セレネを飛び出したエルフェルトは母親に腕を捕まれた
母親「エル?どうしたの!?」
すぐにマリューも追い付いた
エルフェルト「あの人……オーブ軍の人…………」
母親「え?…………知ってる人なの?」
エルフェルト「前に失くしたイヤリング探して貰って…………」
母親「そう……」
マリュー「…………」
エルフェルト「わかってるの……お兄ちゃんも軍人さんだし、守るために撃ったんだって、お兄ちゃんも言ってた、もし俺でも撃ってたって、だからわかってるの…………でも…………」
マリュー「ごめんなさい…………彼が軍人なのは私も知っていたけれど、まさかエルフェルトさんと鉢合わせするなんて…………」
母親「いえ、マリューさんに非はありませんよ」
マリューの謝罪には、ルミナがレイヴンであることや、ビームを撃ったのがルミナであることも含まれていたが、そんなこと言えるはずもなかった…………
マリュー(……!?お兄さん?……まさか……軍人?……口振りからすると、ザフト?……確か……ファミリーネームは……トレイター……トレイター……どこかで……)
母親「今日はこれで失礼します」
マリュー「ええ……わかりました……」
マリューがセレネに戻ると、すでにシュダとサクラの姿はなかった
ムウ「マリュー……」
ムウは難しい顔をして首を横に振った
ルミナは呆然として、ただただ涙を流していた
マリュー「シュダくん達は?……」
ムウ「帰らせたよ……あいつらに今出来ることはないからな」
マリュー「そうね……」
ムウ(シン……お前なら……オーブで家族を失くしたお前なら、ルミナやエルフェルトに何か言ってやれるか?…………)
『ザフト本部 研究施設』
研究員「完成しました」
イザーク「よし!」
研究員「まだまだ索敵範囲は数km程度ですが、射撃や砲撃兵器の照準に組み込むことも可能です」
イザーク「すぐにこのリストと戦闘艦とMSに搭載しろ!最優先は先見隊の3機だ!オーブ軍にもすぐに設計データを送れ!」
研究員「ハッ!」
イザークはすぐにキラとディアッカに連絡し
その一報はラクス、カガリ、アスラン、シンにも伝えられた
『数日前』
『ザフト本部 司令官執務室』
イザーク「機体を貸して欲しいだと?やはりお前も、今は自分の機体なぞなかったか」
キラ「うん、一応ラクスのファクトリーに、ずっと保管されてるストライクフリーダムならあるんだけど」
イザーク「そんなもの骨董品だろう!俺が赤どもの訓練に使ったフリーダムならともかく」
キラ「そういえば、なんでフリーダムを造ったの?」
イザーク「時期主力MSのベースにしようと考えていたんだが、なにぶん設計データが古くてな、一部紛失もしていたし……だから一旦組み上げさせたんだ」
キラ「そうだったんだ」
イザーク「まさか使うことになるとは思っていなかったがな」
キラ「フリーダムか……」
イザーク「あれは辞めておけよ、新造したとはいえ、スペックは20年前のものだ」
イザークはフリーダムを駆り、赤服達を圧倒していたが、それはあくまでも赤服達が弱体化していたということであって、フリーダムのスペックが高いわけではない
当然、クアンタムを相手に出来るような機体ではなかった
イザーク「『アレ』なら何とかなるかもな」
キラ「?」
イザーク「セフィリアのアブソリュート開発段階で、実は試作機があってな、それなら調整次第で何とか」
キラ「いいの?」
イザーク「ああ、構わん、だが調整はレイヴンでやれよ、ザフトにそんな余裕はない」
キラ「うん、ありがとう」
二人は奥のMSハンガーに向かった
イザーク「この機体だ、ZGMF-X60/70SC-0アブソリュートゼロ、セフィリア用に開発した機体の試作機だが、お前なら問題なく扱えるだろう」
キラ「ありがとう、すぐにレイヴンに運ぶよ」
第三回オリジナルキャラクター人気投票
-
シュダ・ザラ
-
サクラ・ラーズバード
-
ソル・デ・フラガ
-
カイ・ザ・フラガ
-
ルミナ・ストライフ
-
セフィリア・クライン
-
フェイト・グラディス
-
ラムレザル・トレイター
-
エルフェルト・トレイター
-
レンジ隊長