それから数日は、ずっとザフトのMSドライでの操縦訓練がメインだった
そして今日は初めて基地外の宇宙空間での操縦訓練だ
シュダ「さすがにザフトの機体は宇宙での運用がメインだからか、スラスターが軽いな」
基地内では、ほとんどスラスターを使うことはなかったが、宇宙空間では全てのスラスターを使う
元々宇宙仕様だからか、性能がいいのか、カグヅチの感覚で踏み込むと急加速してしまう
ただ、やることは資材の運搬というくだらない作業であることに変化はなかった
数日後、訓練終了時
クレア「明日からは射撃訓練に移るわ、良かったわね、あんた達、やっと退屈な資材運びも終わりよ」
同期兵は喜んでいたが、俺はガッカリだ
射撃訓練なんかするぐらいなら、資材運びをやっていたい
俺は射撃が苦手だし、嫌いだからな
それから1週間ほどは、俺にとっては地獄だった
クレア「資料通りホントに苦手なのね、ザフトの機体だから?」
……違った……
俺はすでにドライの扱いには慣れていた
ホントに射撃が苦手なだけだ
クレア「まぁいいわ、明日からは自分達の機体だし問題ないでしょ」
やっとカグヅチに乗れる!!
さぁどんな訓練でも来やがれ!!
『ザフト本部 MSハンガー』
久しぶりに見るカグヅチだ
クレア「昨日も言ったけど、今日からは自分達の機体で訓練よ、それと……今日からは私の部隊と一緒に訓練してもらうわ」
奥の詰所から2名のザフト兵が出てきた
二人とも赤服だ
ザフト兵と俺達でそれぞれタッグを組んでの訓練らしい
俺の相棒はセフィリア・クラインという女性だった
クレア「セフィリアーまた胸大きくなったんじゃない?」
セフィリア「さあ、どうでしょうか、最近計っていませんので」
クレア「あとで私に計らせてよ」
セフィリア「……嫌です」
クレア「ケチねー」
初対面の時にちょっと違和感を感じていたけど、クレアさんって、そういう趣味が?(笑)
まあ、確かにセフィリアは顔立ちも綺麗で、スタイルもいいけど………………俺は興味無いね
しかし、クラインか……まさかと思って聞いてみると、やっぱり伝説のスーパーコーディネーター、キラさんの娘だった
後日、クレアさんに聞いた話だとザフトの士官学校を主席で卒業したらしい
以前、クレアさんが言っていた『運命』ってのはそういうことか……
大戦の2大英雄の子供…………
でも、オヤジはオヤジ、俺は俺だ
セフィリアだって俺にとってはザフトの赤服でしかない
クレア「まずは、タッグで資源衛星周辺に設置したマーキングデブリを発見し撃破、時間内に出来る限りのデブリを破壊しなさい、もちろん時間内に戻らなければ0点、やり直しよ」
シュダ(なるほどね、こうやってザフトの機体も扱いを知って、さらにザフト兵と連結出来るようになるのが目的か)
同期兵の得点は65点だった
クレアさんの反応を見る限り、まぁまぁの評価なようだった
クレア「じゃあ、次はあんた達ね、行くわよ…………GO!!」
俺はとりあえず様子を見て、先行するセフィリアの少し後を飛行した
シュダ「!!」
ビューーーーーン!!
シュダ「!!」
ビューーーーーン!!
俺が発見した瞬間
セフィリアはすでにデブリを撃ち抜いていた
しばらく行くと、広いデブリベルトに出た
セフィリア「かなり広範囲ですね、二手に別れますか?」
シュダ「ああ、なら俺は左側を!右側はよろしく!」
俺はすでにレーダーにたくさんのデブリを捉えていた左側を選んで先行した
1…2……3…4.5………6
シュダ「よし!結構な数を破壊したぞ」
ふと、セフィリアの向かった右側に目を向けた瞬間
シュンッ!シュンッ!
シュンッ!シュンッ!
シュダ「おいおい、2挺ロングバレルのライフルを持ってたから、遠距離タイプだとは思ってたけど、ドラグーン持ちかよ……こっちは近距離特化だってのに……まあ俺の意向だけど……」
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