『オーブ農園地区』
遠くでオーブの市街地が炎上して黒煙を上げている
???「さすがにこれは鷹が動きそうだな……とりあえず虎は伏して待つか」
『レイヴン宇宙支部』
ラムレザルはシャワーを浴びていた
激しく電話が何度も鳴っている
ラムレザル「んだよ~!うるせ~な~」
まだ泡だらけの身体を、さっと拭いて電話を確認する
ラムレザル「……母さんか、なんだ?何度も」
ラムレザルが折り返そうとすると、再度母親から電話がかかってきた
ラムレザル「ハイハ~イ、どうした~?母さん」
母親「ラム、オーブが攻撃されたわ」
ラムレザル「それは知ってる、俺もレイヴンだからな」
母親「オーブの被害も知っているの?」
ラムレザル「!?被害だと!?」
現状、まだラムレザルまでは、そこまでの情報は届いていなかった
いや、ちょうど今届いた
もちろん、事実が全て記載されている
……ルミナの名も…………
ラムレザル「今ちょうど軍から連絡が来た、ちょっと待って母さん………………………………アイツら~何やってやがる!!」
母親「それでね、ラム……倒壊したビルはお父さんの会社なの…………お父さんはまだ見つかっていないけど……ビル内に居たのは間違いないみたいで……」
母親は息子の前で堪えていたが、涙はすでに溢れていた
ラム「なんだと!?……ルミ……!!」
ラムレザルはルミナの名を言いかけて呑み込んだ
おそらく、母親はルミナとまでは知らないだろう
ラムレザル「!?エルは!?無事なのか!?」
母親「……エルは大丈夫……私も……怪我一つないわ」
ラムレザル「…………そうか……ごめん母さん、そっちに行きたいけど、俺にはやらなければならないことがある」
母親「わかってるわ、ごめんねラムも忙しいのに」
ラム「何言ってんだ!安心してくれ母さん!俺が必ず父さんの仇を討つ!!」
エルフェルト「お兄ちゃん」
母親はエルフェルトに解らないようにラムレザルに電話をしていたが、気付いたエルフェルトが母親から強引に電話を取った
ラムレザル「エル……ごめんなそっちに行けなくて」
エルフェルト「大丈夫だよお兄ちゃん、ありがとう……お兄ちゃん絶対あんな奴らに負けないでね」
ラムレザル「わかってる!兄ちゃんに任せとけ!」
母親「じゃあラム、また連絡するわ」
ラム「ああ、遠慮しないで連絡してくれ、俺も手が空いたら連絡するようにする」
母親「ありがとう」
ザフト兵であると聞いていたエルフェルトの20歳の兄、それはラムレザルのことだった
ラムレザル(…………ルミナ!!!…………)
ラムレザルはこの怒りをどこにどう向けるべきかを考えていた、クアンタム?ルミナ?オーブ?レイヴン?殺す?社会的に?物理的?
少し風に当たって頭を冷やすことにした
ラムレザルはレイヴンのMSハンガー付近を何も考えずに歩いていた…………
そこにフェイトが通りかかった
フェイト「ラムレザル?どうした?お前……!?」
フェイトはラムレザルの顔を見て一瞬たじろいだ
ラムレザルの顔が狂気に満ちていたからだ
フェイト「大丈夫か?お前……」
ラムレザルの瞳だけがフェイトの方を向いた
ラムレザル「…………ああ、隊長……なんすか?」
フェイト「なんすかってお前…………!?まさか」
ラムレザル「父さんがね……死んだんすよ」
フェイト「!?………………俺も5歳の時に大戦で母を亡くしている、知っていると思うが間接的に討ったのはフリーダムやジャスティスだ、だが俺はそうは思っていない、いつも冷静で頭のいいお前なら解るはずだ…………いいなラムレザル…………判断を誤るなよ」
ラムレザル「…………」
今はラムレザルに何を言っても届かない、だが、いきなりバカなマネをすることはないだろう
フェイトは今はそっとしておくことにした
フェイト(しばらくしたらまた見に来るか……)
その日、フェイトは何度か様子を見に行ったが、ラムレザルは朝になるまで自室に戻ることはなかった
第三回オリジナルキャラクター人気投票
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シュダ・ザラ
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サクラ・ラーズバード
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ソル・デ・フラガ
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カイ・ザ・フラガ
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ルミナ・ストライフ
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セフィリア・クライン
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フェイト・グラディス
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ラムレザル・トレイター
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エルフェルト・トレイター
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レンジ隊長