機動戦士ガンダムSEED RAVEN   作:shuda

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PHASE:26 世代交代

『プラント』

 

ザフトとは無関係のターミナル

 

技術者「ラクス様、お聞きしていた5機の内、すでに2機はロールアウトしました、残り3機の製造はこのまま進めてもよろしいでしょうか?」

 

ラクス「はい、ありがとうございます、出来るだけ早く残りの3機を完成させてください」

 

技術者「畏まりました」

 

ラクス「調整に関しては操作性よりも性能を上げるようにしてください」

 

技術者「ハイ、承知しております」

 

 

 

『レイヴン本部』

 

キラの呼び掛けで

レイヴン、オーブ軍、ザフトによる三軍会議が通信にて行われていた

 

キラ「……というのが、クアンタムに対する僕の見解なんだけど、どうかな?」

 

イザーク「そんなものは、ただの憶測でしかないだろう!白旗を振って討たれたらどうする!」

 

ディアッカ「まぁもっともな話だな」

 

アスラン「だが、キラの言っていることもわからなくもない、特に今回のオーブ襲撃に関しては、確かに直接的には何もされていない」

 

イザーク「そんな悠長なことを言っているからオーブが被害をうけたんじゃないのか?」

 

アスラン「イザーク!!」

 

ディアッカ「落ち着けよ、二人とも」

 

シン「イザークさんが言っていることは、事実だと思います」

 

アスラン「…………シン!?」

 

シン「応戦しようが、話し合いしようが、市民に被害が出ることは避けないといけません……絶対に」

 

キラ「うん、それは絶対にダメだね」

 

ディアッカ「……なら、どうすんだ?」

 

イザーク「戦う必要があるなら戦う、でも話せるのなら話す……そんなところだろう」

 

キラ「うん、市民への被害は、もう絶対にダメだから」

 

アスラン「制圧ではなく、阻止というわけか」

 

シン「それが、そもそものレイヴンの戦う理由のはずですし」

 

イザーク「それはザフトも同じだ!」

 

ディアッカ「オーブもそうじゃねえかよ、イザーク」

 

イザーク「わかっている!!そんなことは!!」

 

アスラン「だがどうする?キラ、具体的な手はあるのか?」

 

キラ「RE粒子の探知機が出来たら、彼らのところへは僕とセフィリアとシュダで行ってみる」

 

シン「え!?」

 

ディアッカ「艦隊は?まさかお前ら3人だけで行くってのか?」

 

キラ「うん、どうかな?アスラン」

 

アスラン「…………アイツも軍人だ、俺に聞くな」

 

ディアッカ「…………はあ……ったくお前は……」

 

イザーク「SEED保有者のみでってことか……しかしキラ、お前まで行くことはなかろう」

 

キラ「うん、でも僕は責任者として行くから」

 

アスラン「キラ!お前まさか!」

 

イザーク「バカか!キサマ!何を言っている!」

 

ディアッカ「……!?お前!もしもの時は二人を逃がして自分が囮になるつもりか!」

 

シン「それなら俺が行きます!俺だってSEED保有者です!」

 

キラ「やっぱり、若い彼らをそんなことで死なせるわけにはいかないし、君達にはザフトやオーブ軍、レイヴンを指揮して欲しいから……もしそうなっちゃったら、みんなで世界を守って欲しい」

 

イザーク「ラクスやセフィリアはどうする!お前だって父親なんだぞ!」

 

キラ「うん、でも二人とも世界のために戦ってる立場だから…………二人にはちゃんと話すよ」

 

アスラン「キラ……俺は昔カガリに『逃げるな、生きるほうが戦いだ』と言われた」

 

キラ「僕の戦いは『生きる戦い』じゃなくて『生かすための戦い』なんだと思う」

 

シン「『生かすための戦い』……」

 

ディアッカ「……こういう時のお前は言い出したら聞かないからな……」

 

イザーク「知るか!勝手にしろ!だが二人を逃がしたら同時にすぐに俺達に連絡させろ!全軍で奴らを落としてお前を回収する!」

 

アスラン「…………わかった、キラ……シュダには俺が話す」

 

 

 

20年前、『何度吹き飛ばされても、花を植える戦い』をしていた彼ら

今は『花を植える人達を守り、花を生かす戦い』へと世代交代していた

 

第三回オリジナルキャラクター人気投票

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