機動戦士ガンダムSEED RAVEN   作:shuda

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PHASE:31 ゼロ

セレネを飛び出したエルフェルトは母親に腕を捕まれた

 

母親「エル?どうしたの!?」

 

すぐにマリューも追い付いた

 

エルフェルト「あの人……オーブ軍の人…………」

 

母親「え?…………知ってる人なの?」

 

エルフェルト「前に失くしたイヤリング探して貰って…………」

 

母親「そう……」

 

マリュー「…………」

 

エルフェルト「わかってるの……お兄ちゃんも軍人さんだし、守るために撃ったんだって、お兄ちゃんも言ってた、もし俺でも撃ってたって、だからわかってるの…………でも…………」

 

マリュー「ごめんなさい…………彼が軍人なのは私も知っていたけれど、まさかエルフェルトさんと鉢合わせするなんて…………」

 

母親「いえ、マリューさんに非はありませんよ」

 

マリューの謝罪には、ルミナがレイヴンであることや、ビームを撃ったのがルミナであることも含まれていたが、そんなこと言えるはずもなかった…………

 

マリュー(……!?お兄さん?……まさか……軍人?……口振りからすると、ザフト?……確か……ファミリーネームは……トレイター……トレイター……どこかで……)

 

母親「今日はこれで失礼します」

 

マリュー「ええ……わかりました……」

 

マリューがセレネに戻ると、すでにシュダとサクラの姿はなかった

 

ムウ「マリュー……」

 

ムウは難しい顔をして首を横に振った

ルミナは呆然として、ただただ涙を流していた

 

マリュー「シュダくん達は?……」

 

ムウ「帰らせたよ……あいつらに今出来ることはないからな」

 

マリュー「そうね……」

 

ムウ(シン……お前なら……オーブで家族を失くしたお前なら、ルミナやエルフェルトに何か言ってやれるか?…………)

 

 

 

『ザフト本部 研究施設』

 

研究員「完成しました」

 

イザーク「よし!」

 

研究員「まだまだ索敵範囲は数km程度ですが、射撃や砲撃兵器の照準に組み込むことも可能です」

 

イザーク「すぐにこのリストと戦闘艦とMSに搭載しろ!最優先は先見隊の3機だ!オーブ軍にもすぐに設計データを送れ!」

 

研究員「ハッ!」

 

イザークはすぐにキラとディアッカに連絡し

その一報はラクス、カガリ、アスラン、シンにも伝えられた

 

 

 

『数日前』

 

『ザフト本部 司令官執務室』

 

イザーク「機体を貸して欲しいだと?やはりお前も、今は自分の機体なぞなかったか」

 

キラ「うん、一応ラクスのファクトリーに、ずっと保管されてるストライクフリーダムならあるんだけど」

 

イザーク「そんなもの骨董品だろう!俺が赤どもの訓練に使ったフリーダムならともかく」

 

キラ「そういえば、なんでフリーダムを造ったの?」

 

イザーク「時期主力MSのベースにしようと考えていたんだが、なにぶん設計データが古くてな、一部紛失もしていたし……だから一旦組み上げさせたんだ」

 

キラ「そうだったんだ」

 

イザーク「まさか使うことになるとは思っていなかったがな」

 

キラ「フリーダムか……」

 

イザーク「あれは辞めておけよ、新造したとはいえ、スペックは20年前のものだ」

 

イザークはフリーダムを駆り、赤服達を圧倒していたが、それはあくまでも赤服達が弱体化していたということであって、フリーダムのスペックが高いわけではない

当然、クアンタムを相手に出来るような機体ではなかった

 

イザーク「『アレ』なら何とかなるかもな」

 

キラ「?」

 

イザーク「セフィリアのアブソリュート開発段階で、実は試作機があってな、それなら調整次第で何とか」

 

キラ「いいの?」

 

イザーク「ああ、構わん、だが調整はレイヴンでやれよ、ザフトにそんな余裕はない」

 

キラ「うん、ありがとう」

 

二人は奥のMSハンガーに向かった

 

イザーク「この機体だ、ZGMF-X60/70SC-0アブソリュートゼロ、セフィリア用に開発した機体の試作機だが、お前なら問題なく扱えるだろう」

 

キラ「ありがとう、すぐにレイヴンに運ぶよ」

 

第三回オリジナルキャラクター人気投票

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  • ラムレザル・トレイター
  • エルフェルト・トレイター
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