは事実だ、まずはその点を謝罪させてくれ」
メイリン「……わかりました」
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