『レイヴン宇宙支部 司令官執務室』
ディアッカの個人用の電話が鳴る
ディアッカ「どうした?イザーク」
イザーク「レイヴンの施設移転という話を耳にしたが本当か?」
ディアッカ「ああ、俺達はもうザフトじゃないしな、いつまでもザフトの施設を間借りってわけにもいかないだろ?お偉いさんの目もあるしな」
レイヴンは宇宙と地球と双方で、ザフト、オーブ軍との接点を順次切り離していっていた
書類やデータの切り離しはまだまだ作業中ではあるが、物理的な切り離しとして施設の移転が行われることになった
もう少しデータ処理に時間をかけたかったというのが、ディアッカの本音ではあるが
いつまでもザフトとの物理的接点を持っていると、上位組織である統一国連合に何を言われるか解らない
これまで二大強国に口出し出来なかった他国も、統一国連合となっては黙ってはいない
イザーク「確か、マイウスだったか」
ディアッカ「ああ、アプリリウスってわけにもいかないけど、わけのわかんねえ衛星とかじゃないだけマシだな」
イザーク「家もマイウスなんだから、嫁や子供の為にもと考えれば、それで良かったじゃないか」
ディアッカ「まあな、毎日帰れるってのは嬉しいことだけどな」
いまだ独身のイザークと違い、ディアッカには妻子があった
妻はナチュラルで、もちろん(?)ミリアリアではない、5歳になる娘がいる
妻とは地上のNジャマー除去作戦の折り、地球に降下した際に出会ったらしい
ディアッカ「お前もそろそろ結婚したらどうだ?いいもんだぜ家族が居るってのは」
イザーク「家庭を持つことを否定はせんが、俺にとっては家族など邪魔なだけだ」
ディアッカ「まあ、考えは人それぞれだからな、なんにせよ大変だよ、これから」
イザーク「だろうな、厄介な上位組織がある上に、予算もかなり縮小されるだろうからな」
ディアッカ「ああ、その状態でクアンタムに対応しなきゃならねえのはキツイな」
イザーク「しかし奴ら……討伐作戦以来まったく現れないな」
ディアッカ「こっちは今まで以上に情報が欲しいってのに」
イザーク「こちらとしても、クアンタムとしても、かなり状況が変わったからな、次はどう出てくるか想像も出来んな」
ディアッカ「そこが問題なんだよなー大部隊で総攻撃でもされちゃあ敵わんぜ……そういえば、ゼロをQRIに引き渡したらしいな」
イザーク「ああ、アイツら突然当たり前のように引き渡し要求してきやがって」
ディアッカ「……全部渡したのか?」
イザーク「いや、せめてもとフリューゲルはフリーダムの翼と換装した、時間がなかったからな」
ディアッカ「なるほどね、まあある程度の情報はお前にも渡すようにするよ」
イザーク「それは助かるが、上には気を付けろよ」
電話中、イザークの部屋にシホが入ってきた
シホ「……失礼します、イザークさん……あっ申し訳ありません」
イザーク「いや構わん、相手はディアッカだもう終わる、すまんディアッカ、シホが何か報告のようだ」
ディアッカ「ああ、またな」
ディアッカ(ったく、そろそろ気付けよイザーク、シホもいい加減いい歳だぜ)
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