『緋桜一刀流 剣術道場』
ホントに久しぶりだな
3年ぶりぐらいか
シュダ「変わってないな(笑)」
木造の平屋の建物で、電子ロックすら使っていない
大昔に日本という国で主流だった建築方法で、オーブ建国当時からまったく外観は変わっていないらしい
何世紀前からあるんだよ!
俺にはよくわからないが、風情?というものらしい
シュダ「失礼します」
俺は門の前で一礼してから扉を手で開いた
建物の手前には広めの庭があり、門下生であろう少年達が掃除をしていた
シュダ「申し訳ない、元門下生のシュダ・ザラという者だけど、ヒジカタ師範はいらっしゃるかな?」
その一言で少年達は、俺の道場での立場を理解したんだろう、深く一礼をして一人の少年が俺の方へと歩いてきた
少年「師範は道場にいらっしゃいます、こちらへどうぞ」
少年に案内されるまでもなく道場の場所は覚えていたが、礼儀正しい少年に着いて行くことにした
他の少年達は掃除に戻ったが、みな俺のことを観察している
少年「失礼します」
少年が道場への扉を開けて中へ入る
少年「師範、シュダ・ザラという方がお見えです」
ヒジカタ「!シュダ!?おお!これは久しいな」
シュダ「ご無沙汰しています」
ヒジカタ「どうした?また突然」
シュダ「ちょっと休暇が貰えましたので、久しぶりに師範に稽古をつけて頂こうかと思いまして」
ヒジカタ「構わんが、師範代として門下生の稽古をつけてやってくれんか」
シュダ「"元"師範代ですよ、それに今はただの軍人です」
ヒジカタ「とは言ってもお前のことだ、腕は鈍っておらんだろう」
シュダ「どうですかね……」
ヒジカタ「………………なるほど」
詳細はわからなくても、俺が道場に来た理由を師範には見透かされているようだ
門下生達(ほらな、やっぱり師範代だ)
門下生達(マジかよ)
門下生達(オーブ軍に入ったって人?)
門下生達(師範みたいに強いのかな)
門下生達(12歳で師範代だろ、そりゃ強いだろ)
庭で掃除していた門下生達が聞き耳を立てて、小声でざわつきだした
ヒジカタ「門下生も稽古をつけて貰いたいようだ、少し頼む」
シュダ「わかりました」
まあ少しならいいかな
俺は軽く1時間ほど門下生の稽古に参加した
シュダ「師範、1本勝負お願いできますか?」
ヒジカタ「……いいだろう」
師範は緋桜一刀流の基本の構えである
腰を落とした低い正眼に構えた
対して俺は借りた木刀で居合に構えた
……………………
しばらくにらみ合いが続き、師範が木刀を引いた
ヒジカタ「……もういいだろう」
シュダ「……はい、ありがとうございました」
門下生達「え!?」
門下生達「終わり?」
門下生達「初太刀もなかったぞ」
門下生達「どうされたんだ?」
シュダ「では、そろそろ失礼します」
ヒジカタ「ああ、また迷ったら来い、いつでも構わん」
シュダ「ありがとうございます」
俺は一礼して道場から出ようとした
ヒジカタ「シュダ!忘れるな!『剣は目的であってはならん、あくまでも手段』だ!」
シュダ「はい!ありがとうございました!」
クアンタムが現れ、奴らの力に圧倒されて
ルミナが殺されて、世界も動き出した
復讐とまでは言い過ぎだが、俺は奴らと戦うことにこだわり過ぎていた
俺が剣(MS)を握るのは守るため
それは解ってはいた、そもそも俺が軍に入ったのはその為だし、忘れたことなどない
でも、間違いなく心は揺らいでしまっていた
それをもう一度確固たるものにする為に俺は道場に来た……師範と剣気をぶつけ合って、自分自身でも初めて気付いたことだけどな
さて、一旦シャワーでも浴びに帰るかな
第五回オリジナルキャラクター人気投票
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シュダ・ザラ
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サクラ・ラーズバード
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ソル・デ・フラガ
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カイ・ザ・フラガ
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ルミナ・ストライフ
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セフィリア・クライン
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フェイト・グラディス
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ラムレザル・トレイター
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エルフェルト・トレイター
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レンジ隊長
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ローレック元隊長
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クレア・カトレット
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ルーティ・グランツ
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リッド・アシュフォード
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ミラ・アルベイン
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ユウリ・アルベイン
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ハムリ・アズラエル