ハムリが改修したデスティニーは、大量の核兵器を核エンジンに直結しており、しっかりと施設で改修を行わなかったために、MS自体の装甲などにも大量の放射線が検出された
その為、ザフトは本機の解体を非常に危険だと判断し、核兵器の信管を抜いただけで太陽系外へと放棄することを決定した
もっとも、使われていた新型のミラージュコロイドシステムは、のちのシュダのMSであるカグヅチに発展転用されることになるのだが……
『オーブ本島空港』
カガリ「結婚式の翌日に、結局はまたこっちに来なければならないとは大変だな」
キラ「仕方ないよ、僕もラクスもお互い仕事も責任もあるし」
カガリ「……すまないな」
キラ「カガリのせいじゃないよ、僕ら二人で相談して決めたことだしね」
カガリはオーブ政府のシャトルで、キラ達はオーブ軍のシャトルでオーブ本島へと降下していた
ムウとマリューは、プラントに上がったついでに観光してから戻るという話だった、もっとも彼らは一般市民であるから、カガリともキラとも違う一般のシャトルでの降下になる
そして、もちろんザフトであるバルトフェルドはザフトのシャトルでジブラルタルへと降下していた
シン「でも、名前はなんでクラインにするんですか?」
ルナマリア「バカねーラクスさんはクライン家の当主なのよ、当主が結婚だからって簡単に名前捨てられるわけないじゃない」
キラ「まあ、それもあるけどね(笑)、でも僕自身もクライン家に入ろうかなって」
カガリ(そうすることで、私との距離が遠くなり、私とラクスという繋がりを離した……というわけだな……他国に私とキラが姉弟であることを知られない為に……)
カガリはそこまで解っていながら、謝罪も感謝も何も言えなかった
メイリン「クライン准将ってことですね(笑)」
シン「じゃあ、俺らも今日からクライン隊?」
アスラン「そうだな」
カガリ「しかし、大変だったな、まさかアズラエルの息子がテロとは……」
キラ「でも、ロゴスってわけではなかったみたいだね」
アスラン「ああ、もしロゴスなのであれば、ジブリールの時に殺害されていただろう」
ルナマリア「あっ!シン!報告書!」
シン「あっ!しまった!ごめんなさい!俺ら急いで基地に戻ります」
キラ「どうしたの?」
ルナマリア「前回の作戦の報告書忘れてて、今日提出しろって言われてたんですよ」
キラ「いいよ、明日でも、結局最終的に見るの僕だし」
シン「キラさんが良くても、総務がうるさいんですよー」
シンとルナマリアがバタバタと基地へと戻っていった
アスラン「相変わらず、騒がしい奴らだな」
カガリ「私は良いと思うぞ、ああいうのも」
キラ「そうだね、ザフトの時みたいに、またアスランも部下に付けてみる?」
アスラン「遠慮しておくよ(笑)」
メイリン「そんなだからアスランさんは部下に『恐い』って言われるんですよ」
カガリ「そうなのか?優しいぞ?アスランは」
メイリン「………………」
メイリンはカガリの言葉に黙り込んでしまった
それに気付いたアスランは、メイリンの手を引く
アスラン「じゃあキラ、カガリ、『俺達』は行くよ」
カガリは自身の言葉がメイリンの心にどう届いたか気付き、キラはアスランの『俺達』という言葉で状況を察した
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