『レイヴン地球支部』
シン「では、カイ・ザ・フラガのフラガ離隊および、ローレック隊を引き継ぎ、新たに隊長として正式に通達する」
カイ「ハイ!…………フラガ隊っすかぁ?……」
シン「そこなんだよな、何かいい隊名ないか?」
カイ「俺の機体名でもいいですかねぇ?」
シン「キヨミツ隊か……いいんじゃないか?」
カイ「了解しましたぁ」
『レイヴン地球支部 食堂』
シュダ「でも、まさかカイさんが隊長かあ」
カイ「なんだよぉシュダ、文句あんのかぁ?」
シュダ「そんなんじゃないですよ(笑)」
サクラ「それよりもローレック隊長の除隊には驚きましたよ」
ソル「そうだな、ルミナの件でレイヴンからの離隊は早々に聞いていたが、まさか除隊までしてしまうとは……」
シュダ「戦闘機会の多いレイヴンでも、俺が入ってから殉職なんて初めてですもんね」
カイ「そんなもん、俺も初めて見たよぉ」
サクラ「ルミナ…………」
カイ「…………まぁサクラの場合は、めでたい除隊だろうけどな(笑)」
悲しそうな顔のサクラを見て、カイさんがふざけた
サクラ「なんですか?それ?」
食事を摂りながら、淡々とソル隊長が意味を説明した
ソル「……シュダと結婚か出産だろ…………」
シュダ「な!?」
サクラ「ちょ!!なんですか!?それ!!」
カイ「じゃあなぁ、ごちそうさん、俺はキヨミツ隊の引き継ぎに行ってくるわぁ」
サクラ「ちょっと!カイさん!……」
シュダ(カイさん……サクラを気遣っての言動だろうけど……)
シュダ「俺も行きますね」
ソル「ん?」
シュダ「作戦とかじゃないとは思うんですけど、シン司令に呼ばれてんですよ」
確かにシンのおっさんから呼び出しを受けていたが、まだ呼ばれている時間はかなり先だった
カイさんが茶化すから、サクラと居づらくなったってのが本音ではあった
『ダイダロス』
クレア「まずは私が中に入って様子を見るわ」
新人隊員「危険ですよ、隊……クレアさん」
クレア「大丈夫よ、私のカトレアは最速のMSよ」
クレアがカトレアをダイダロス内へと歩かせる
中には当然電灯などはない、クレアは戦闘艦に連絡した
クレア「こちらカトレット、粒子の反応はないまま?」
戦闘艦艦長「はい、いまだ無反応です」
クレア「わかったわ」
クレアは更に奥へと進み、安全だと判断したため隊員達をダイダロスへ入れた
熟練隊員「特に異常はありませんね」
新人隊員「散開しますか?」
クレア「いえ、全員で行動する」
クレア達はダイダロスをくまなく調べ、残すはレクイエムのみとなった
ここには元々、核動力炉があったためクアンタムとは別の意味で危険だ
これまでダイダロスはもちろん、プトレマイオスやアルザッヘルが放置されてきたのには、そういった意味もあった
クレア「何よ……これ……」
隊員達「!!……」
レクイエム内部には、金属のパイプやコードが無数に張り巡らされていた、それはまるで金属の森のようだった
旧連合が元よりこんな設計をしたとは思えない
もちろんザフトが奪取してザフトが行ったとも考えられない
クレア「まるで鳥の巣ね……」
熟練隊員「どうしますか?クレアさん」
クレア「一部、持ち帰りましょう、念のために隔離ポットに入れて」
新人隊員「はい」
クレア(なんなの?いったい……しかし彼らが居なかったことには安心したわ、最悪の場合は艦からの主砲でダイダロスごと……と思ってたから)
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