英雄伝説 南斗の軌跡   作:61886

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原作前
プロローグ さらば世紀末!そして新たな伝説の始まり‼︎


……………………

 

 

「南斗水鳥拳奥義‼︎飛翔白麗!」

 

 

レイの技が唸りユダの肩を貫いた。

 

「衰えたなユダ…」

 

 

 

「勝負はついたようだな」

ケンシロウの一声により勝負は終わり、ユダの部下たちは蜘蛛の子を散らすように逃げていった。

 

 

 

 

 

 

「レイ…おれより強く美しい男よ!!」

 

「フ…レイおれの心の中には いつもおまえがいた」

 

「だがとうとうおれはお前を超えることができなかった 最後の最後で幻影を突き放すことができなかった」

 

「そ…それがおれの弱さ!!」

 

「だからおれはマミヤになにもできなかった」

 

「フッ…おれが心から美しいと認めてしまったもの その前でおれは無力になる」

 

 

 

 

 

 

 

「ユダ…」

 

「フッ妖星が義星に心惹かれた時から妖星は義星によりその光を消す運命にあったのだ」

 

「レイ…おれがただひとりこの世で認めた男…」

 

「せめてその胸の中で!!」

 

そしてユダは糸が切れた人形のようにレイの胸の中で眠るようにして力尽きた。

 

 

 

 

 

 

「ユダお前もまた孤独‼︎だが…俺もすぐに行く…」

 

「さらばだ南斗六星拳伝承者妖星のユダ」

 

 

 

 

 

 

「レイ!!」

 

「フッ…とうとう最後の時がきたらしい」

 

 

「レイ!」

 

「マミヤ…いいか死兆星が頭上に落ちる日まで精一杯生きろ‼︎ たとえ一瞬でもいい‼︎女として生きろ女の幸福を求めるのだ‼︎」

 

「さらばだ!」

 

 

「レイ‼︎」

 

「くるな‼︎ きてはならぬ…俺はお前にだけは俺の砕けていく無様な死に方をみせたくはない」

 

せめて…どうか幸せに暮らせ、それが俺の願いだ。

 

 

「しあわせにな!」

 

 

「レ…レイ‼︎」

 

 

 

 

「トキ、世話になった」

 

 

 

「うむ」

 

 

 

 

「ケン 生つづけろ死ぬなよ 今の時代お前の北斗神拳が必要なんだ!涙を笑顔にかえるために」

 

 

 

「…うむ」

 

 

 

 

「に…にいさん」「レイ!」

 

 

 

 

 

「アイリよ…先にゆくにいさんを許せ…」

 

 

 

 

「さらばだ!」

 

 

「さらばだ」

 

 

「レイ…」

 

 

 

小屋の中に入ると、とうとう最後の時が来たようだ。

 

ドグオオオ‼︎‼︎…パァァ、

 

ゴト!

 

 

 

 

 

 

「‼︎」

 

扉の隙間からレイの血らしき液体が流れてきた。

 

 

 

 

 

 

「ううっ‼︎うわああ にいさぁん」

 

 

 

「レ…レイ」

 

 

「うう…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「レイ…忘れはせぬお前もまたよき宿敵シンと同じく 俺の中に生き続ける」

 

 

 

◇◆◇◆

 

 

 

そこで一人の男の命が散った筈だったが! 神がおこした偶然か!?または空の女神エイドスにより起こされた奇跡か!?その真相は今だ誰も分からない!

そしてこれより物語が始まった!果たして運命やいかに!

南斗と北斗、そして空の女神エイドスが交差する時!一体何が起こるのだろう‼︎‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………おねがい……………みんなを…まもって………………

 

 




どうも始めまして、デスマッチです
処女作であり人生初の投稿なので、誤字脱字、文書が幼稚など至らない箇所がありますが温かく見守って下さい。
どうかよろしくお願いします。

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