俺はシンのおっさんに呼び出されて、MSハンガーに来ていた
シュダ(なんでまたMSハンガーなんだ?)
シンのおっさんは整備士と話していた
シン「来たか、シュダ」
シュダ「どうしたんですか?こんなところで」
シン「お前に見て欲しい物があってな」
シンのおっさんは端末の画面を俺に見せてきた
シュダ「これは!?」
シン「先日、キラさんから新しい機体のデータ監修を頼まれてな、その中に近距離戦闘特化型があったから、お前の意見を聞きたくてな」
それは、機体全体に無数のビームサーベルを装備したMSだった
シュダ「ビーム刃は長さ調節出来るんですか?」
シン「いや、それは無理だな」
シュダ「特に膝のビームサーベルは、あまり長いと機体の動きが制限されるので、ナイフぐらいの刀身でいいと思います」
シン「なるほど……」
シュダ「あとは……このバックパック、せっかく遠隔操作可能でしかも自力航行出来るなら、例えば母艦に予備を搭載していて、分離した時の機動力低下をすぐに予備の換装で補うとか……」
シン「インパルス方式か……面白いな、ありがとう、参考になったよ」
シュダ「それ、誰の機体なんですか?」
シン「さあな、そこまでは聞いてないけど、レイヴンで開発した物らしい」
シュダ(俺の機体かな……なんてことも思ったけど、多分違うな、俺っぽくないというか……俺のデータが生かされているとは思えない、射撃系の装備もあったし)
『レイヴン本部 総司令官執務室』
ディアッカ「キラ!カトレット隊が戻ったぞ」
ディアッカが慌ててキラに通信を入れてきた
キラ「どうだった?何か見つかった?」
ディアッカはクレアから報告を受けた映像と回収した物の写真をメールで送った
キラ「なんだろう、巣?……鳥かな……虫?……」
ディアッカ「ああ、カトレット隊長も鳥の巣って表現をしてたな、とりあえず現物をザフトの研究室で調査してもらう」
キラ「解った、ありがとう」
続けてシンからも通信が入った
キラ「シン、ちょうど今カトレット隊が戻ったってディアッカから聞いてたんだ、調査報告書を送るよ」
シン「わかりました」
キラ「シンはこの前頼んだ件かな?」
シン「ハイ、まずは…………」
シンはシュダに提案して貰った案や、その他オーブでの新技術である、ヴォワチュール・リュミエールをビーム砲撃エネルギーに変換する兵器や、同じくヴォワチュール・リュミエールを推進力に変換して利用する技術、ガンブレード、MSに搭載可能な小型の陽電子砲などを盛り込んだ調整案を提示した
キラ「うん、やっぱり技術を発展させるのはザフトが秀でてるけど、技術の開発はオーブ軍のほうが凄いね」
シン「ありがとうございます……でもその機体はいったい…………」
キラ「それは僕も知らないんだ、全部ラクスがやってて」
シン「やっぱりそうでしたか、受け取った時に、ザフトの機体じゃないって言ってたんで、そうかなって思ってました」
キラ「気付いてた?」
シン「多分、みんな気付いてますよ」
キラ「でも、ホントに誰のための機体か教えてくれないんだよね、必要な時がくれば必要な人にお渡ししますってだけ言ってたけど」
シン「必要な時……必要な人……俺には難しくて解らないですね」
キラ「僕だって解らないよ」
シン「!!なんですか!?これ……」
キラ「え?」
シン「いえ、今カトレット隊の報告書を見てたんですが……これは……」
キラ「うん、ザフトの研究室が調査してくれてるんだけど……本当にエヴィデンスかも……しれないね」
シン「まさか!?化石ですよあれは」
キラ「でもいまだに正体は不明のままでしょ?」
シン「それはそうですが……」
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