シン「その機体はどこで手に入れた!!」
シンはハムリがデスティニーを使っていることがどうしても気になっていた
ハムリ「……まあいいでしょう…………これは月面で手に入れました、改修して大量の核を搭載しました、父への手向けの花火ですよ!!」
シン「!!俺が使ったデスティニーか……」
アスラン「この防御網の中で、どうやってアプリリウスに入った」
ハムリ「(笑)それは……今から見せてあげますよ」
そう言った途端
ハムリのMSが視界から消えた
瞬時に高速航行した?……違う
これはミラージュコロイドだ
ディアッカ「なるほど、まあ確かに1機だけなら上手くやれば潜り込めるな」
イザーク「だが、ミラージュコロイドではスラスターもPS装甲も使えん!抑えるぞ!」
6人は周囲を警戒した
不意にルナマリアのジンが背後から打撃された
ルナマリア「!クッ!……シン!私の後ろ!」
シン「わかった!」
シンが実態剣で飛びかかる
ギィィィィィーーー!!!
アスラン「!?ミラージュコロイド中に実態剣を防いだ!?」
ディアッカ「なんだと!?」
イザーク「そんなわけがあるか!?」
イザークも実態剣で斬りかかるが完全に防がれた
シン「なんで!?ミラージュコロイドだろ!?」
ハムリ「いつまでそんな昔の話をしているのですか?技術は常に進歩するものです、例え戦争が終わってしまったとしてもね」
ハムリはミラージュコロイドの技術を発展させ、ミラージュコロイド中でもPS装甲を使用可能にしていた
しかも、このMSは元々デスティニー、核エンジンが動力だ
半永久的にミラージュコロイドとPS装甲を持続出来る
キラ「…………」
イザーク「ダメだ!早く止めんと!核を射たれる」
ディアッカ「案外、安心かもな」
シン「え!?」
アスラン「確かに……ハムリの標的は俺達だ、俺達を討つか、劣勢にならない限りは射たないだろう、しかし…………」
イザーク「だからと言って安心は出来ん!」
ディアッカ「でも、どうするよ、いくら郊外でもプラント内でビームを乱射するわけにはいかないだろ」
イザーク「!?グゥッ!」
今度はイザークが攻撃を受けた
アスラン「何とか外へ……」
シン「そんなことどうやって……」
キラ「Nジャマーキャンセラーを破壊しよう」
いくら発展したミラージュコロイドでも、スラスターの噴射までは隠せない
すでにNジャマーを除去する条約が締結されていたが、実際のところC.E.97年に至っても、ほとんどのNジャマーの除去は出来ず、C.E.77年においてはプラント周辺のものすらも、撤去出来ていなかった
もっとも、プラント周辺のジャマーは核兵器への防衛策になるため、『撤去出来ていない』ではなく『撤去していない』が正しい表現だったが……
事実、C.E.97年までにプラント周辺のNジャマーは1基も撤去されない
つまり、プラント周辺はC.E.70年以降、常にNジャマーの影響下にある状態だ
そういった情勢が、有視界領域で活躍するMSが、主力の兵器として存命する理由となっていた
イザーク「……行くぞ!ディアッカ!シン!」
ディアッカ「オーライ!」
シン「俺が先行します!ルナ!」
ルナマリア「援護するわ!」
イザークがハムリの位置を特定するために飛び出し、ディアッカとシン、ルナマリアはイザークの意図を理解して後に続いた
シンが実態剣でスラスター噴射が見えた場所に斬りかかり、イザークが牽制し、ディアッカとルナマリアがビームライフルで狙撃する
乱射さえしなければ、プラント内でも多少はビームライフルを使用出来る
もっとも、狙撃力の高い二人だから任せられるわけだが
イザーク「アスラン!」
4人の連携された攻撃でハムリに出来た隙をイザークは見逃さなかった
もちろんアスランはイザークに言われるまでもなく斬りかかっていた
斬!斬っ!
ハムリ「!!コイツらー!」
アスランがハムリの両手首を切り落とした
だが、それだけではない
キラもアスランとほぼ同時に突撃していた
ザクッ!!!
コックピットの下部、核エンジンのすぐ近くに搭載されたNジャマーキャンセラーをキラが綺麗に貫いた
ちょうどその頃、やっとザフト軍が現場に到着した
アスラン「よし!これで核は使えない!」
ハムリ「バカな!?」
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